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桜うさぎっ!  作者: 夢見
桜うさぎっ!闇氷を溶かすチェリ!
8/12

[第七話 え!?真面目な染好にワルの友!? 明るい茶髪な黒帯少年]

染好「うっわ…

やっぱり下校時は人人人!

ものすごい混みようだな…」


飛岸「お〜い!染好!

こっちこっち!」


里座「早くしないと

人の波に流されちゃいますよ〜!」


染好「わかってるよ!」




今、染好たちは

下校ラッシュにあっていた。


染好たちの通う学校は

生徒の人数がかなり多く、

帰りはいつも人の波で

校門はめちゃめちゃになる。


力のある飛岸が

染好と里座の手を引っ張って

校門を脱した。


人ごみから出てきた時は

スポンッという

擬音が聞こえてきそうだ。


しばらく人の波を

かわしながら進み、

3人に馴染みのある公園で

飛岸は2人の手を離した。


飛岸「ふぅ…2人とも大丈夫?」


染好「うん、ありがとう飛岸。」


里座「帰りはいつも

人が息が詰まりますね…」


飛岸「なぁにw

そんな時は私の馬鹿力で

引っ張ってあげるさw」


里座「ふふっw 助かります。」


飛岸「さてと!

今日は週末だし、

家に帰ってゆっくり休」




「おい、そこの女、」




飛岸「…ん?なんか言った?」


染好「いや何も…」


里座「ひっ、飛岸!後ろです!」


飛岸「え?(ガッ!」


里座が青ざめてそういうと、

飛岸は襟首を掴まれた!


つかんでいるのは…うわぁ(汗)

明るい茶髪が印象的な

チャラい…を通り越して

やばそうな雰囲気をかもしだす

青年だった。


「お前か…俺の妹分の

金ヅルを1本

ぶった切ったってのは。」


飛岸「はぁ?なんのこと?

ちょ、離してよ!」


運動神経が良く3人の中で

1番力が強い飛岸でも

その青年の手は

振り払えなかった。


…というか

ちょっと強すぎないか?(汗)

シャツの固い襟が折れている。


染好「や、やめてよ!」


勇気を出して染好は

飛岸の襟首を掴む

青年の手を引っ張った!


「あぁ?お前も

俺に逆らうのか?」


染好「そんな睨んだって…ん?」


「あんだよ!?じっくり

見やがって…あれ?」


…2人の様子がおかしい。


里座「そ、染好?」




2人「あぁー!!?(ぱっ」


染好とその青年は

何か思い出したように

お互いを指差した!


思わず青年の手から

飛岸の襟首が外される。




ドサッ!




飛岸「痛った!?

ちょっと!急に離さないでよ!」


染好「中学の時に

隣のクラスにいた加藤日津夜!?」


日津夜「となると…

お前は吉野染好か!?」


染好「わぁ〜久しぶり!

黒帯チャラ男!」


日津夜「そのあだ名

まだ覚えてたのかw


日津夜って言え普通に!w」


染好「んじゃあ省略してビッt」


日津夜「言わせねぇよ!w

それ雌犬って意味じゃねぇかw」


染好「しっかしあの時より

髪の色もっとひどく

なってんじゃん!


その髪の色で大丈夫な高校って

言ったら…◯◯高校?」


日津夜「おう!正解正解。」


染好「さすが◯◯高校だわぁ…w

その髪の色でも大丈夫なんだ。」


日津夜「俺みたいなバカには

あんなバカ校がお似合いなんだよ!

がっはっは!w」




里座「………。(汗)」


飛岸「あの…お二方は

どういった関係で?w」


日津夜「んあ?俺ら?」


すると、日津夜は

染好の肩をガッと掴んで

その整った顔+ワシ鼻で

豪快に笑った。


日津夜「中学の時の同級生!

クラスこそ違うが

吉野とは結構気軽に話しててさ。」


染好「そうだねw

あ、飛岸と里座にも紹介するね。


見た目悪いけど良いやつだから。」


日津夜「キッパリ

言ってくれんなお前…w」




加藤(かとう)日津夜(びつや)16♂

ヤンキーにも匹敵する柄の悪さで、

染好の中学校の同級生。


こう見えても柔道は黒帯で、

昔は染好の言うとおり

「黒帯チャラ男」という

あだ名を付けられて

意外と周りから親しまれていた。




日津夜「全く見ないと思ったら

いつの間にか大人しく

なっちゃってさw


お前、あの時のハイテンションは

どこ行っちまったんだ?」




2人「ハイテンション!!?」




飛岸「そっ、染好が!?」


染好「いやぁハハハ…w

高校上がる前はかなり

うるさい女だったんだよねw


高校上がってからは

知り合いもいなくなって

大人しくしてたけど。」


日津夜「結構なおしゃべり

だったのにさ。」


染好「あの時の私は

バカだったんだよ…w」


日津夜「まぁその天然バカ感が

染好のいいところだけどw」


染好「ちょ、ちょっと!?

