守護天使と悪魔
二話いきます、悪いところとかあったら教えてくれると嬉しいです。
次の話部分である程度説明を入れようと思います。
「で、私を呼んだ訳か…」
「そうです、先生」
あの後、私は月夜山桜 は格闘教室の先生、牙さんを呼んで事情を説明した。
牙さんは今年で七十近くなるおじいちゃんで今でも格闘家として掛け金とかが掛けられる裏大会などに出場して負けなしである(本人談)、あと私が守護天使であることを知っている、基本は守護天使に関しては秘密であり喋らない方がいいのだが……この人は偶々、私が守護天使として悪魔と戦って窮地に陥ってる時に乱入し魔物を手を足出さずになぶり殺した。
『ふぅ…流石に歳を取りすぎたか…また、速度が落ちとるなぁ』
その際、そう呟いていたので先生の全盛期がどんな感じに強かったのか気になりった、でもこの出会いを機に私は今の格闘教室に入り様々な技を覚え、守護天使状態では引き出してないが普通の状態ではどんな体格差の男子をボコれるようになった。
「サクラよ、それはお主の努力あってこそじゃよ…それにわしの全盛期はロクな死に方をした奴なんてあまりおらんよ」
「そ、そうかな…あとそんなにつよかったんだ」
牙さんは私の考えてることを分かっていたのかそう答えると、その人がいる部屋へ案内する。
「今はミネが応急処置して寝かしてあるから無害だけど、この人かなり強い…って、先生?どうして涙を流してるんですか?」
そして、私は先生に眠ってる男性について説明していると涙を流していることに気がついた、まるで昔あった旧友と再会してるかのような、そう例えるしか無かった。
「エド…お前もきたのか…」
「?、先生?」
先生は誰にも聞こえないような声で何かを呟き、それを聞いた私はその時先生がとびっきり若く見えた、そのあと先生はこの男の人をある程度観察したあとに包帯やら色々持って来いと言ってきたので私はそれらを先ほど中身を買い足してきたばかりの救急箱を持ってくる、そして先生は見事な手さばきで傷口に薬を塗り消毒剤で濡らしたガーゼを下に包帯を巻いていく、その動きはミネよりも手際が良かった。
「うう…ここは…」
「先生、眼を覚ましたよ!」
「むっ?そうか…それは良かった」
そして、暫くすると男性は眼を覚まして体を起き上がらせてこちらを見つめる。
「ひ…め…生きておられたので…」
「その子は別人じゃよ」
そして、その人は嬉しそうな声で何かを言おうとした時に先生が割り込んでそう言った。
「⁉︎、アンタは…気配からして暗殺者か?俺を知ってるのか?」
するとその男性は先生の声に殺気を放ちながらそう尋ねる…私は少しびくっとなった、何故なら彼の放つ殺気は誰もが怯むほど放っていたからだ。
「もちろん、知っておるよ…勇者エドワード・ウィゼル、まさか眠っておる間に儂のことを忘すれたのか?まぁ、老けてるから分からないかもしれないがな」
「なに?」
だが、先生はそれを気にもせずにそう答える…男性、いやエドワードさんはそれを聞くと難しい顔になり暫く思い返すように考えた後にこういった。
「まさか、キバなのか?和の国の暗殺者…餓狼牙…」
「ピンポーン!大正解じゃ!久しぶりだな、エド!」
それを聞いた先生は嬉しそうにそういう、それを聞いたエドワードさんはぎゅっと抱きしめて離した後にこういった。
「随分と老けたな…あの後、何があったんだ?」
エドさんはそう先生に尋ねると先生はニコッと笑みを浮かべてこう答える。
「話せば長くなるが…とその前にお前さんに頼みたいことがある」
そして突然、私の肩を掴んでこういった。
「この子の修行相手になってくれ、力のコントロール方法ならお前さんならいくらでも教えられるだろ?」
「構わないよ、ただ俺の方法だと少し手荒になるけどそれでよければ」
するとエドさんはそういうと、先生はニコッと笑って私にこう言った。
