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つれていって

作者: エドワード



私はどこにも進めない。



前にも行けない。


後ろにも行けない。


どこに行けばいいの。どこに向かえばいいの。



私はどこを向いてるの?今どこに向かっているの?




わからない。わからない。




私は灰色の存在。


白でもない、黒でもない。



もはや、灰色でもない。



存在しているのに、存在していない。





『前を向けばいいよ。』


『そこには希望があふれている』





輝かしい希望の光は、半端な私を突き刺すから、





『振り向いてごらん』


『それは君の軌跡だ』





暗く黒い私の歴史は、途中にいる私を引きずりいれるから、





私は、どこにも行けない。





横を見れば、私の屍。



空しいほど空っぽな、私の躯。



綺麗事というには綺麗じゃなく、


戯言というには戯れていない。



あぁ、私はどうして



私は、どこにも行けない。





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― 新着の感想 ―
[一言] 人生の中にて路頭に迷うというヤツですね。 はじめまして。聖魔光闇と申します。僭越ながら拝読させて頂きました。 人生は常に前進している。でも、その時の流れが分からずに自分は取り残され、どち…
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