天然でもバカはひどいよ!」


飛岸「ぷっw 染好…w」


染好「だあ〜飛岸までぇ!(泣)」


里座「仲がいいんですね。」


日津夜「まぁ恋愛対象には

ならなかったがなw がははw」


染好「うるさいリア充!

とっとと爆発しろ!w」


日津夜「なっ!?

てめぇこの野郎!w」


そう言って染好の頭を

ゴンっとぐーで殴る日津夜。


染好「わ!?ちょ、

怖い怖い怖い!!


日津夜が暴力に走ると

思いっきり怖いんだって!」


日津夜「力加減出来ないほど

バカじゃねぇよw


あ、そういえば

早く家に帰らなくていいのか?


シスコンのお前が

早く家に帰らない

わけないからなw」


…それを言った瞬間

染好の表情が曇り、

目から光が消えた。


…染好の…トラウマだ。


染好「む、昔ほど

しつこくはしなくなったんだ。


親もかなりうるさくなったし…」


日津夜「そうなのか?

本当に大人しくなったな吉野。」


染好「あはは…(苦笑)

あっ、そろそろ解散しよう!


確か、里座は今日吸入の日でしょ?

早く帰らないとまずいじゃん!」


里座「あっ…!忘れていました!」


飛岸「忘れてた!?

大切な吸入だったんじゃ…」


里座「染好が楽しそうに

話していたので、つい…w」


日津夜「体弱いのか?」


里座「えぇ。少し油断すると

席がたくさん出て…ケホッ」


染好「あわわ…早く帰らないと!」


飛岸「里座送ってくよ、

家の方向同じだからさ。」


里座「ありがとうございます…」




日津夜「ん?

吉野は帰らないのか?」


染好「いつも6時ぐらいまで

家に帰らないんだ。」


日津夜「そうか…。

あ、そうだ吉野

MINE交換しとこうぜ。」


染好「え?」


日津夜「あんまし連絡は

しねぇけどなw」


染好「じゃあなんで交換するのさw」


日津夜「念のため…な。


家族は大事にしとけよ、

俺みたいに離婚してる

家もあるんだからさ。」


染好「…」


日津夜「ほら!返事!(ゴンっ!)」


染好「ぎゃっ!?

わっ、わかったよ(汗)

だから頭は叩かないで!」


日津夜「素直でよろし!

がっはっはっは!w

じゃあな吉野!」


そう言って日津夜は染好を

殴ったぐーの力を抜いて

染好の頭をぽんっとやると

公園を後にした。


…タバコに火をつけて(汗)


染好も日津夜に言われた通り

素直に家に帰る。


ーーーーーーーーーーーーー


チェリー「ずんだぁ!だチェリ!

(もきゅもきゅ…)」


染好はチェリーにずんだの(あん)

入った大福を渡すと、

風呂上りの頭をタオルで

拭きながら考え込んでしまった。


チェリー「どうしたチェリ?

なんか今日の染好は

暗いチェリよ?」


染好「家族かぁ…

やっぱり無理だなw

どう考えてもひどいこと

言ってくるとしか思えないw」


チェリー「染好…」


本当は「そんなことないチェリ!」

と言いたいチェリー。


でも言えなかった…

家族のことを話している

染好の瞳には光なんて

一筋もささなかったから。


「トラウマ」


この1つの単語で

まとまってしまう言葉。


場合によっては

自分の行動さえ制限してしまう。


…今の染好が典型的なそれだ。


染好にとっては自分の部屋は

自らを守る強固な(おり)

強固な檻は誰も入れないし…

出て行くのも困難だ。


チェリーはそこで

違う話題を染好に話す。


チェリー「そういえば染好の

好きな大福は何チェリか?」


チェリーは大福脳だった…w

このおバカ!w


染好「え?私?

私はカスタード大福だよ。


ここの近所にある

大福屋に売っているんだよ。


チェリーの大福も

そこで買っているんだ。」


チェリー「どのくらい

種類があるチェリ?」


染好「無限に近いん

じゃないかなぁ…w


言った大抵の大福は出るw」


チェリー「す、すごいチェリね。

今度チェリーも

見に行きたいチェリ!」


染好「うん、今度一緒に

大福食べに行こう。」


…と、ドアの方から

男性の声が聞こえて来た。


染好父「染好!開けなさい!」


開けるわけがない。


染好「あっ、防音魔法

切れちゃったw」


染好は何気ない顔で

自分のバックから

変身ステッキを取り出すと、

呪文を唱えた。




染好「桜の力よ!

