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一般人以下の俺は、世界最強を目指す。  作者: アリス
第二章:手に入れた能力
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閑話:スキルとは 第7.5話

『スキル』に目覚めた怜。だが『スキル』についての知識がなさすぎる!!

知識を得るために怜が来たのは、、、、、図書館!

この世界には、魔法とは別にスキルというものがある。

スキルは魔法とは違って個人によって全く異なるのだがスキルにもランクが存在する。

スキルは低級、中級、上級と分けられている。

しかしそれ以外にもスキルにはランクが存在する。例えば戦闘などでは到底使用できない生活系と呼ばれている枠がある。生活系スキルたちは洗濯や掃除などにつかう生活系魔法と似たものだ。

生活系魔法は下級よりも低いランクとしての()()である。

例外と称されるスキルはいくつかあり、そのほとんどが下、中、上では表すことのできないスキルだ。

そんな例外の中でも一番多いのが独自スキル、もしくは固有スキルと呼ばれるもの。

これは世界中で一つしかない個人のスキルである。このスキルはどのような能力であっても強力だ。

それ以外にも上級スキルを超える超級というものもある。現在確認されている超級スキルは長い歴史の中でも6つなのだ。それほどまでに珍しいスキルである。

以上が、この世界での()()()に対しての認識だそうだ。

「やっぱ詳細を知るには図書館に来るに限るな。前世ではネットがあったが正しくない情報もあったし」

怜が手にしたスキル『チャージ』は、説明をみてもランクが記載されていなかった。

だがスキルの一種であるのは間違いなさそうである。

「それにしても。ウィンドウってのは便利だなぁ」

ウィンドウについて調べるために図書館へきたが、何も手掛かりはつかめなかった。

やはり固有スキルというやつなのだろうか。

「調べてもわからないものは仕方ないよな。切り替えてかなきゃ」

今日はこの後すこしやりたいことがあるんだった。


1時間後......


怜は町をでてすこししたところにある開けた場所に来ていた。

「ここなら人もあまり通らないし、問題ないよな」

初めて『チャージ』を使ってから依頼などで何度か使う機会があり、そのおかげで発動までにかかる詠唱を減らすことができた。

「スキル発動『チャージ』」

怜の右手が少しずつ青く光りだす。どんどん強くなっていくその光は、とても綺麗な青色であった。

そして右手を前に突き出し、左手で支える。

「『チャージ』『効果選択』『衝撃(インパクト)』」

青い光が一気に消えたかと思うと、次の瞬間怜の右手にとてつもない反動と、周囲に響き渡る轟音が鳴り響いた。

砂埃がはれるとこれまで同様に地面が削れていた。

「しっかし、このスキル、周りが大変なことになるのが欠点だな.....あ?」

急にウィンドウが開いた。


       ≪スキル『チャージ』のがLv2になりました。『効果選択』の内容が増加します≫


「効果が増えたってことか?たしかに今までの『衝撃』だけだと不便ではあったからな。内容はっと。」

新しい効果『身体強化』

効果内容はいたってシンプルだ。『チャージ』で貯めたエネルギーの分だけ身体が強化され、一時的にステータスに上乗せされるというものだ。

「たしかに使いやすそうだけど、効果が2つになるとチャージするのが大変になりそうだな。」

今後も使える効果が増えていくかもな。など考えるとこの先が楽しみになっていく。

「そういえば魔法についての説明の本を借りてきたんだったな。まだ時間はあるし、ちょっとここで読んでみるか」


魔法。『スキル』は神から授かったもの(世間一般的に)だが魔法はそのスキルを再現しようとして生まれたものである。しかし再現しようと魔法の先駆者である人族たちが試行錯誤を繰り返した結果。

スキルとは異なる別の力となった。 魔法には大きく分けて5段階ある。生活系魔法、下級魔法、低級魔法、中級魔法、上級魔法。ごく一般的にはこのように分類される。

そしてそんな魔法の中には、属性が存在し、属性は属性ごとに相性が存在する。

火、水、地、風、雷、光、闇。例としては火属性は水属性に対し相性が悪く、効果があまり見られない。

反対に、水属性の魔法は火属性の魔法に対し相性が良く。威力が多少劣っていたとしても相殺することができるのだ。

魔法は努力によって実るものではあるが、それにも才能がある。

魔法を使用する上で重要な要素は3つあり。その要素すべてを一定以上満たしていなければ魔法は使用できない。 魔力量 魔法の操作技術 魔法への理解度。この3つが主に魔法を使用するため必要な要素だ。

魔法は練習次第で成長する。魔法使いと呼ばれる者は、魔法を使用する上で暴発などの注意を払いながら日々鍛錬しているのだ。


「つまり、魔法は才能と努力からなるもので、身体能力はあまり関係ないってことなんだな。」

身体能力が高ければ魔法に対して多少は優位になるかもしれないが、それ以前に魔法を使う条件を満たしていなければ意味がないからだ。

「俺も練習したら使えるようになるだろうか。魔法。」

魔法に興味を持ち始めた

今回は第8話ではなく、閑話ということで、新しく登場した『スキル』についての説明回です。

しかしそれだけでは微妙な内容なので第8話。とまではいかなくとも第7.5話も一緒に....って感じです。笑

今回は短いですが今後のストーリーに重要となってくる『スキル』が説明されています。

せっかく『スキル』を手に入れたんだから説明をしなくちゃ今後のストーリーに響いたりしますからね。

魔法についても説明されましたが怜君なんと魔法に興味を持ったようです。

第8話は魔法回かも?

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