「エドの特訓はキツイぞ、まぁ…お前さんはエドと性質が似てるから問題ないじゃろう…」
私は話の状況についていけずポカーンと聞いていたが、エドワードさんの表情は柔らかかった、まるで昔と変わらないなという少し安心したという状態、まるで昔の友が以前と変わらない姿に安心していると言った表情だった。
東京、守護天使協会日本支部…天使会議室にて…
「今回の議題は強大な力を持った悪魔二人が日本に侵入してきたと天の神からの連絡がありました、その力は大天使に匹敵していると言われています」
「それほどの怪物が二匹も日本へ⁉︎、敵の詳細なデータが欲しいのですが…」
私、大上燐は上位クラスの実力者である守護天使と大天使様達と一緒に天使会議に参加していた。
「敵に関するデータは不足しており、現段階での情報はあまりにも少ない…分かってることは姿と名前だけです」
今回の会議は特例の緊急招集であり、私が所属してからはこういうことは無く珍しいと思っていたが…敵は大天使クラス、つまり神話転生状態の守護天使を狩れることができることも意味する…多分、遭遇した海外の守護天使達はやられていることだろうと推察できる、と考えているとスライドに敵の名前と姿に切り替わった。
「今回、海外の守護天使達と交戦した悪魔は悪魔軍幹部クラスと思われる、そして姿から見るに二人は白い方は虎人族、赤い方は龍人族だと考えられます、そして…白い虎人は無理でしたが赤い龍人族に関しては音声データがあります」
それを聞いた私は関係ないと思った、何故ならどんな敵が来ようと私のやることは変わらないからだ…悪魔軍幹部だからどうした、悪魔など抹殺する対象でしかないのだ。
「では、流します」
『聞け!守護天使どもよ!俺の名は龍戦士グラン・ウォーリアー!誇り高き龍の戦士だ!さぁ!死にたい奴からかかって来い!』
そして、テープが流れると私を含む周りの守護天使達はゾクっと震えた…何故ならその声を聞いただけで私はこの怪物が只者では無く、悪魔軍幹部だということに納得がいったからだ。
「相手にとって不足は無しね…」
私は笑みを浮かべる、それほどの敵が相手ならば私の隙間を埋めてくれるではないのかという期待からである。
「守護天使リン…此度の件は…」
「分かってます、数人がかりでことに当たれですよね」
私の浮かべた笑みに不安を覚えたのか大天使の長、アークエンジェル様が私に対して心配そうに言おうとしたので私は喋ってる途中に遮ってそう答える。
「分かってるのならいい…では、注意してことにあたるのだ」
「はい」
私はアークエンジェル様にそういうとアークエンジェル様の隣に空いてる席を見つめる、その席は常に空白であり私は不思議に思ってる…誰があの席に座ってるのかとても気になるからだ。
「……」
だが、今はどうでもいいことだ…と私は割り切って会議の話に戻り資料を見つめる、この情報は即刻伝えれるべき情報であるためかすぐに全守護天使へと送られた、私は会議が終えると同時に部屋を出て自宅への帰路につく…
「ただいま」
家に帰る、だがそこには遺影があるだけで他の道具とかはない…
「お父さん、お母さん…私ね、今日も悪魔を狩ったよ…」
私は遺影の前に座って悪魔によって亡くなった両親の墓の前で正座して今日のことを話す…私には友達なんておらず、話すことは以下に悪魔を惨殺したことだけだ。
「それでね、私ね…その功績からね、これを貰ったんだ!すごいでしょ!」
その直後に私は大天使アークエンジェル様から頂いた、神槍グングニルを取り出して遺影の前に置いてみせる。
「だから、褒めてお父さん!お母さん!褒めてよ!褒めてよ‼︎‼︎うう…うわぁぁぁぁぁ!!」
私は誰もこの家にはいないことを実感し涙を流す、私は…悪魔を殺す、私から家族を奪ったお前達を皆殺しにしてやる、必ず…この手で!