忌々しい連中の罵声を

楽園に届かないようにせよ!」




すると、変身ステッキから

赤色の花ビラと風が発生し、

魔力が部屋いっぱいに溢れ出した。


それと同時に

ドアから聞こえていた

男性の声は聞こえなく

なって行った。


染好「ふぅ…

開けるわけないってのw

あっはっはw


さ!チェリーもう寝よう。

やることなくなったから

暇になっちゃった。」


チェリー「…そうチェリね。」


笑いながらもその瞳には

光は宿っていない…切ない。


チェリーは

染好が作ってくれた

布団に入る。


染好も自分のベットに入る。


染好「おやすみ!チェリー!」


チェリーは光の戻った

染好の瞳を確認すると、

安心して眠りについた…。


ーーーーーーーーーーーーー


次の日、またいつものように

屋根を伝って小さな倉庫の屋根に

降り、庭に植えてある木の枝を

伝って地面に降りる染好。


今日は長めに眠ったため、

コンビニのおにぎりを

食べながら通学路を走る。


染好「ふはふは!(…ごくんっ)

走りながら食事ってのも

面白いものだね!」


染好は桜うさぎになってから

前より体力がついた。


変身なしでいつもより

長い距離を走る。


程なくして学校の前についた。

そこで登校していた

里座と合流する。


染好「おはよう!里座!」


後ろ姿で表情が

わからないまま声をかけたが、


…今の里座の顔は真っ青だった。

やせているが美しいその顔は

恐怖でゆがんでいる。


里座「そっ、染好…!」


染好「…?どうかしたの?」


里座の見る方を染好も

見てみると…


ヤンキーA「おらぁ!

ふざけんじゃねぇぞ!!」


染好「うっわ!?(小声)」


どこもかしこも

ヤンキーヤンキーヤンキー!


ヤンキー団体の中心部には

書道部を追い出された

部員Bがいた。


泣きじゃくっているような

様子だが…


里座はそれが嘘泣きだと

見抜いていた。


里座「要求は江戸飛岸に

公共の場で謝罪をさせること…

危ないので飛岸には

家に残ってもらって

今日は休んでます。」


染好「あの子ヤンキーの

友達がいたんだ…


でもどうしよう、

このままじゃ大変なことに

なっちゃうよ…!」




一方、そんな様子を見ていた

もう一人の人物。


コールド「なっ、

なんだこりゃ…(汗)」


学校に止めてある車の下に

身を潜めて様子を見ている。


コールド「こりゃあ事態が

収まるまで待つしかないか…


あ、後でブレザー

汚れ取っておかなきゃな。」


コールドは若干

ヒジを凍らせると、

頬杖をついた。


…安定しているw




美々「うぅ…ぐすん…(泣)」


里座「名演技ですね…」


染好「だあぁ思い付かない!

こうなったら

桜うさぎになってでも

追い出すか…?」


と、その時、

染好の後ろから

怒鳴り声が聞こえてきた!


日津夜「ゴルアアア!!

てめぇら幹部の命令なしで

勝手に他校に

乗り込んじゃねぇぞ!!」


染好「うわあぁ!?」


そこには黒い鉢巻きを付けた

日津夜がいた。


ものすごい剣幕だ、

私は驚いておもわず

里座に抱きついた。


里座「わわっ!?」


染好「あっごめん!

にしても…幹部!?」


ヤンキーB「わっ!?黒帯さん!?

申し訳ないっす!!」


ヤンキー一同は

日津夜に頭を下げた。


ヤンキーA「しっ、しかし

美々ちゃんがこの学校に

〆たい相手がいると

言いましてね…ハイw」


ヘラっと笑って

ごまかそうとする

ヤンキーA。


…日津夜はそんな

ヤンキーAを見て怒ったのか、

ヤンキーAをつかんで

背負い投げした!一本っ!


ヤンキーA「どあっ!?」


日津夜「お前らは罰として

今日の授業まともに

受けてもらうからな!


ちゃんとやらねぇと

ヤンキーAみたいに

投げ飛ばすぞゴルァ!!」


ヤンキーA以外「おっす!!黒帯さん!!」


そんなこんなで

ヤンキーBはヤンキーAを背負い、

ヤンキー達は帰って行った。


部員B…美々も

学校をサボる形で

ヤンキー達についていく。




事態が収まると、

さっきとは全く違う

明るい形相で染好に話しかけた。


…まるで別人w


日津夜「大丈夫か2人とも?」


染好「あ…うん、大丈夫(苦笑)」


日津夜の鉢巻き…

よく見たら柔道服の帯だ。


里座はさっきとは逆転!

