表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

お題使用SS「愛」

作者: 志野

いつも同じ時間を共有している、僕と君。家が隣同士だからというのもあるけど、一緒にいる時間の長さは、僕らの周りの誰にも負けない。一緒に学校に行って、同じ教室で授業を受けて、他愛ないことで笑いあって、同じ帰路につく。それが当たり前で、変わることなんてないと思っていた、けど。


いつしか大人に近づいて、君といる時間はどんどん減っていく。それを知ってか知らずか、近頃になって、君の口からは今までよりもたくさんの「好き」という音が溢れてくる。

君が好き、歩くスピードを合わせてくれるのが好き、一緒に喋るのが好き、目が合うとにこっと微笑む顔が好き。


そのたくさんの「好き」という君の音は、友愛にしては甘すぎて、愛を囁くには苦すぎる。と、僕は勝手に評してみる。実際、君がどんな意図で言っているのか、僕にはわからない。いや、本当はきっとわかっているのに、そうと決められない。こんなに同じ時間を紡いできたのに、まだ僕には、君の言葉がわからない。




ライクなのか、ラブなのかということ



大人と子供の境界線で、僕は君の音にかき乱されていく。







(お題元 確かに恋だった 様 http://have-a.chew.jp/)

拙い文章ですが、ここまで読んでくださりありがとうございました。次はもう少し長いのを書きたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