エドさんを介抱してから翌日…私、月夜山桜は朝早くから格闘教室で守護天使の力をコントロールする為の練習をエドワードさんと先生で行なっていた。
「エド、やはりお前さん考えることが鬼畜よな」
「ん?どうしてだ?」
練習内容は守護天使へと転身し先生と戦うことである、本当はエドワードさんがやりたがっていたらしいのだが傷がまだ癒えてないという理由で先生が代わりにやることになった。
「儂のことを殺す気かえ?これでも今年で七十を超えるんじゃぞ?」
「知るか……それに牙、お前強くなっただろ?明らかに俺と同い歳の頃よりも動きの正確さが増してるしな」
「その観察眼、正確すぎじゃよ…あと早く傷を治せよ、儂ももう歳なんじゃから」
そして、戦ってみた……私は地面に倒れ先生を下から見上げていた、先生はかなり余裕な表情をしながらエドワードさんと会話する、先生は本当に人間なのか疑いたくなった。
「さ、山桜⁉︎大丈夫ミネか⁉︎」
「うん…大丈夫…」
私はミネに心配されたのでそう返すと立ち上がって構えを取り、先生を睨みつける。
「もう一本、お願いします!」
「その諦めの悪さ…やはりお前さんはエドと似ておる」
そして、私は力を手加減してる余裕がないのを感じたのでそのまま近づきラッシュを繰り出す、先生はそれらを軽々と避け周る。
「そこだ!てヤァァァァ‼︎‼︎‼︎」
私は一瞬の隙を見つけそこに向かって強力な蹴り技を放つ……、決まった、と私が確信するとほぼ同時だった。
「あがっ……?」
私はいつのまにか宙を舞ってて天井に激突していた、一瞬何が起きたのか分かっておらず混乱していると目の前に先生が現れて私の身体に一撃を放って壁にめり込ませる。
「エド、障壁が甘いぞ!これじゃここが持たん」
「そうだな、甘かった……次はもっとガチでやる」
先生はエドワードさんとそう会話すると私を見つめてくる、その瞳にはお主の力はまだまだそんなものではないはずだという視線を感じられた。
「はぁ…はぁ…ぐっ…」
「ほう、先ほどの一撃を喰らってまだ立ち上がるとは…流石は山桜じゃな、どれもう少し遊んでやるかな」
私は身体中の痛みを我慢しながらも立ち上がり構えを取る、先生は笑みを浮かべそう言うと構えを取る…その構えからは先生の殺気と今まで出会った悪魔や守護天使たちとは比べ物にならないぐらいの力の差を感じた、私はこんな怪物と戦っていたの?
「山桜!しっかりするミネ!」
「う、うん…」
私はミネに言われて体制を整える、だが…無意識にその威圧感を前に恐怖し後ずさる。
「二人とも!そこまでだ!」
「え?」
私は先生から発せられる威圧感を感じ恐怖を感じ怯えていると突然、エドさんが大きな声を上げてそう言ったので私と先生は構えを解きその方向を見る。
「なんじゃい…せっかくこちらから仕掛けようとした時に…」
先生は不満そうに構えを解いてエドワードさんにそう尋ねると彼は先生の言葉には何言わず私に向かってこう言った。
「山桜…君は戦うことを怖がっている、君の意識と無意識に差異がある、君は何のためにたたかう?」
「私が何のためにたたかう?」
それを聞いた私は私は何で戦うことを決めたのか思い返す…だが、その時に私の心の中である影がちらついた。
「「⁉︎」」
「山桜!山桜!しっかりするミネ!山桜!」
それを見た私は突然頭の中に様々な思い出が流れ込んできて、その直後に私はミネの心配する声を聞きながら意識は闇へと落ちるのだった。
「はっ…ここは…ベットの上…そうだ!私は!あれ?私は何してたんだっけ?」
目が醒めると私は格闘教室の医務室で目を覚ました、隣を見るとミネが寝ており私はミネの頭を撫でて、先ほどのことを思い出す。
「私が戦う理由か……」
