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魔法の国でひたすら日本生活。  作者: 花澤文化
プロローグ 自分というものは。
1/24

異世界へ

 俺の人生を振り返ってみよう。それでこそ何の変哲もない普通な人生、ではあるわけだけれどそれでもその中でも俺の人生は異なっていたと思う。日常の域を出ない人生ではあった。でもそれだけでもなかったのだ。

 小学校時代。夏休み明けに書道コンクールがあった。思えばその時から今の俺の人生の始まりが始まっていたのだろうと思う。それは全員参加のもので避けることのできないものであった。俺はめんどくさい宿題の1つとして無難に片づけた、それはもう普通に。

 結果はもちろん入選ならず。だが俺のクラスで入選者が出た。みんなから、先生からも褒められて照れくさそうに笑うクラスメイトを見ていた俺の顔は果たしてどんなだっただろうか。悔しくてしかたなかった。後にそのクラスメイトが書道を習っているときいてもしょうがない、とは思わなかった。

 次の年。夏休み明けの書道コンクールで優勝した。クラスメイトも先生も俺を褒めた。もちろん書道を習ったわけでもない。独学で1年間練習したのである。

 中学校時代。部活はバドミントン部に所属していた。理由は運動部に入りたかったのと、同じスタートラインで始めたかったから。バスケや野球、サッカーは小学校のころに習っている人が多かったのでやめた。しかしバドミントンを習っている人はそんなにいない。うちの中学に1人もいなかった。

 最初の大会。先輩達の試合を見た。惜しくも地区大会で負けてしまい、次の大会には出れなかった。先輩たちは「しょうがない。相手は全国クラスだ」そう言った。

 気に食わない。なぜそこで諦めるのか分からない。俺は次の年の大会で優勝した。足を痛めたせいで全国には出れなかったが、それでも十分満足いく内容だったのだ。その先輩たちを負かせた全国クラスの強豪校を倒したのだから。

 高校時代。勉強がとたんに難しくなった。元々数学が苦手だった俺はそれはもう悲惨な結果ではあった。しかしこの高校では順位の上から50番以内を張りだすというきまりがあったのだ。

 自分がそこにのっていないことが気に食わなかった。だから次のテストのときには全ての教科で学年1位を獲得した。勉強勉強、ひたすら勉強。

 これが俺の人生。全て自分が1番じゃないと気が済まない、そんな人生。今あげた3つはほんの一例だ。他にもたくさんのことをしてきた。

 勉強だけではなく、趣味も運動も芸術も全てを頑張った。そのせいで友達という友達はあまりいなかったがそんなことは問題ない。

 現在大学2年生である俺、五百蔵桃夏いおろいとうかは大学でもそのように変わりなく、1番を狙って過ごしている。過ごしている、というよりは過ぎている、時間が、期間が、といった感じではあるが。でも、それでも俺は確固たる何かを持ち、過ごしているのだ。何もないわけではない。

 何かあるわけでも。

 何もないわけでもない。

 というのは実は俺の意見ではなかったりする。俺は俺のこの人生に満足していて不満なんかない。何かある。俺の人生には何か素晴らしいものがある。

 だがそれは俺のまわりでは普通ではないらしく必ず「それってつまらなくない?」と聞かれてしまう。つまらないわけあるか。人付き合いでみんなに合わせることのほうがどう考えてもつまらない。適当に遊んで、適当に飲んで、適当に話す。そんなことこそ何もないのと同じじゃないか。

 だから俺はそれに必ず反論する。何がおかしいのか、間違っているのかと。

 僻みか。嫉みか。俺の成績に対するいずれかの感情。だからこそ俺の生き方をなじり、否定するのか。少なくとも俺はそう思っている。

「お前そんなんだから友達できないんだぞ」

 いつものように授業前の予習をしていると俺の隣の席に座る人間がいた。普段は1人だ。しかしわざわざ俺に語りかけ、隣に座る人物など1人しかいない。

御堂みどうか」

 高校からの知り合いで、今、唯一この大学で話せる人間とも言える。

「もっと謙遜とかしてりゃまだ友達もできるのにな。顔もイケメン、成績よし、運動神経抜群、でも趣味もたくさんある。こんなに優良な物件を放っておく女の子なんかいない。でも現にお前は彼女いない歴=年齢。この時点で何かおかしいと気付け」