私の後ろで固まっている。


染好「根っからのワルに

なってたんだね…w」


日津夜「あぁ、今じゃ

幹部なんて言われてんな。


俺の学校でクラスメイト

投げ飛ばしてたら

なっちまったw」


染好「うっは…w」


日津夜「そんじゃ、

学校行ってくるわ!


うちの学校の奴らが

迷惑かけてごめんな!」


そう言って日津夜は

自分の学校へと

行ってしまった。


染好の学校の生徒達は

怖い空気からやっと解放され、

その場にへたり込む者もいた。


ーーーーーーーーーーーーー


飛岸「な、なんか

すんごいことになってたんだね(苦笑)」


学校が終わった後、

3人は私服に着替えて

人気の多い

ジャンクフード店で

情報交換をしていた。


細めのポテトでもつまみながら

色々な話をする。


チェリーはこっそりと

桜色桜味のシェイクを

ちゅうちゅう吸っている。


染好「飛岸、

今日学校休んで正解だよ。


行ってたらどうなってたことか…」


飛岸「里座ありがと!

里座が止めてくれなきゃ

大変なことになっていた。」


里座「いえ、友達を守ろうと

行動するのは当たり前の事です。」


染好「それにしても…

まだ根に持ってたんだね。」


飛岸「部員B…美々だっけ?

あいつ完全に勘違いしてるし!

美々って子を倒したのは

確か書道部の部長だったよ?」


染好「…部長が好きだったのかな、

他の書道部の部員みたいに。」


飛岸「え?でもさ、

あいつは書道部の

活動資金を使って」


里座「それはついで

だったのかもしれませんね。


目的はあくまで部長…

書道部には大人しい子が

多かったから利用しやすかった

のかもしれません。」


飛岸「最悪だな…(怒)」


里座「まぁ、事が落ち着くまで

気をつけるしかないですね。


今後その子には注意しましょう。」


染好「そうだね。」


飛岸「了解。」


そんな感じで

話がまとまった…その時、




チェリー「大変チェリ!

外から冬将軍の手下の

魔力を感じるチェリ!(小声)」


里座「外ですか?」


チェリー「そうチェリ!

この感じだと…あっちチェリ!

(小声)」


飛岸「この方向なら…店の裏か。

確かに、あの辺なら

無駄に広い割りに

人気が少ないから

出てきやすいかもね。」


染好「早く行こう!

状況がわからないから

ますます危なっかしいよ!」


飛岸「了解!行くか!」


里座「はい!」


ーーーーーーーーーーーーー


少し前、ボイラーの音がうるさい

ジャンクフード店の路地裏では、

ヤンキーAがヤンキーBを

〆ていたのだが、

突然、場の空気は

強力な吹雪に襲われる。


…と同時にヤンキーBは

倒れてしまった。


ヤンキーA「おい…!

目ぇ覚ませよ!!冗談だろ!?」


ヤンキーAは〆ていた途中で

倒れたヤンキーBを

目の当たりにし、混乱する。


…と、そこへ日津夜が

やってきた。


ヤンキーA…このバカは

Twotter、通称ツーターで

ヤンキーBのボロボロになった姿を

投稿していたのだ。


日津夜「ヤンキーB…!?

ヤンキーA!何があった!?」


ヤンキーA「あ、えっと…」


日津夜「とにかく運ぶぞ!

確かこの近くに病院があっt」


コールド「そのまま連れ帰っても

目を覚ます事はないぜ?」


ふと、どこかから声がした。

ヤンキーAはビビり、

肝が座っている日津夜は

声を張り上げた!


日津夜「誰だてめぇ!!

どこにいる!?

俺の部下に何した!!」


コールド「うあっ怖えぇw

別に?こいつの心を

取り出しただけだけど。」


すると、屋根の上に座っていた

コールドはひらりと屋根から降り、

ストっと着地した。


ヤンキーA「ひいぃ!?

こいつ、あんな高いところから

降りてんのに怪我一つないぞ!?」


日津夜「…その心ってのは?

簡単には信じらんねぇな。」


コールド「へぇ〜、

驚かないんだ。

心ってのはこr」


日津夜「…久々に骨のあるやつと

タイマンはれそうだな。」


そう言って指を

1本1本鳴らす日津夜。


それでもコールドは引かない。

ハート型の氷を拾って

手のひらで転がす。


コールド「残念だけど、

そう簡単には返せねぇんだ。

悪りぃなw」


コールドはヘラっと笑うと、

ハート型の氷に

強力な魔法をかけた!




「フローズンハート!

その冷たさで全てを冷やせ!!」




魔法をかけられたハート型の氷は

ビキビキとひび割れながら

膨れ上狩がり、色付き、

ど派手なトラックの闇氷になった。


ヤンキーA「…え?」


日津夜「うわっ!?何だぁ!?