私は戦う理由、何でそう思ったのかそしてそう決意したのだろうか?それを思い出そうとするたびに頭の中にまたあの影がちらついて吐き気が出てくる、私に何があったのだろう、思い出せない…
「和食…素晴らしい食文化でしたね、となりのキムチだらけの国とは大違いだ」
「おいおい、そんなこと言うなよ…まぁ、でもあそこの国の連帯感の無さは流石に驚いたけどな」
東京、渋谷TUTOYA店カフェ・スターバックスカフェにて…私、白虎は|《白髪の眼鏡をかけた青年》となって同僚のグラン・ウォーリー(人間態と共に近くの和食屋でお昼を取って辺りを観光した後に近くのカフェでお茶をしていた。
「にしても良くコーヒーが飲めるよな…俺はあんまり好きになれないぜ」
「グラン、私が飲んでるのはアイスティーですよ…コーヒーではありませんよ」
「ところでいつまで観光してるつもりなんだ?そろそろ行動を起こしてもいいだろう?」
「まだ、早い…ことを起こすのは準備が整ってからでいい…今のところは撹乱作戦を展開するだけで充分ですよ」
「へぇ…そうかい、店員!おかわりをくれ!」
「こら、グラン店員さんと呼びなさい…行儀が悪い」
「へっ…お前は俺の親気取りか?」
「少なくとも保護者としては考えているかな?」
「へぇ…」
私はグランと他愛ない会話しつつ時計を見るとそろそろ陽動作戦の時間になっていた。
「グラン、そろそろ…」
「ああ…」
私とグランはお会計を済ますと一階に降りて目の前にある歩道の真ん中まで行くと足を止める。
「では行きますか…」
私はグランの肩を叩いて合図すると彼は笑みを浮かべて高らかに叫んだ。
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」
その直後に辺りに熱風が走り周りの人や車、バスを吹き飛ばしその姿を変える、私はその衝撃に流される振りをしてどこかのビルの屋上へと着地して様子を見る。
「聞けぇぇぇぇぇぇ‼︎‼︎我は‼︎‼︎」
「……」
その後、彼は高らかに声を上げると紅蓮剣を高らかに上げてその名を叫ぼうとした時に真正面から一人の守護天使が槍を構えて突撃し、グランに槍を突き刺した。
「これでグランをこの程度で仕留めたと勘違いしてますねえ…それは間違いですよ、その程度で死んでるようなら彼は私達、貴方方が悪魔軍と呼ぶ幹部にはなれませんからねぇ…」
それを見た私はそう呟いて観戦状態に入る…今日も変わり映えしないグランの一方的な勝ち筋が見えてるからだ。
「隙あり…」
私、大上燐は偶々渋谷の街に買い物に出かけており…強大な悪魔の反応を検知したために急いで向かったらそこには獲物がいた、私は迷わず転身すると必殺の一撃を込めてグングニルで奴の、グラン・ウォーリーの腹部を貫いた。
「神槍・グングニルか…」
「なっ…」
「だが、どんなに槍が良くてもこの程度ではな…力不足だぁぁぁぁ‼︎」
「ぐっ…」
はずだった、グングニルは奴の腹部を貫いていなかった、私はそのことに動揺している隙を突かれて蹴り飛ばされたので空中で一回転して器用に着地する。
「ほう、今の一撃を食らって立て直すか…見事としあか言いようがないな」
「くっ…は!」
私は奴に向かってグングニルのリーチを生かして斬りかかる、リーチはこちらが有利…冷静に対処すれば立て直せる。
「お前の考えてることは分かってるぞ、守護天使…槍の利点はリーチの良さ、剣には無い一撃の強さ…だが、槍には致命的な弱点がある」
だが、私のそんな考えを見透かしてるように奴はそれを綺麗避けると私の槍を掴んでそのまま持ち上げて地面に叩きつけた。
「がっ…ぐぅ…」
その際、地面は大きく抉れるようにめり込み私は立ち上がろうとするが想像以上のダメージの所為で立ち上がれずに倒れてしまう。
