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トントン. . . トントン
「お、もうそろそろ出る時間か」
ノックの音で目を覚ました俺は体を持ち上げて視界の隅に表示されている時計を見る。ポーション作りは途中で薬草が無くなってしまったのでそれから今まではミネと一緒に昼寝をしていた。
うーんポーションのランクも全然上がらないし調薬のスキルレベルもなかなか上がらないな。
「おーいミネ、時間だから起きろー」
するとミネはゆっくりと起き上がって背を伸ばしてからおぼつかない足取りで歩いてくる。
あ、街中でミネを召喚したままにするとやっぱりいろいろ面倒なことがあるかな?普通モンスターは街中にいないものだし。プレイヤーが見たらビックリするよな。
「あのさミネ、今から街に出るからさ戻っててもらってもいいかな?」
するとミネは眠たそうに目を擦りあくびをしてからコクッとうなずいたのを見てからインベントリから召喚石を操作して帰還してもらってから部屋を出て生産ギルドを出る。
さーて、何しようかな。やるとしたら料理スキルを取ってまた生産するか、ミネの強さを薬草採集がてら確かめることかな?
まあ、料理は道具にも部屋を借りるにもコインがいるからまた今度でいっか。
俺はそのまま近くにある東側の門から森に向かってから人が減ってきたところでミネを召喚する。
そのまま森に入って薬草を採集していると剣を持ったゴブリンを2体見つけたので木の影に隠れて様子を見る。
「あ、そう言えばミネってどうやって攻撃してたの?」
ミネの戦い方を聞いてなかったことを忘れてたので聞いてみたら、ミネは手を出して「にゃっ」と鳴いた。
これは爪で攻撃しますよってことであってるのかな?
「とりあえず、ここから俺が弾を打つからミネは俺の弾に当たらないように気をつけて適当に攻撃してくれる?」
すると、ミネは頷いたのでホルスターから魔銃を取り出して頭に狙いを定めて引き金をひく。
当たったほうのゴブリンはよろめいたがもう1体の方はすぐに俺に気づき剣を振りかぶって突撃をしてくるが横に余裕をつけた避けるとゴブリンの剣が木に刺さってしまったのでチャンスとばかりに0距離でヘッドショットを数発お見舞いして光の粒子になる。
もう1体の方を見るとミネがゴブリンの頭に乗っかって引っ掻いていたのでどかそうと剣をやみくもに降るが避けられた挙げ句自分を攻撃してしまいHPが残り少なくなったところを俺が止めを刺してこちらも光の粒子になって消えていく。
「ミネ、さっきの凄かったな。ダメージはくらっ....てなさそうだしポーションはまだいいか。」
そしてまた薬草探しに戻ろうとするとミネに足を捕まれたので振り替えると
昨日と同じように体が少しだけ光った。のでさっきのでMPを使ったのかと思い自分のMPバーを見てみると100%のままで減ってなかった。
ん?100%?まだ戦ったばっかだから全快してるのは有り得ないけどな?ミネが何かしたのかな?
気になったのでインベントリから召喚石を見てみるが帰還の文字しか表示されておらずミネのステータス無かった。
うーんHPはミネの上に出てるから分かるんだけどMPの量は毛の青色の部分の量かまだよくわからないからなー。
そこからメニューのいろんな所を探すと自分のステータスを見るところにミネのステータスも追加されているのを発見する。
するとMPバーも表示されていてほんの少しだけ減っているのが見てとれる。詳しく見ようとタップするとウィンドウが出てきた。
「ん、なになに?このステータスを視界に表示しますか?」
試しにyesを押してみると自分のHPとMPバーのしたにミネのバーが出てきた。
お、これなんかめっちゃ便利じゃん。いちいち見る必要ないし、バトル中以外でも分かるし。
もう一度ウィンドウを見るとオプションよりパーティーメンバーなどの表示を自動にすることが出来ますって書いてあったのですぐに自動化する。
「うーん、なんかこんな感じの使ってない機能とかまだありそうだな...じゃなくてステータス見なくちゃ。危うく忘れる所だったよ」
気を取り直してミネのステータスを見るとミネのバーの他にレベルと性別、スキルが表示されていた。
「レベルは11でスキルは気配察知とこの魔力操作?ってやつか。たぶんこれを使ってMPを取ったりしてるんだろうな?」
ミネを見てみるとぽかっとした顔をして首をかしげている。
「なあ、ミネ。俺にMPを移動することって出来るのか?」
するとミネは肯定するようににゃーと言った。
へぇ、この猫キレイなだけでなく以外た強かったんだなー
すると突然ミネが俺に飛びついてきたので俺はバランスを崩して尻餅をつく。
そしてその直後俺が立っていた場所に一本の矢が飛んできた。
飛んできた方を見るとゴブリンが矢をつがえて俺に狙いをさだめていた。
すぐにスイッチを切り替えてミネに指示をだす。
「ミネ!矢に当たらないようにあいつを引き付けてくれないか」
するとミネは分かったのかゴブリンに向かっていき矢を次々と避けていく。
その間に俺は魔銃でゴブリンの頭を狙うが肩に当り弓をすこしずらす。
そこからは俺が近づきながら撃っていきなんとか倒す。
「さっきはありがとな。ミネのおかげで助かったよ。」
そしてミネは俺の足に触れてMPを分けてくれた。