なんか…デコトラになったな…」


コールド「強い相手には

先手必勝!!やれ!闇氷!」


闇氷はその言葉に答えた。


クラクションを鳴らして

日津夜達に突っ込む!


日津夜「小ぶりだがでけぇな…

かかってこいやゴルァ!!」


ヤンキーA「わあああ!!!」




紅「桜の力よ!

その力を凝縮しぶつけたまえ!」




闇氷が日津夜達を

はねようとしたその時、


どこからともなく光の球が

飛んできて闇氷に当たった!


闇氷はドォンと

一度は倒れたものの、

自らの力で起き上がった。


日津夜「今度は何だ!?」


コールド「あ〜また感知して

来ちまったか…


お前らしつこいんだよ!」


紅「しつこいのはそっちよ!

何回やられたら懲りるわけ!?」


ヤンキーA「お…おおおぁ!!?

桜うさぎだぁ!!」


日津夜「桜うさぎ?新種か?」


ヤンキーA「黒帯さん違うっすよ!

あれは○○高校で今話題に

なっている現代のヒーロー!


かわいいって評判なんです!

男からも萌えを連発!」


日津夜「へぇ〜…

現代にあんなのいたんだな。」


紅「それじゃ!

気を取り直して…




春に咲き誇る赤き花!

桜うさぎっ!ベニブロ!」




黄「春に咲き荒ぶ黄色き花!

桜うさぎっ!キブロ!」




橙「春に咲き渡る橙色の花!

桜うさぎっ!ダイブロ!」




紅「寒き冬に春の訪れを!」




3人「我ら桜の戦士!

桜うさぎっ!!」


コールド「ったくこざかしい!

闇氷!桜うさぎもろとも

排除しろ!!」


日津夜「桜うさぎだが

うさぎ桜だが知らんがら

俺も加勢するぜ。


伊達にヤンキーの幹部

やってねぇよ!」


紅「うえぇ!?いいの!?」


日津夜「最近大人しく

してたからなw


久々に大暴れしたいんだ!」


橙「ベニブロ、何かあったら

私が回復、救出します。

本人がやりたいと

言っているんだから

やらせましょう。


それに…強いんですよね?」


紅「まぁ一応黒帯取って

警察に登録されてるからなぁ…w


無茶しないでよ!」


3人「チェリブロステッキ!」


コールド「今回は4人か…

めんどくせぇ…!




フローズンソード!

刃を我が手に!」




コールドが魔法を左手に込めて

上に振り上げると、

そこにはクリスタルのように

透き通る純度の高い

氷のレイピアが現れた。


コールド「前とは違うんだ!

今回も手加減しねぇぞ!!」


黄「「も」って…

逆を言えば毎回本気なのに

やられちゃってr」


コールド「それを言ったら

おしまいだろおい!(汗)


とにかく始めるぞ!!」


紅「絶対負けないんだからね!」


そうして桜うさぎは

ステッキを構え、

日津夜は空手の型を取った。


戦闘開始だ!




闇氷は背を向けると、

荷台の扉を開いた。


中から木箱や発泡スチロールに

手足が生えたみたいな奴が

ゾロゾロ出てくる。


日津夜は早速それらを

殴ったり蹴飛ばしたりした。

背負い投げした時なんか

氷に戻って粉々に

砕け散っていった!


キブロも同じ手口で

闇氷の下っ端を倒して行く。


ダイブロは回復魔法で援護。


ベニブロは…


コールド「まずは

普通の人間から始末してやる!!」


コールドは闇氷の手下を

踏み台にする形で

日津夜の方へ突っ込んで行く…


そこに立ち向かう。


紅「させないわ!!」


ガキイィン!と固体同士が

鋭くぶつかる音が響くと、

闇氷の手下は空間を作るように

行進の形を変えた。


その空間に2人は着地する。


コールド「またお前か…

毎度毎度邪魔しやがって!」


紅「あなたたちが

悪さしてるのが

悪いんじゃないの!」


コールド「うるせぇ!!

俺らには目的があるんだ!

邪魔するなあぁ!!!」


コールドは剣をビュッと降ると、

ベニブロの方へ走ってきた!




ガギッ!




ベニブロはコールドの

横振りの剣を受け止める。


ベニブロ「うりゃあ!!」


ベニブロは体をひねって一回転、

コールドの剣を払うと脇腹を狙う。




ガアァンっ!




コールドは背面を向いたまま

ベニブロのステッキを受け止めた!


コールド「この…!!」


そこからはアクロバティックな

剣と棒の攻防戦が繰り広げられた。


前とは違い、その腕前は互角。


コールドもそうだが、

ベニブロも何もしていない

わけではない。


紅「せいやぁ!!」




ビシッ!




