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ペチュニアとデルフィニウムの花言葉は後書きで紹介しまーす
退院してから(紫音の屋敷で過ごしはじめてから)一週間。
ぼーっとしていると、ガチャリ、と扉の開く音がし、そちらに向かって体を反転させる。
「…何をしてるんだい?」
いつもよりかなーり低い目線から声の主、紫音を見上げる。
むっ、これがわからないとは…!?
「もちろん見たまんまだよ、紫音」
「おかしいな、僕の目にはとけるように横たわって惰眠をむさぼろうとしている人しか見えないんだが」
?…ほとんどあってるけど?
「………」
「……?」
「……はぁ、で、僕を呼び出した理由は?眠り姫」
そうだった!
私が呼んだんだった。
「ねぇー、しぃーおぉーんーたいーくつー」
「はぁ…そんなことか」
そんなことって!
…この前のアドバイス全然考えてくれなかったんだね。
ん―、よし、決めた。
今日まではちゃんしていたし、この屋敷も十分に探検した!
脱走しよう!
「…いいよ、紫音。私にも考えがある」
「……?」
こっそり隠していた靴を入れた袋を背負い、窓に近づいていく。
「…何をするつもりだい?アリス」
「普段の紫音だったらわかることなのにね?」
軽く睨んでくる紫音に笑いかけ、窓を開けて窓枠に足をかける。
「…!まさかっ!!」
「鬼ごっこの始まりだよ!」
高らかにそう叫び窓から飛び出した。
ペチュニア:「あなと一緒なら心がやわらぐ」「心のやすらぎ」
デルフィニウム:「清明」「高貴」「あなたは幸福をふりまく」「誰もがあなたを慰める」
アリスには「あなたは幸福をふりまく」という意味を、紫音には「心のやすらぎ」をイメージしました




