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乙女ゲームの脇役が主人公に愛されて困ってます  作者: 天川鈴音
プロローグ
12/69

11

※今後の都合上、何曜日なのかを付け足しました。(5/4)

 ふう、やっと授業が終わった。


「アリス!一緒にお昼ご飯食べよう!」

「黒谷、一緒に飯食おうぜ!」


 チャイムがなったとほぼ同時に、なだれ込むように鈴華と黄京くんが私の席にやって来た。

 まったく、何で私を取り合ってるの?

 おかしいよね?

 主人公は鈴華だよ。


「おーい、黒谷いるか?」


 扉を開いて、緑色の髪をした高身長の眼鏡をかけた男の人が教室を覗いている。


「……緑里(みどり)先輩」

「えっ?まって、あの人だれ?」

「ごめん、私いくね」

「「えっ!?」」


 二人がびっくりしてるけど、私はお弁当をもって、緑里先輩のもとへ向かう。


「おまたせしました。行きましょう、緑里先輩」

「ああ、いこうか」


 ☆☆☆


 緑里先輩、フルネームは緑里 夕夏(みどり ゆか)で《緑》の攻略対象。

 《虹乙》ではわからなかったのだけど、夕夏は私の幼馴染み。

 毎週、月曜と金曜は夕夏の分もお弁当を作ってきて、一緒に食べている。

 今日は、月曜日作ってこれなかったお詫びとして木曜だけど、一緒に食べることにした。


「ごめん、夕夏。月曜は色々あって、準備できなかったの」

「いや、いいよ。アリス、今日は屋上にする?それとも中庭?」

「ん、中庭」


 教室から中庭に向かう。

 天川学園の中庭は三方向は校舎に囲まれており、残りの一方向からは運動場が見え、今は昼休憩中なのでバスケやサッカーなどをしている生徒も見える。

 中心には青々しい葉が茂る大きな木があり、背もたれのないベンチがその気を囲っている。

 私と夕夏はそのベンチのちょうど日陰になっているところに座り込んだ。


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