…と、不意にコールドに

ベニブロの攻撃が当たった!


バク転で一度距離を離すコールド。


コールド「…腕上がってやがる。

こりゃ手抜いてたらやられるな…

殺す気で行くぞ…!!」


紅「こいっ!!」




ちなみに、何気チェリーは

2人の邪魔をしようとする

闇氷の手下を魔法で追っ払っていた。


…その辺にあったはたきでw


チェリー「あっちに行くチェリー!

今は真剣勝負中チェリよぉ!」


ーーーーーーーーーーーーー


一方、キブロ達は確実に

闇氷の数を減らして行った。


だがその数は半端ない上に

闇氷までの距離は長い。


闇氷は鼻ちょうちんを作り、

クラクションのいびきをかいて

眠っている…ってオイw


日津夜「ヒャッホォー!!」


黄「いやヒャッホー

じゃないでしょ!


あんたが投げ飛ばす敵

こっちまで

飛んできてるじゃない!」


日津夜「あ、悪りぃ悪りぃw

久々に大暴れしたからな、

ちょっとはしゃいじまったw」


橙「日津夜さん後ろ!」


日津夜「おっと!?

不意打ちとか卑怯な手

使うじゃねぇか!!」


後ろから襲って来た闇氷の手下に

素早く気がつき、日津夜は

横蹴りをくらわせた!


さすがは空手黒帯。

闇氷の手下、発泡スチロールは

真っ二つどころか

粉々になって吹っ飛んだ。


橙「キブロは斜め前!」


黄「了解!やあっ!!」


キブロの放ったパンチは

薄い木箱の板をバキッと割る。


確実に数は減っているが…

やっぱり多い。


橙「何か…何か方法は…

あ!日津夜さん横から来ます!」


ダイブロはキブロと日津夜に

不意打ちを狙う闇氷の手下の

存在を教えながら

闇氷にたどり着く方法を

考えていた。


橙「えっと…えっと…!」


ふと上を見上げると、

コンクリートが割れている箇所を

見つけた。しかも2つ、両端に。


橙「そうだ…!




桜の力よ!

2つの壁の間に縄を渡せ!」




ダイブロはステッキを

上に突き上げると、

3本の細いオレンジ色の

(ひも)を作り出した!


それらを編み上げて

太く丈夫な魔力のロープを

作り出し、コンクリートの

割れ目にドスっと刺した!


ダイブロがステッキを

もう一振りすると、

ロープの中心あたりから

もう1本のロープが生まれ、

T字のロープが出来た。


橙「キブロ!」


ダイブロはその先端を手にすると、

精一杯ロープを投げた!


日津夜「ロープ?…

あぁ、そういうことかw

あの女なかなか面白いことを

思いつくじゃねぇかw


…となれば、」


不意に、日津夜は適当な

闇氷の手下、木箱の手を掴むと、

それを思いっきり振り回した!


軽い発泡スチロールと

若干重い木箱は

踏ん張ってもいないので

バランスを崩す。


日津夜「これでもくらえやゴルアアア!!」


そこへとどめの正拳突き!

空手でいう中段あたりを

思いっきり突くと、

ドミノ倒しにドドドドッと

倒れて行った。


そしてある程度の

スペースが出来る。


日津夜「黄色いの!

勢いつけて行けぇ!!」


黄「黄色いのって言うな!

私はキブロって名前があるんだよ!」


キブロはツッコミを入れつつ、

走り込んで勢いをつけ、

ロープを掴んだ!


ロープはキブロを重りにして

下向きの弧を描き、

倒れていない闇氷の手下さえ無視した。


ーーーーーーーーーーーーー


紅「やあああっ!!」


コールド「はあああっ!!」




ガキイインッ!!




一方、ベニブロとコールドの戦いは

まだ続いていた。


互角な2人の戦いは

もはや体力勝負。


剣とステッキの攻防を

何度も何度も繰り返した。


弾ける武器、宙を舞う光と闇。




紅「いいかげん諦めなさいよ!」


コールド「それはこっちのセリフだ!」


コールドは今度は回転しながら

横に切りつけてきた。


ベニブロは受け止める体制で

待ち構える。


…その時、コールドは

一瞬怪しげな笑みを見せた。


足をひねって一踏ん張りすると、

なんとその回転を急速的に

切り替えたのだ!


紅「わっ!?」


ものすごい高度な技術だ。


ベニブロのステッキを弾くと、

手首をひねって突きをした!




…だがコールドが刺したのは

何もない空気だった。


紅「…あれ?」


黄「ったく危なっかしいな!」


紅「キブロ!」


間一髪!キブロがベニブロを

捕まえたのだ!