「顔は関係ない。だが、その他は謙遜するつもりはない。俺が頑張った成果を謙遜してどうする」

 それこそ自分の努力を否定する行為だ。

「それでもいいけどよ、俺は謙遜するやつよりお前みたいなほうがいいが。他のやつらは違うぞ」

 違う。致命的にお前とは違う。そう御堂は言った。

「まわりに合わせろとは言わんが、サークルに入って友達作るとかしろよ」

 ちなみに御堂はなんかよくわからん化学研究会に入っている。科学を研究するわけではなく、遊んで飲んで、すなわち飲みサーだ。

「そういうお節介が一番めんどくさい」

 御堂は困ったように頭をかいた。ちなみに入学式当日、俺に話しかけてきた近くの席のやつにも同じことを言ったらすごい怒られた。

「まぁ、もうお前はそういうキャラ、みたいな感じになってるからなぁ。学校中で有名だったりするんだぞ。わけわからんやつがいるってな」

 初耳。俺なんかどう考えてもいてもいなくても変わらないやつだろう。

「五百蔵。お前がもしまっさらな世界で、人間関係がまだ構築されていない世界でやりなおせるとしたらその性格をなおすか?一番を目指さない普通な人生を歩むか?」

 俺はその質問に目をまるくした。

 俺は今の俺以外の生き方を知らない。この生き方を辛いと思ったことなんて一度もない。確かに友達と呼べる人は少ないけれど、人づきあいも苦手だけれど、間違っているとは思わない。

「今のままだよ。今のままでいい」

「・・・・・・そうか」

 俺はもちろん同じ道を歩む。一番を目指して、謙遜しないで、素晴らしい人間関係を築く。今と同じ人生を歩んでいく。

 御堂は少し満足そうな顔をしていた。

 なんとなく、その顔が気に入らなかったため、話題を逸らす。

「他の人間と関わるつもりはないよ、これ以上。俺より頭の悪いやつとつるんでいたら俺まで頭悪く見られるだろ」

「俺はいいのかよ?自慢じゃないがお前より成績悪いぞ」

「お前には俺の友達という重大な役割がある」

「そこでも自分基準なわけね・・・。というかなんだその考え方。矛盾してないか?」

 どこかまた呆れたように笑う御堂。

「そんなだから絡まれたりするんだろ?」

「別にかまわない。何か悪いことをしたわけじゃない」

「お前上級生とかになんて呼ばれてっか知ってるか?」

「・・・・・」

 あまりいいことではないだろうと考えられるが、俺は知らない。知ったところで今の俺を変えるつもりもないけれど。

「当て逃げ、だ」

「当て逃げ・・・?」

「お前一度絡んできたやつ殴って逃げたろ。足はやいって陸上部のやつが褒めてた」

「あ、そう・・・」

 なんだその悲しい褒め方。

「まぁ、ともかく。お前のやりたいようにすればいいさ。お節介てか、今のは試し言葉」

「試し言葉とは新しいな・・・」

 まぁ、このやりとりもいつものことである。毎日のように言われるが基本こいつは俺の生き方に無関心なのだ。だからこそ俺は長い間こいつといれる。それが果たして友達なのかと聞かれればそれは分らないが、少なくとも俺の中での友達は俺を放っておいてくれる人のことを言う。

「あ」

 そこで俺はあることを思い出した。

「すまん、御堂。花つみに行ってくるわ」

「お前・・・それマジ引くからやめろ・・・女の子の言うセリフだろ」

 無関心の御堂でさえも引くレベルらしかった。

 いや、間違っただけだ。やめろ、俺を普段からそういう言葉を使うやつだと思われるだろ。

 俺は席を立ち、トイレに直行。

 特にトイレがしたかったわけじゃない。ただ、授業中に行くのは気が引けるため、一大事になる前に行っておこうと思ったのだ。1時間半の授業だから油断はできない。

 俺はいつものようにトイレのドアを開こうとドアノブに手をかけてドアを開けた。

「なっ・・・!」

 中にあるのはいつものように手洗い場やいくつもの便器かと思ったがそうではなかった。目の前に広がったのはただひたすらに光。一寸先も見えない光だった。

 思わず顔を手で覆う。

「なんだ・・・これ・・・」

 そして少しずつではあるがその光の中に吸い込まれていく。何が起きているのか理解できない。もちろんその吸いこみに抵抗する手段を持たない俺はなすすべなく光に吸い込まれていった。







 子供のころからなんでもできるように、一番になるように努力してきた。もちろん俺はそれを間違っているとは思わない。そのためなら友達や遊びの時間を犠牲にできる。

 しかしそれは世間一般から見ると少しおかしいらしく、必ず指摘される。休み時間にやるバトル鉛筆もドッヂボールも鬼ごっこもみんなでやったことはなかった。もちろんやれば俺が一番になる自信がある。そうなるように過ごしてきたから。

 でもそれを見せつける相手も、文字通り相手してくれる相手もいなかったのだった。

 間違っているとは思わない。

 でも。

 これでいいのか?

