表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/69

13

遅れてすみませんでしたっ!

まだ0時何でギリギリOKということで許してください。


「この学校、天川学園の文化祭には、大きく3つに分けれる」

「3つ?2つじゃなくて?」

「そう、3つ。なんだと思う?」


 まず普通に私たち生徒達のクラスの出し物、あと先生たちの出し物。

 あと1つはさっき言っていたから部活でも出し物をするってことかな?


「クラスの出し物、先生たちの出し物。あと、部活の出し物?」

「大正解!そんな君にはアメをプレゼント」


 紫音が制服のポケットからアメを取り出して、包み紙をはがす。


「はい、あーん」

「ん~」


 紫音が口を開けたところにアメを入れてくれる。

 この文化祭準備期間中にいったいいくつもらったことか。

 1日に2つか3つ以上もらってる気がする。

 今度、何かプレゼントしてあげようかな。


「アリス……」

「!?、ご、ごめん!」


 いきなり話しかけられてびっくりして声の方を見れば、悲しそうな顔でこっちを見てきてる紫音の顔が目の前にあった。


「ち、近い近い!」

「アリス」


 反射的に身をそらそうとする私の顔を両手で挟み込んで、目を合わせてくる。


「アリス」

「ふぁ、ふぁい」

「考えることは重要だと思う。僕もたまに考え込むしね」


 さらに顔を近づけてくる。


「でも、人と話してる途中に考え込むのは良くない」


 鼻先がふれあう。


「それとも、僕の話は面白くない?」

「そ、そんなことないよ!」

「なら、よかった。あと……」

「あと?」


 手を話して私に背を向けてから、軽く振り向く。

 こちらに向けてきた瞳は少し潤んでた。


「話しかけても、返事してくれないのは、さびしい」

「っ!ごめん!次から気を付ける!」


 紫音の背に手をまわし、抱き締める。

 紫音には悪いけど、今のはかわいすぎるっ!


 ───


 アリスはしばらく紫音を抱き締めていた。

 抱き締められている小悪魔(紫音)が物陰に隠れている者に向かってニヤリと、笑っているのに気付かずに。

第一次アリス争奪戦、勃発です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