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理不尽DA!!

注釈:前話の世界観とは一切関連ありません。

僕は何故かクラスメイトにホモ扱いされている。

確かに僕は同性に後ろから抱きつかれたり、何故か「手を繋ごう」と言われたり男から好かれる傾向がある気がするが、僕は女性的と言うわけでも無く、また同性に対する恋愛感情は無い。

なのに、毎日のように「アッキーってホモでしょ。いい加減認めなよ。」と席が隣の山村恵美から言われる。恵美はよく同性と抱きついたりしているから実はレズなのかもしれない。だから、同じように同性に抱きつかれたり手を繋がされそうになっている僕は恵美から見れば同類の臭いが感じられるのかもしれない。

しかし、ホントのホントに僕には同性に対して恋愛感情は無いのだ。


今僕は、朝の教室にいる。そして、僕の膝の上には何故か裕翔が座っている。僕ではなく、裕翔こそが男好きなのかもしれない。

最初は裕翔を追い払おうとしたがそれが無駄な努力だと思った僕はなんとなく教室を見渡した。ホームルームが始まる前の朝の教室はお喋りをする声で溢れている。

不意に視界に恵美が入って、しかも目があってしまった。

「アッキーってやっぱりホモじゃん。」

「断じて違います。」

ここまでは毎日のように繰り返されるお決まりのトーク。いつもならここら辺で適当に会話が終わるのだがこの日は違った。

「じゃあ、アッキー、女の子好きなの??」

僕は一瞬返答に迷った。ここで素直に「女の子が好き」と答えたらなんとなく恥ずかしい。かと言って見栄を貼って「好きじゃない」と答えれば、ホモ扱いが激化することは目に見えている。だから、僕は勇気を振り絞ってワンランク上の回答をすることにした。

「恵美、お前が大好きだZE」

僕としてはウケを狙ったつもりだった。しかし、ウケなかった。お喋りに溢れていた教室が急にお葬式の式場の様に静まり返った。

僕はそんなに大声を出したつもりでは無かったが、今の発言はクラス全員に聞こえてしまったらしかった。

・・・・。

・・・・。




この日から僕はホモと呼ばれなくなった。

その代わり何故か「タラシ」と呼ばれるようになった。裕翔からは「浮気男」と呼ばれるようになった。

・・・。

・・・。

ぎゃあああああああああああ!!


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