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また、突然出てきた関係の無いようにも思える話に、一瞬思考が止まる。
「何の話かも分かってないのね」
「……」
鈴華に話しかけられて、脳が動き始める。
さっきまで考えていたことが全部外れ?
鈴華は、記憶持ちじゃない…?
おかしいって、いったい何に…?
頭に浮かんでくる疑問に頭痛がし、眉間にしわが寄ってくる。
「そう、じゃあちゃんと教えてあげる」
「この世界がゲームの世界だとして、元の話では魂が入っていなかった配役が、この世界では普通に動けていることに、疑問を持ったことはなかったの?」
「………っ!?」
理解した瞬間、体にまるで撃ちぬかれたような衝撃が走った。
…つまり、空の生野 鈴華に、今の鈴華のもとになっている何かが入って動いているっていうこと。
でも、それなら、いったい何が入ったっていうの。
「うんうん、やっと気付いたみたいだね」
「あなたは、いったい、誰なの……?」
思考をかさね、彼女と言葉を交わすごとに、だんだんと今自分が向き合っているのが全く得体のしれない、悪魔か何かのように思えてきた。
「ん~、今教えてあげてもいいけどね」
「そうだね、もう一個ヒントをあげる」
「あなたの体のもとの人格は今はどこにあると思う?」




