表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
乙女ゲームの脇役が主人公に愛されて困ってます  作者: 天川鈴音
《白の幽霊》
63/69

11

ペチュニアとデルフィニウムの花言葉は後書きで紹介しまーす

 退院してから(紫音の屋敷(いえ)で過ごしはじめてから)一週間。

 ぼーっとしていると、ガチャリ、と扉の開く音がし、そちらに向かって体を反転させる。


「…何をしてるんだい?」


 いつもよりかなーり低い目線から声の主、紫音を見上げる。

 むっ、これがわからないとは…!?


「もちろん見たまんまだよ、紫音」

「おかしいな、僕の目にはとけるように横たわって惰眠をむさぼろうとしている人しか見えないんだが」


 ?…ほとんどあってるけど?


「………」

「……?」

「……はぁ、で、僕を呼び出した理由は?眠り姫(オヒメサマ)


 そうだった!

 私が呼んだんだった。


「ねぇー、しぃーおぉーんーたいーくつー」

「はぁ…そんなことか」


 そんなことって!

 …この前のアドバイス全然考えてくれなかったんだね。

 ん―、よし、決めた。

 今日まではちゃんしていたし、この屋敷も十分に探検した!

 脱走しよう!


「…いいよ、紫音。私にも考えがある」

「……?」


 こっそり隠していた靴を入れた袋を背負い、窓に近づいていく。


「…何をするつもりだい?アリス」

「普段の紫音だったらわかることなのにね?」


 軽く睨んでくる紫音に笑いかけ、窓を開けて窓枠に足をかける。


「…!まさかっ!!」

「鬼ごっこの始まりだよ!」


 高らかにそう叫び窓から飛び出した。


ペチュニア:「あなと一緒なら心がやわらぐ」「心のやすらぎ」

デルフィニウム:「清明」「高貴」「あなたは幸福をふりまく」「誰もがあなたを慰める」


アリスには「あなたは幸福をふりまく」という意味を、紫音には「心のやすらぎ」をイメージしました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