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一般人以下の俺は、世界最強を目指す。  作者: アリス
第一章:俺には『チート』がない
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第3話:説明

「自己紹介がまだだったね、私はセシリアだ。呼び捨てでかまわない」

「そうか、敬語はなれないから助ける。俺の名前は怜だ」

「レイ?あまりここらでは聞かぬ名だな」

確かにここは異世界なので名前の雰囲気などは違うだろう。

どっちかといえば海外系の名前なのだろうが、今は怜と名乗っておこう。

(そういえば、なんで言語が伝わるんだ?)

そんな疑問ももっているが便利だからいいだろう。

それからセシリアには俺が世間をあまり知らないので教えてほしいと頼むとこの世界についてくわしく説明

してくれた。

まとめると、この国、ラグラス国は大陸の中でも冒険者が多い国だそうだ。

今の国同士の状況は良好で、戦争などはここ50年起きていないらしい。

そして俺が一番気になっていた冒険者についてだが、冒険者とは魔物(モンスター)を討伐したり、雑用をしたりなど、要するに便利屋みたいなものだ。

セシリアは冒険者ではないらしい、王国の騎士団に所属しているのだとか。

(騎士団ってこんな強い人ばっかなんだな)

「俺、冒険者になりたいんだよね。」

俺が冒険者になりたいことを伝えると、冒険者は危険だからやめたほうがいいといわれてしまった。

「それでも俺仕事ないから冒険者になろうって決めたんだ」

せっかくの異世界だし冒険者とかそれっぽい職業がやりたい。

「そうか、そこまで言うのなら止めないさ。」

そしてセシリアは冒険者になるために登録をしなければいけないが、最近登録が厳しくなり試験を受けなければいけなくなったと教えてくれた。

(試験かぁ、大丈夫かな)

少し不安もあったが、登録のための試験なんてそんな難しいものじゃないらしい。

そんなこんなの話をしていううちに、俺たちは森を抜けて、町が見えるところまで来ていた。

「いかにもって感じの町だな」

それからセシリアのおかげで町のなかに入ることができた俺たちは、病院のような場所にセナを連れていき、そのあと解散した。

俺は冒険者協会という場所に行き、冒険者登録しようと思っていたんだが、冒険者協会の場所を聴きそびれていた。

だからぶらぶら町を歩いていたら、店がたくさん並んでいる通りに来ていた。

「人が多いな」

さっき町の外からみたがこの町が大きかった。人が多いのも当然だろう。

(俺って昔から方向音痴なんだよな、だれかに協会までの行き方教えてもらうしかないか)

「なあおっさん、冒険者協会ってどこにあるのか知ってるか?」

俺は武具を売っている店のいかつい店主に聞いた。

前回から結構進みまして町まで来れました。

ちなみに今回名前を教えてくれたセシリアは青髪の騎士です。

これからも頻繁に登場します。

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