チェリーもはたきを捨てて

ベニブロにくっつく。


振り子の法則、

キブロがベニブロを

捕まえたことにより

もっと進む勢いは早まる。


黄「コールドとの真剣勝負中

悪いけど交代させてちょうだい!

ベニブロは闇氷をやっちまいな!」


そうこうしているうちに

T字のロープは2人を

闇氷の目の前まで導いた。


キブロが手を離すと、

ベニブロは闇氷の目の前まで来た。


ベニブロは冷静に判断して

魔法を発動する!




紅「桜の力よ!

その力を凝縮しぶつけたまえ!」




ベニブロが放った光の球は

闇氷の荷台の中に入っていった!


闇氷は内部で爆発を起こした!


さすがの闇氷もこの攻撃には

一撃で弱ってしまう。


いびきだったクラクションは

今となっては苦しそうだ…


チェリー「今チェリ!

闇氷を溶かすチェリ!」



チェリーのその声を聞いて

ベニブロは一旦着地して

木箱の闇氷の手下を踏み台にして

再び飛んだ!


ステッキを上に振り上げるのと

同時に白いスイッチを押した。


七色のランプが順々に光り、

最後に光った先端の宝石は

強烈な光を放つ!




紅「冷えた心よ温まれ!


チェリブロラビット!

レッドフローラルシューター!!」




ベニブロが勢いよくステッキを

降ると大きな赤い桜のエンブレムが

輝きながら飛び出し、

化物に直撃した!




化物「コハルビヨリィー!!…」




必殺技をくらった化物は

色をだんだん失いながら

大量の水蒸気を出して蒸発し、

最後にはキラキラ光る

ハートのオーブが残った。




日津夜「まだまだ行くぜぇ!!」


日津夜は相変わらず

闇氷の手下を吹っ飛ばしていたが、

途中で異変に気がついた。




パリィンッ!




日津夜「え、手応えが変わった?

なんか急に氷みたいになったな…」


橙「勝ったんですよ!

ベニブロかキブロのどちらかが

闇氷を浄化したんです!


そのうちこの木箱や

発泡スチロールも

溶けてなくなりますね。」


日津夜「てことは終わりか?

まぁこんなもんか。


久々に大暴れしたから

なんかスッキリしたぜw」


橙「もう…すごい余裕ですね。」




コールド「くっそ…!

あいつまた闇氷を溶かしたのか!」


黄「どうする?今度は私と戦っとく?」


コールド「…チッ、今回はこの辺で引くか。」


コールドがそう言うと、

彼は魔法の吹雪を起こして

どこかへいってしまった。


黄「やれやれ…こりないもんだねぇw」




日津夜「いや〜面白かったw

久々に訛った筋肉使えたぜ!」


紅「筋肉バカというか

本当のバカというか…w」


黄「まぁ怪我しなくてよかったわ、

手伝いありがとね。」


橙「あれ?そこのヤンキーさん

倒れていませんか?」


日津夜「え?うっわ!?

ひっくり返ってやがる!

おい!大丈夫か!?」


ダイブロが様子を

見に行くよう促すと、

狙い通り日津夜はヤンキーの

様子を見に行った。


橙「チェリー、今の内に。」


チェリー「ありがとうチェリ!」


チェリーは先ほど闇氷から

出てきた光るハートのオーブに

取り出し、手をかざした。


チェリー「春よ訪れよ!」


そうチェリーが唱えると、

ハートのオーブは一層輝きだし、

1つの光を放った!


途中、その光は2つに別れた。

1つはチェリーの中に、

もう1つは一応一般人の

日津夜の傷を治した。


チェリー「後は頼んだチェリよ。」


そう言ってチェリーは

ベニブロにハートのオーブを託した。




紅「日津夜君…だっけ?」


日津夜「ん?あぁ、そうだが。」


紅「これをこの人の胸の上に乗せれば

この人は元に戻るわ。」


ベニブロはチェリーから託された

ヤンキーBの心を日津夜に渡した。


日津夜「これをあいつの胸の上に乗せれば

目を覚ますんだな。


色々ありがと!

思う存分たのしめたぜ!」


そう言って整った顔+ワ(ry

でニカッと笑った。


橙「いい顔で笑う人ですね。(小声)」


黄「暴力大歓迎だけどなw(小声)」




紅「それじゃあね!

あなたの元に春が訪れますようにっ!☆」




ベニブロはそう言ってウィンクすると、

他の桜うさぎと共に

高く飛んで建物の屋根に乗り、

その場を後にした。


ーーーーーーーーーーーーー


次の日の帰り道、

3人は昨日の反省会を開いていた。


染好「わぁ〜!!///

私なんであの時あんなこと

言っちゃったんだろ!?