「槍の致命的な弱点、それはな…使い手にもよるが大きな隙が生じることだ」
奴はそう説明すると剣をこちらに突き刺そうと構える。
「お前は後々危険分子になる気がするからここで消しておこう……はぁ!」
そして、奴が私に向かって槍を振り下ろそうとした時だった。
「イーグルスナイプ!」
「はぁ!」
二人の守護天使が私の間に入って窮地を救ったからだ。
「大丈夫、大上さん?」
「はい、なんとか…ありがとうございます…ぐっ…」
「無理はしないで、三人がかりで奴を仕留めるわよ!」
私は少しだけマシになったので立ち上がってグングニルを構える、三対一…普通の状況なら敵は逃げざるを得ない、だが…
「ほう…いい連携攻撃だな、三対一か…相手にとって不足はない!」
その悪魔は不敵にも笑ってそう言った、そして奴から感じる自信満々の表情からは油断も隙も感じない。
「コイツ…多対一に慣れてる…」
それから感じた私の奴に対する印象はガラリと変わった…奴は複数対一の戦闘において負けたことがない。
「姉さん、私が援護するから突っ込んで」
「ええ!任せて!大上さんもいいわよね!」
「はい…」
だが、それがどうした三対一という状況で有利なのは私たちの方だ…このまま仕留める!
「舐めるなよ!悪魔が‼︎イーグルスナイ…」
「なっ…」
「姉さん⁉︎」
だが、有利な状況な即座に砕け散った…何故なら奴が、グラン・ウォーリーが即座に剣を投げて守護天使の一人を狩ったからだ、彼女は胸から浴びただしい血を流すと同時に後ろ向きに倒れる。
「貴様!よくも姉さんを!許さ…」
「おいおい…ガラ空きじゃねえか…そんなんで良く生き残れたなぁ、お前もそう思うだろ?」
それを見た妹らしき守護天使はそのまま奴に向かってナイフを突き刺そうと動こうとするがその前にいつのまにかもう一本剣を用意していた奴に接近されて真っ二つにされてしまう、奴は守護天使を斬った後に私の方を向いてそう言って剣を向けた。
「ぐっ…はぁ!」
それを聞いた私はグングニルを振り下ろすが、奴はそれを紙一重で躱して私に詰め寄る。
「さて、これでおしまいだな…」
そして、奴は私に剣を振り下ろそうとする…私は目の前に父と母が死んだ光景が目の前に映った。
私はまだ、死ねない…死にたくない…私は…まだ…死にたくない!
その思考が私を支配し、躱すことを放置する…足がすくみ、身体は防御の姿勢を作らずこのまま切り裂かれるとそう思った。
「ウィンドエクスプロージョン!」
だが、その前に一人の男性の声が響くと同時に目の前で突風が起きたような爆発が起こり私と奴は吹き飛ばされる。
「やはり、ウィンドエクスプロージョンでは牽制程度しかならないか…まぁ、元からエクスプロージョンとウィンドは相性はあまり良くなかったから仕方ない…まぁ、牽制用としては充分かな」
「貴様!何者だ!」
私はその声が聞こえた方に視線を向けるとそこには何やらコスプレ?らしきものをした1人の男性が立っていた、奴はその男性にそう尋ねる。
「俺はエド、エドワード・ウィゼルだ…」
エドワード・ウィゼルと名乗った男性はは腰に下げた剣を引き抜き構えを取り奴と対峙する、奴は笑顔になるとそのまま剣を取る。
「ならば俺も名乗ろう…俺はグラン・ウォーリー、貴様ら人類が悪魔軍と呼ぶものの幹部だ」
そして、グランもそう宣言し剣を構える。
「これで名乗りも済んだ、さて…戦おう」
「ああ、行くぞ!」
そして、二人は刃を交える…彼らが激突した衝撃波は周りの窓ガラスを粉砕し地面が減り込むほどだった。
「……」
それを見ている私は目の前で戦ってる光景が遥かに格が違うことを証明しているようだった。
感想、アドバイス…お待ちしております。