表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
桜うさぎっ!  作者: 夢見
桜うさぎっ!闇氷を溶かすチェリ!
1/12

[序章 桜の国の危機]

ここはとある次元にある桜の国、

色々な世界の桜を守り、制御している場所。


桜を咲かせるのが役割なら、桜を一旦散らせるのもこの国の役割です。


今日も各地の桜を咲かすため、

桜の花びらから生まれた妖精たちが働いています。


今日も桜の国は平和でした。




ところが…

なんの前触れもなく桜の国に冬将軍が攻めてきたのです。


この春と冬の戦争は互角でしたが、

桜の国が受けた被害は大きなものでした。


このままでは桜の国は負け、全ての桜が枯れてしまう…


そこで桜の国の女王様は手を打ちました。


桜の国で一番大きな桜の木…

そう、人間界の桜の木の聖なる力を借りることにしたのです。


そのためには人間界の桜の木の花を満開にする必要があります。


女王様は人間界の桜の木の木から3本の枝と1枚の大きな花びらをを授かると、それらに魔法をかけました。


すると、不思議なことに3本の枝は可愛らしいステッキに、大きな花びらは一匹の妖精が生まれました。


女王様は一匹の妖精に「チェリー」と名付け、魔法のステッキを託して言いました。





女王「チェリー、今この国は壊滅の危機にさらされています。

あなたの力を借りたいのです。」


チェリー「はい!女王様!

あたしは女王様に仕える為に生まれた妖精、女王様に従うチェリ!」


女王「では、役割を与えます。

あなたには人間界で桜の力を集める「戦士」を集めてもらいたいのです。

桜の木様によると、桜の力を集められる人間は3名いるとのことです。

あなたにはその3名に魔法のステッキを渡し、戦士として目覚めさせてもらいます。

よろしいですね?」


チェリー「はい!お任せください女王様!

必ず人間界の桜の木を満開にさせてこの国を救ってみせるチェリ!」


チェリーがそう決意したその時、城が大きく揺れ始めました。


女王「どうやら追っ手が来たようです…

人間界に着くまでは私の魔法で守ります。

さぁ、行くのです!」


チェリー「はい!

チェリーがんばるチェリ!」


そう言うと、チェリーは女王に魔法をかけてもらって桜色のお城から飛び出し、空の彼方へ飛んで行きました。


女王の魔法は協力で、追っ手の攻撃を軽々と防いで行きました。


しかしその魔法も長くは続かず、

人間界に入る頃にはヒビが入ってました。


チェリー「つ、着いたチェリ!」


そうチェリーが叫んだのとほぼ同時に追っ手が一斉攻撃を仕掛け、

チェリーを守っていた魔法を壊してしまいました!


壊れた勢いでチェリーは吹っ飛んでしまい魔法のステッキは守りきったものの、人間界に落ちて行きました…


チェリー「チ、チェリ!?

チェリィーーー!!!」


勢いで落ちて行くチェリー、でも落ちるスピードは早くて

追っ手は追いかけるのを途中で諦めました。


どんどんどんどん落ちて行くチェリー…

でもこの後どうなるかはまた別のお話。




To be continued next time♡


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