恥っずかしい!!///」


飛岸「結構良かったよw

去り際のヒーローにはピッタリじゃないw」


染好「じゃあ次は飛岸が言ってよね!」


飛岸「ファっ!?

そ、それとこれとは違いでしょ!」


里座「私としては2人とも見たいですね。」


染好「何よ里座珍しく積極的に来てw」


里座「うふふ♪」


飛岸「ん?あそこにいるの

日津夜じゃない?」


染好「あっ!本当だ!」


3人がよく通う公園に差し掛かった頃、

見ると、そこには3人のヤンキーがいた。


丸刈りヤンキーAとヤンキーB、日津夜の3人。


ヤンキーB「あ!黒帯さん!

あれじゃないですか?」


日津夜「ん?…おぉ!いたいたw

やっぱここを通ったかw よぉ染好!」


染好「やっほー日津夜!

ってか何でここに?

家、私の反対方向じゃなかったっけ?」


日津夜「ちょっとばかし面白い話を

仕入れたんでなw」


ヤンキーB「俺たちも家この辺だから

一緒に聴くことにしたんです!


ヤンキーAはほぼ強制的に

連れてこられたんですけど…(汗)」


日津夜「もっと振り回してもいいんだぜ?

ヤンキーAはもうヤンキーBの

部下なんだからよ!」


そう言ってべチッと

ヤンキーAの頭を叩く日津夜。


…痛そうだ(汗)


ヤンキーB「勘弁してくださいよ…w」


日津夜「さてと!本題に映るか!

面白い話ってのはな…




最近話題になってる

「桜うさぎ」についてだ!」




その先、日津夜が話したのは

昨日の出来事そのままだった。


…まぁもう一度書くのもあれだから

今回は省略しよう。


ーーーーーーーーーーーーー


一方コールドは雪の積もる森の中、

レイピアを持って走り回っていた。


アクロバット交じりに木々に飛び移る。


コールド「このっ!!」


コールドはひねりを入れて

木の枝を切り落としていった。


待ち受ける障害物も見事に切り裂く。


コールドは気がついていた。


あの赤い桜うさぎは

突然の変化球に弱いことを。


次こそは!と思い

わざわざ難しい技を鍛えている。


一通り技を試すと、

コールドは一旦地面に着地した。


コールド「やっぱ難しいな、

ひねりを入れるのは…

全然上手くいかねぇw」


切り落とした枝を拾い、

苦笑いをするコールド。


…と、コールドに影が覆いかぶさる。


コールド「ん?」


ーーーーーーーーーーーーー


コールド「戻ったぞ〜。」


アイス「おかえり…ってえぇ!?

あんたそれどうしたのよ!?」


コールド「ん?こいつ?

襲って来たから切った。」




ドサッ!




そう言うと、

コールドは背負っていた

真っ白な熊の死体を下ろした。


熊の死体には…

まぁ明確には言わないけど

死ぬのには充分な傷を負っている

とだけ言っておこう。


フリーズ「にしても…

これは切りすぎではないか?」


コールド「俺の作ったレイピア

1本折られたんだぜ!?

こんだけやられて当然だろ?」


フリーズ「お前も案外キレやすいんだな…」


アイス「でもあの森に生息する

熊の肉は美味しいのよねぇ♪

今夜は熊鍋と行きましょうか。」


コールド「こんだけでかい熊だったら

3人分とはいかなそうだな…

城の兵士達も誘っていいか?


ってかそうしてくれw

これは俺が獲った肉だしさ!」


フリーズ「そうだな。

いつもお前が暴れている侘びもかねt」


コールド「ちょ、ひっでぇな!(汗)」


アイス「あら、フリーズの言う通りだと

私は思うけど?w」


コールド「お前らぁー!!(泣)」


ーーーーーーーーーーーーー


夜遅く…染好達の通う学校では

誰かが飛岸のロッカーを蹴っていた。


…美々だ。


美々「ちっくしょお!!

日津夜め!ふざけんじゃないわよ!


「旧友がいたから無理っぽいw」?

そんなの知ったこっちゃないわ!!


腹が立つわね…

何か他に方法は…」




カアアンッ!




美々「きゃっ!?な、何の音よ!?」




カアアンッ!




美々「…別館から音がするわね。」




美々が音を頼りに向かった場所、

そこは別館の中でも

弓道部のテリトリーだった。


部室の出入口の隙間から除くと、

1人の学生が的に弓を射っていた。




キリキリキリ……カアアンッ!




美々「確かあいつはJ組の…



…うふふ、いいこと思いついた!

今度こそ陥れてやるんだから…!


うふふふ…!」


一心不乱に弓を射る

隣あった2つのポニーテールをした少女。


…その少女はまだ自らの憧れを

苦しめるために利用されかけている事に

今はまだ気がついていない…。


To be continued next time♡

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