 なんてことは考えてしまう。

 俺は俺。今更この生き方を変えようとすることも変えることもしない。だが、もしも今の俺が形成される前の真っ白な世界ならば。それならば俺はどうするのか。

 先ほどは変わらないと答えた俺ではあるが、実際のところは分からない。そんな世界に行ったことがあるわけでもないし、全て予測になってしまう。

 まわりの人間に頼らずに、信用せずに生きてきた結果、自分さえも頼れず信じることができなくなっていた。

「・・・・・・・」

 意識がだんだんはっきりしていく。いつもと同じように俺の生き方を考えていたのだが、果たして俺はなぜ今それを考えていたのか。確か授業があったはずじゃ・・・。

「・・・・・・・」

 意識がはっきりしていくにつれて自分が今、目を閉じていることに気付いた。なるほど、通りでまわりが見えないわけだ。・・・・・待て。ということは俺は今寝ているということか。

 それはまずい。今が授業中だとしたら相当まずい。予習が必要なくらい難しい授業だというのに。聞いてなかった部分を御堂に聞いても「わからん」とか言いそうだからな。

 俺は後悔しつつも目を開けた。

 そこに広がったのは空。青空。綺麗な青空だ。

「なんだ・・・」

 外・・・なのか?

 青空以外にも何かが飛んでいるのが見える。太陽が輝いていて黒い影にしか見えないそれは鳥か?それにしては大きいような。

 すると次の瞬間その影が大量に増えた。鳥の群れ・・・?いや、そもそもなぜ授業中に鳥が見えるのか、ということである。天井がガラスばり、とか天窓付きというわけではないはず。

 視界がはっきりしていくと、同時に聴覚もはっきりしてきた。

 俺はもう一度ここがなんなのかを確認するために上体を起こし、あたりを見た。

「なんだ・・・ここ・・・」

 その結果。まわりをみて状況を確認しようとした結果、余計に混乱することとなった。いっそ見なければよかったレベルである。

 まず目の前に広がる街並みは日本ではない。外国でもない。そもそもここは地球にはないんじゃないかというほど、ハイテクそうな街であった。

 よく子供が未来の都市を描くと高層ビルやわけのわからない形の建物。さらにチューブがあり、その中を車が走っているというものだったりするがそれが一番近い。まさに想像上の未来都市である。

「・・・・・・・」

 声が出ない。絶句、というやつだろう。

 まずあたりに広がるのは高層ビルやでかい建物。もちろん日本のそれとは違い、形はありえないことになっている。それ絶対崩壊するだろ、というのもあるようだ。円形、ドーム型、三角形、家の中に穴が開いたもの、キューブ状のものまで様々だ。

 次は車。先ほど空を飛んでいた鳥だと思ったものの一部は車だった。車にはタイヤが付いておらず、軽いエンジン音はするものの空を飛んでいた。低めを走る車や高めを走る車と高低差もバラバラだ。

 さらにもう1つ。鳥だと思っていた一部は人だった。機械でできた少しごつめの箒のようなものにまたがり、空を飛んでいる。その人の格好もまたおかしくて、とんがり帽子やスリットがいくつも入ったワンピース(裾がギザギザなのだ)のようなものを着ていたりする。それまさしく創作でよく見かける魔女、魔法使いそのものだ。未来都市と魔法を合わせたような感じ。

 次に目に入ったのは他の建物と比べ物にならないぐらいでかい建物だった。縦だけでなく横にもでかいそれは割と遠くにあるらしいのに、今目の前にある建物よりも大きく見える。遠近法の意味をなしていない。ここの風景を描こうとしたら遠近法は使えないな。

 山のような形になっており、だからといってドーム状ではない。色も水色っぽく、ここからでも見えるほどでかい装飾などがされている。まるで未来型のボス城みたいだ。

 全体的にここには古風という2文字が見受けられない。あるのはひたすらに新しさのみ。

「なんだここ・・・テーマパークか?」

 それにしては広すぎるような気がする。都市1つ分。下手すれば国1つ分あるのではないかという大きさだと思われる。でなくてはあの巨大な建物は建てられないだろう。

 必死に記憶を探る。確か授業前にトイレにいってそれから・・・それから・・・それからの記憶がない。なんなんだ。ここはどこなんだ。

 ひどく場違いな感想ではあるが、このままでは授業に遅刻してしまう。これが夢だとしても、だ。それだけは単位的にも勉強的にも避けたいことである。

 俺が道のど真ん中であわあわやっていると遠くから声がかかった。

「ちょっと、そこで何してんの!」

 声はどうやら上からかかったらしい。上を向くとそこには先ほど見た魔女服を学生服であるブレザーのようにアレンジした服を着た箒乗りがいた。

 髪は短く、ボブみたいである。元気そうな顔は表情豊かで綺麗というより可愛いが似合う女の子だった。年齢的には高校生ぐらいだろうか。

 というか、日本語が通じるということはやはり外国ではない。これで日本か、俺の夢かに絞られるわけだが。・・・・・・まず俺の夢だろうな。というかどうやったら目覚めるのだろう。試しにほおをつねってみるも夢は覚めない。こういうときってどうしたらいいんだっけ?

