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せつなのこえ  作者: 亜月雪羅
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交換ノート




センパイこんにちは。お手紙(?)書いてみました。


みんなスマホでメッセージのやり取りしてると思うけど、わたしスマホ持ってないから。

なんか連絡取り合える方法がないかなぁ、って考えてたらこれに行きつきました(笑)


勢いで書き始めちゃったけど、何を書いて良いかわかんないや。


お弁当どうでした?わたし、感想ちゃんと聞けてるかな?

料理は意外と自信あるんだ。けっこう家でやってるから。


こないだはテスト勉強見てくれて、ほんとにありがとうございました。

今までにないくらい、良い点数でした。


センパイのこと見直しました。はじめはただのむかつくやつだったけど、今はちょっとソンケイ(漢字わかりません……)できるむかつくやつに昇格しました!


ほら、今だってちょっと敬語使ってますよ?(笑)


そうだ、今度何かしたいことあります?

わたしは、いろいろあります!

というかいろいろ聞きたいです!

わたし、センパイのこと何も知らないから。


趣味とか……前の学校のこととか。


というわけで、というわけで?


こないだセンパイと行った図書館覚えてます?

あそこならセンパイも学校からの帰り道沿いだと思うんです。

あそこに秘密の場所があるんですよ。


まず正面入口手前で壁沿いに左に進みます。

それで角まで来たら曲がります。ここから窓の数を数えて下さい。それで窓を数えながら真っすぐ行くと、たぶん草が生い茂ってると思いますが、気にせず進んじゃってください。4つ目の窓を越えたらストップです。銀色のポストが、そうだなぁ、胸の高さくらい?のところにあると思います。


それ、むかし図書館の貸し出し本の夜間返却に使っていたものらしいです。でも今は全く使われてなくて、誰も使わない。放置されている。もう存在していることさえ知られていないかも。


なので、もしこのノートに返事を書いてくれたらそこに入れて欲しいな。

それで、わたしもまた書いたらそこに入れるから、見に来て欲しい。


いつでもいいですよ。

わたしは、毎日見にいっちゃうけど。


これってほぼ強迫?(笑)



それじゃあセンパイ、よろしくお願いします。





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