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一般人以下の俺は、世界最強を目指す。  作者: アリス
第一章:俺には『チート』がない
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第2話:討伐



無策で突っ込んできてしまったのが仇となってしまった。しかしなぜか俺は自信で満ち溢れていた。


「っ、俺にはどうやっても勝てる気がしないな」

なんとか俺は狼の攻撃をすべてギリギリでかわすことはできているものの体力的にも俺がやられるのは時間の問題だ。

(さっきから何回か斬ってるはずなのにこいつに効いてるようにはみえねぇな)

狼なだけあって四足歩行で斬りづらい。しかしすこしずつダメージは与えられている、はずだ。

カァアン キィン!

少し慣れ始めたおかげで狼の攻撃を受け流せるようになってきた。

(もしかしたら勝てるんじゃないか?)

そんな完全フラグをしっかり立てたのに、回収されなはずもなく、、

キィィィィン 

見事な回転音を立てながら、先程まで狼と戦っていた剣の刃先が宙を舞う。

それから一瞬の間があった。その間に俺はパニック状態に陥っていた。

(唯一の武器が折れた今、こいつにどう太刀打ちすればいいんだ。)

ガウゥゥ、

今にも飛び掛かってきそうな雰囲気だ。

「間に合ってよかった」

3人組の誰でもない声が聞こえて俺は即座に振り返った。

でも3人以外には誰も見当たらない。そして俺はもう一度周りを見渡す。

「!?」

狼の首が転がっていた。

狼の首から下(?)の隣に、一人、見覚えのない女騎士のような人が立っていた。

「怪我はないかい?ここにくるのに少し手間取ってしまっていてね。」

「あぁ、俺は怪我していないし助かったよ。」

(俺が一瞬目を離したすきにあの狼の首を落としているなんて、この人すごいなぁ)

「あの3人は君みたいに無傷というわけではないみたいだね」

女が後ろの3人をみながら言った。

あとから来た俺は無傷で済んだものの、俺が来るまで狼と戦っていたこの3人は負傷していた。

3人は男2人と女1人だった。女は重症のようだ。倒れていて顔色がとても悪い。

そこを3人のうちの男が慌てた様子で言った。

「俺たちはそこまでの怪我じゃないんです。けどセナが!」

セナとはこの倒れている女の子のことなんだろう。

「ひどい怪我だ、早く医者に診てもらわなくては、君たちにここから近い町まで同行しよう。

君には話を聞かなくてはいけないので君にも来てもらうよ」

こちらを向きながら言われたので、俺はついていくことにした。というより最初からついていくつもりだったのだ。

「町までの安全は私が保証する。もし魔物が出てきた場合、私が片付けよう」

この女の騎士様によると、さっきの狼は『魔物』らしい。

(ますます異世界感が出てきたな)

「すまないが、この子を町まで連れて行くの、手伝ってもらえないか?ほかのものは負傷しているようなので君に頼みたいのだが。」

「あぁ、手伝いますよ。」

(いろいろ聞きたいこともあるからな)

俺はセナを担ぐのを手伝いながら少し笑っていた。

前回のあの自信はどこへいったのやら、

ここまで読んでくださりありがとうございます。

めちゃくちゃな設定や日本語不自由だったりしますがこれからもすこしずつ進ませるつもりです。

ぜひこれからも見てください

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