「ちょっと!聞いてるの!?ここは危ないからはやく飛びなさい!」

 なんだその注意は・・・。

 俺が呆気にとられているとその少女は驚愕の顔を浮かべた。

「まさか浮遊魔法が使えないの・・・?」

「は?」

 俺が首をかしげると少女は俺の近くまで来て、

「まだ2つのものを同時に持ち上げたことないんだけど・・・」

 とか言いつつ懐から杖を取り出す。その杖もまた木製などではなく、ハイテクな複雑な機械でできていそうなものだった。

「『浮遊フロート』」

 そう少女がつぶやくと俺の体が持ち上がったではないか。

「うわ、わ、わわ」

「ちょっと暴れないで!魔法解けちゃうから!」

 少女は低空飛行でなんとか道の端、歩道のような場所にたどり着いた。もちろん俺も一緒に。ドサッ!と俺を落とし、少女はぜぇぜぇ言いながら肩を上下させた。

「はぁ・・・あなた・・・ぜぇ・・・なんであんな・・・・・とこに・・・」

「落ちついてから話してくれ。聞き取りにくい」

 その言葉に一瞬怒りの顔を見せるもののゆっくりと深呼吸をしてから俺に向き直った。

「あなたあそこが危ないところだと知っているの?」

「知らん」

 目の前の女の子は呆れたように肩をすくめた。というかこいつ背が低いからませたガキがごっこ遊びで説教してるとしか思えない。先ほど遠目だったから高校生ぐらいに見えたがひょっとしたら中学生かもしれない。

「魔法は?」

「知らん」

「な、魔法知らないの・・・?そんなこと・・・」

「あぁ、中学生」

「高校生です」

 マジで。

「じゃあ高校生。ここはどこだ?」

 我ながらアホみたいな質問だな。

「あなた大丈夫?」

 客観的に見てもどうやらアホらしかった。プライドが低いわけでもない俺なので一瞬イラッとしたがここは紳士的にやり過ごすとしよう。というかこれが俺の夢だったらひどく虚しい話ではあるけれどな。

「ユラドラ。言わずと知れた魔法大国。それがこの場所よ」

「・・・・・」

 ますます分からなくなった。なんだそれ。

「もしかしてあなた異世界の人・・・?」

「いや、異世界って何・・・?」

「この反応・・・。ジジ様に見せないと!」

 すると今度はその少女、自分の箒の魔法を解いて地上に降り立ち、次にとった行動は俺の手を握ることだった。

「ついてきてください」

「は?ま、待てよ・・・」

「『浮遊フロート』」

 すると俺の体は浮いて、そのまま引っ張られる。まるで風船みたいな扱いだ。俺からしてみれば移動歩道に乗っているようなものだが、そのせいで抵抗はできない。浮いてるから踏ん張れない。

「異世界・・・しかも魔法を知らない世界からきた人間・・・そんなの見たことない・・・」

 少女はなにやら驚いているようだ。

 俺も本来ならもっと驚く場面ではあるのだが、心が追いついていない。だから案外冷静ではあった。まだこれが夢だという線が濃厚なのもある。

 でも。

「・・・・・・」

 俺は心の中のどこかでわかっていたのかもしれない。これが、この世界が夢でもなんでもない、現実だということに。

この作品は短編で一度投稿したものを長編用にしたものです。それでも例外を除いて1話完結型になると思います。


主人公が異世界に飛ばされてそこで魔法を習い、悪いやつをやっつける物語を書いてみようと思い立ったのですが、逆に主人公が異世界に自分の国のことを教える話を書いてみたくなったのでこのような形に。


異世界で日本の生活は受け入れられるのか、というものです。


自分が当たり前だと思っていることも他のところでは当たり前じゃないかもしれない。そういう感じです。

文化の違いと表現してますが、国同士だけじゃなく、少し住んでるところが違うだけでそういう違いは現れるんじゃないかなぁと。

例としてはじゃんけんのやりかたとか。グーチーかグーパーか、とか。


読んでくださった方々に主人公と同じ、文化の違いに驚いたり、自分の文化のことを教える楽しさなどを感じてくだされば幸いです。


ではまた次回。

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