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弟子は魔王  作者: 鉄火市
第2章 入学編
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世界観


※この話は本編ではありません。そこのところを配慮し、お読みいただきますようよろしくお願いいたします。

 

 大前提として、この世界は『天界』、『人間界』、『魔界』の3つの世界によって成り立っており、地球とは別の世界になります。

 人間や動物達が暮らす人間界、神という存在がまとめる天使や聖獣の暮らす天界、魔王という存在が統べる魔人や魔獣が暮らす魔界といったように別れており、ベルという少女はその魔王という地位にあります。これは、多数決によって決まるものなどではなく、先代から受け継いだものであり、例え幼かろうと、他の者達とは違う思想を持っていようと、先代から認められた時点で完全な魔王となります。

 これが、物語に大きく関係してきます。

 しかし、それを知らないマルクトは、彼女を自分の家に引き取ったことで、大きな事件に巻きこまれてしまいます。

 第2章で起こった事件はまだ序章に過ぎないのです。


 次に魔法についてです。これは、ほとんど独自の設定から考えているので参考にしない方がいいと思います。


 魔法ランクとは、魔法使いの適性がその色によって測られます。

 色は上から黒・紫・青・赤・緑・黄・白の七色があり、また、黒と白以外の5色は濃・普・薄の三つに更にわけられます。

 この色と濃度は、魔法の使える属性と魔力量を表しています。

 魔力が他の者より圧倒的に多いのが黒で、更に属性は全属性使えます。人間界にいる黒ランクはマルクトの他には一人しか居ません。

 魔力が微量しかなく、魔法もかろうじて無属性が使える程度の人たちを白ランクと呼びます。

 ちなみに無属性の魔法は、誰でもやろうと思えば使える為、白ランクの人でも使えます。

 使える属性の数は紫が無+5、青が無+4、赤が無+3、緑が無+2、黄が無+1となります。

 例えばベルは濃紫で光属性以外の全てが使えます。

 魔力量の濃度に関しては、その者の限界量の3分の1ずつで分けられている為、3分の1以下なら薄く、3分の1から3分の2までが普通色、3分の2以上であれば濃いという風に分けられている。

 ただし、それはあくまで個人の限界量によって比較されるので、紫だからといって薄青よりも魔力量が多いという訳ではないのです。


 また、鍛えて魔力量をあげる方法もあり、その結果次第では色の濃度が変化します。

 メグミは薄赤でしたが、すぐに赤へと上がりました。

 しかし、色が赤から青という風に色自体が変わった人は存在しません。

 属性は、光、闇、風、水、土、火、無の七つ。

 あまり、無属性を属性と認識したがる魔法使いはいませんが、通信魔法や魔力感知といったように便利な魔法もあったりします。

 無属性魔法はその名の通り、属性の無い魔法と言われています。


 戦闘において詠唱をする魔法使いは大抵弱い人です。しかし、詠唱は安全に行うならもってこいなので、一概に馬鹿にはできません。

 マルクトのように魔法名すら言うことなく発動させる魔法使いは稀少で、大抵は魔法名を言い放つことで魔法発動の合図とする魔法使いが多いです。

 また、魔法には魔力、属性、魔法式の三つの行程が必要で、そのどれかが欠ければ魔法は発動しません。


 次に魔力と血の関係性についてです。

 魔力は血を媒介にすることで魔法に必要なエネルギーになります。個人の魔力量は体調に影響が出ないギリギリの範囲であり、それを超過する場合、血を代償にしなくてはなりません。

 もし1滴でも消費した場合、体に何かしらの影響が出ます。

 貧血による頭痛や失神程度ならまだ良い方。消費量によっては体が麻痺したり、魔法が二度と使えない体になったりします。

 最悪、死ぬケースもあります。

 しかし、それによって獲られる魔力は絶大で、決死の覚悟さえあれば人間一人で大天使を殺せる量の魔力を獲ることが出来ます。

 ただし、魔法ランクの色が血の変換にも影響を及ぼします。

 それは、一滴の血で獲られる魔力の量です。ランクが上であればあるほど、獲られる魔力の量が高い。


 以上で世界観の説明を終わります。

 マルクト達の住んでいる国や他の国の明確な説明については未だに書いてない話のネタバレになるのでここで説明することはありません。


 第2章までお読みいただきありがとうございます。

 本当はこの話を消したかったんですが、面倒なことになりそうだったので、独自の設定を明確にしてみました。

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