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ただの日常その1

適当に挟もうと思ってる日常回その1ですパロネタ盛りだくさん!時系列は第一試合終了して二三日たってからです。

隣を歩く彼は来た時とは比べ物にならない程つまらなそうだった


第4.5話 ただの日常その1


あぁイライラする。そりゃ朝の上映を選んだ俺も悪かったがいくらなんでも酷すぎる。俺は今日という日のために生徒会の仕事を何日も前に終わらせ、今日のスケジュールをしっかりと開けておいたのに。

亜「もう終わったんだから落ち着きなよ。ムスーッて顔になってるよ?」

宗「むー…」

俺は今日、亜美と一緒にある映画を見に行っていた。その名も「英雄戦争銀幕番」タイトルだけだと時代劇と思われがちだが、実際は小さな子供から大きなお友達まで人気の日曜朝の特撮番組「仮面ファイター」と「(スーパー)HERO’s」に「銀河刑事サガン」の三大特撮番組のコラボした、まさに全年齢対象の映画だ。映画の演出、シナリオ全て文句の付けようが無かった。特に初代仮面ファイターの敵である、ラッカーが現仮面ファイターのソーサラーと同じ魔法の力でスペースラッカーになったりラッカーの幹部怪人のタコデーモンとムカデ男を強化して出して来る辺りさすがだと想ったし、総力戦の時、歴代仮面ファイターとSHERO’sが駆けつけるシーンには燃えまくった。だが一つだけ不満がある、それは子供が超五月蝿かったということだ!!!子供なんだからゆるしてやれよと思うかもしれない。それは俺も思った事だ。だがしかしギャーギャーと騒いでいる子供を保護者が注意しないのはおかしいだろう。

宗「大体、席を立った子供を注意しないってどういう「あーもうぶつぶつ五月蝿い!」

亜「過ぎた事いつまでもうじうじ言わないの!」

宗「ぬ…」

亜「ほらあたしがお昼ご飯作ってあげるから元気だして!」

宗「お前の料理食う位なら自分で作るよ」

亜「何よ~その言い方。あたしの味覚が信用できないの!?」

宗「ハヤシライスとクリームシチューとカレーのルーを同じ鍋で煮込む奴の味覚をどう信じろって?」

亜「お父さんには好評だったよ?泣いて寝込む位喜んでたし」

宗「お前は自分の親になんつーモン食わしてんだ!」



他愛もない口喧嘩をしながら家に帰る。こうして俺の大事な日常がまた一つ減って行った。

SHERO’sはかなり悩みました。ちなみにハヤシライスとクリームシチューとカレーは小さいころほんとにやりかけた料理です(やってはない)

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