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乙女ゲームの脇役が主人公に愛されて困ってます  作者: 天川鈴音
プロローグ
13/69

12

※今回は緑里 夕夏目線です

「あーん」

「……はい」


 俺、緑里 夕夏(みどり ゆか)は幼馴染みである黒谷 アリスと一緒に中庭でお昼御飯を食べているところ。

 口を開けて、アリスが作ってきた卵焼きを食べさせてくれと、催促する。

 アリスも付き合いの浅い人から見たら、そっけないように見えるだろうが、ずっと一緒にいた俺からみれはまったくそんなことはないと、断言できる。

 アリスは、小さい頃からあまり自分の感情を表に出さなかった。

 それこそ、家族以外のほとんどの人からいないように扱われるほど。


「……ん」


 隣からたこさんウインナーをはさんだ箸がのびてくる。


「なんだ?」

「たべないの?」

「い、いや、たべるよ」

「ん、どーぞ」


 ちなみにアリスは実は大分甘えたさん。

 さっきのも多分俺が黙ってたのが気になったわけではなく、自分が作ってきたお弁当を食べてくれなくて気になって話しかけてきたのだと思う。

 前に一回聞いたときは似たようなことを教えてくれた。


「ん」

「あーん」


 ちなみにさっきからアリスに食べさせてもらってるけど、使っている箸はひとつだけ。

 つまり、間接キス。

 俺は最初はもちろん抵抗してたんだけど、結局アリスが「ひとつでいけるのに、何で、ふたつ使うの?」と言われてから、諦めた。

 だって、あんなに可愛く首をかしげながらこっちを見上げてきてたんじゃ、何も言えないじゃないか!


「ごちそうさまっした!」

「ごちそう、さまでした」


 そうこう考え事をしている間に食べ終わる。

 アリスはさっと広げていたお弁当をなおしている。


「今日もありがとな、またよろしく」

「ん、まかせて」

「それじゃあな」

「またね」


進みが遅い気がしなくもない……、という方もいると思います。

ですが、これからもこのペースで進めていきます

これからもよろしくお願いします

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