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ただの日常その2

短編第一弾ですこれ含めて三つくらい書きます。ただの日常その1の裏側の話

「今から超大事な話を始める」

いつもはふざけている友人は真剣な顔でそう切り出した。


弟5.5の1 ただの日常その2


俺-安情映二-がいつもの様に新聞のネタ集めに出ようとした時、携帯にメールが来た。

映「えーと…鋼太から?『緊急招集 ただちに駅前のガルドスへ』?なんなんだ…」

若干萎えつつも自転車をこぐ。ガルドスというのは世界を目指してをキャッチコピーに全国展開しているファミリーレストランで、日本人なら赤ん坊以外知らない人間はいないと言われる程の知名度を誇る。駅前のガルドスは、俺達の学校でも利用する生徒が多く、憩いの場となっている。

静「あれ?映二」

ガルドスの駐輪場に自転車を止め、いざ入ろうとした時、よく聞く声に呼び止めれた。

映「どうした荒木。12時まではまだ早いぞ?」

静「ム…勝手に私を食いしん坊にしないでほしい。私は加藤に呼び出されただけ。そうい  う映二こそお昼にはまだ早いし、今の映二は新聞のネタ集めに行っているはず。」

映「なんでお前が俺の行動を把握してんのかは置いとくが、まぁ俺も同じだ。鋼太に呼び  出されてここに来たんだ」

静「ならよかった」

映「ん?何がだ?」

静「私一人で入るのは恥ずかしい。だから映二の腕にしがみついて入れば恥ずかしくな  い」

映「俺が恥ずかしいからやめろ」

静「うぅ…映二のケチ…」

荒木のジト眼を背に受けながら入店する

鋼「おーい、こっちこっち」

映「で、なんの用だ?こちとらネタ集めの時間削ってここに来てんだ。くだらない内容だっ  たらただじゃおかんぞ」

静「私も映二の写真を撮る時間を削ってここに来てる。くだらない内容なら二、三発殴る  だけじゃ済まない」

鋼「まぁそう怖い顔するなよ。今から超大事な話を始める」

いつもはふざけている鋼太がキリッと音がしそうな程真剣な顔をするから、おもわずゴクリと唾を飲む。

鋼「お前ら...あの二人の事どう思う?」

映・静「は?」

鋼「いやだから亜美ちゃんと宗司のことだよってちょっと待って!待って!しーちゃんもそ  の拳を下ろして!」

静「否定。加藤にしーちゃんと呼ばれる筋合いは無いむしろ加藤は荒木さんと呼ぶべき」

鋼「いやホント待って!俺はただ単にあの二人を応援したいだけなんだって!」

映「応援ねぇ…例えばどんな風に?」

静「え?映二は加藤に賛成なの?」

映「俺もあの二人にはイライラしてたからな。とっととくっついてくれれば俺のストレスも少  しは減る」

静「なら私も協力する」

映「で?鋼太どんな作戦があるんだ?」

鋼「それをこれからかんがえるんだよ。あの二人をいかに素直にさせるかが問題だしな」

静「素直…映二も少しは素直になるべき」

映「はぁ?いきなりなんだよ。俺のどこが素直じゃないんだ?」

静「私の事を昔みたいに静香と呼び捨てにするべき」

映「いまさらだろ。そんなん」

静「呼んでくれないなら学校で皆が見てる前でキスをする」

映「わかった静香がそれでいいならそう呼ぼう」

静「うれしい///」

両の頬を染めてくねくねと動いている…こんだけで喜んでくれるならいくらでも呼んでやるが、呼ばなかった時のリスクがでかすぎる…

鋼「おーい。お二人さーん。話が脱線してるぞー」

映「ん、あぁ。悪いんでどうすんだ結局「あ、あれ」なんだよ静香話の腰をおるなよ」

静「そうじゃなくて、あれ」

静香が指さす方をみるとナチュラルに恋人つなぎでじゃれあっている二人がいた。まったくあいつらはその気があるんだかないんだか…


ただの日常その2 了

次はなんで一人暮らしになったのかというお話し

気ずいたら作中でも二番目の長さに…

第二話と第三話をすこしいじりましたお暇があればご覧ください

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