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鉱山都市ソロモン攻防戦 その1

今回から暫定的に軍団の編成と装備情報はここに入れときます。

第一軍               装備

ブラックドラゴンα

死騎士(デスナイト)         ロングソート・ランス・白鱗のドラゴンシールド・全身鎧

クワトロ              仮面・レイピア・紅い皮鎧

ジャイアント            鎚矛(メイス)・胸当て

ゴブリン              石斧・皮鎧


第二軍

ブラックドラゴンβ

緑っぽい金髪のハイエルフのお兄さん 和弓・皮鎧・(レイピア)剣・鉢金・狼の籠手

赤毛の青年剣士           ロングソード・盾・皮鎧

ゾンビ

ブラックドック


第三軍

ブラックドラゴンγ

赤っぽい金髪のハイエルフ兄さん   和弓・皮鎧・(レイピア)剣・鉢金・ 

黒髪ロングの盗賊少女        短剣・皮鎧

蒼いリザードマン          三又の銛・胸当て

インプ


第四軍

ブラックドラゴンθ

銀色短髪ハイエルフのお姉さん    和弓・皮鎧・(レイピア)剣・鉢金・

緑髪ショートの女僧侶        鎚矛(メイス)・皮鎧・盾

ドラゴンメイド           箒・胸当て・メイド服

スケルトン弓兵           皮兜・長弓・皮鎧・狼の籠手


第五軍

レッドドラゴンα

レッドドラゴンβ

アルテミス             賢者の杖・ローブ

スケルトン弓兵           皮兜・長弓・皮鎧・狼の籠

 

本陣

主人公               杖・ローブ・黄昏の腕輪

ジャイアント            バルディッシュ・胸当て

トラ美               ショートソード・皮鎧


ブームケット平原から東へ侵攻はしなかった。始めの地で小さいながらも屋根付きとなった女神リブーラの祠にお参りしアタラカ山脈沿いに北へと侵攻する。

ムーゲの情報が正しければここは辺境最後の独立勢力が統治する地域のはずだ。

「そういえばボロル・ネーゼに何を作らせるか指示してなかったな…」

トラ美が欲しいという銀色短髪のハイエルフのお姉さんの強烈な念に押されてて忘れていた。

取り敢えず(ロック)鳥を6羽召喚して斥候として飛ばす。

つぎに軍団編成で編成した第一軍であるブラックドラゴンα、死騎士(デスナイト)、クワトロ、ゴブリンを召喚する。

「新規召喚」

<<ドワーフ>> コカトリス ワードック

ドワーフとワードック・・・土方系が来ましたよ。

まずドワーフを召喚する。出現したのは130㎝ほどの背丈のがっしりといってもしっかりとボンきゅボンというけしからんボディのちびっ子ドワーフ女性。

髪の毛は赤く、明るい茶色の瞳の目はクリッとして丸い。そしてなによりマトンチョップス(鶏足でもいいような気もするが)と呼ばれるタイプの髭がある。

そう。この世界のドワーフには女性にも立派な髭があるのだ・・・まぁ巨大なモミアゲがあるでもいいんだけどね。

つづいてコカトリス・・・ニワトリの体に蛇の尻尾を持つ状態異常化のエキスパート。あ、走ってった…フリーダム。

そしてワードック。トラ美のワーキャットが人間に近い猫獣人ならワードックは獣に近い犬獣人。今回召喚したのは身長140センチの柴犬人だった。

背中にボロボロの円匙(えんぴ)いわゆるシャベルを背負っている。

「ご主人様~」

くるくるくるくるくる足元で走り回る柴犬人。役に立つのだろうか・・・

気を取り直して第二軍、第三軍、第四軍、第五軍、おれの護衛である第6軍を順次召喚する。

そしてドワーフを第5軍団に柴犬人とコカトリスを第6軍に編入する。

「マスター。我々は進撃しなくてもよろしいのでしょうか?」

クワトロが尋ね・・・ってなんだその仮面は!

クワトロはラグビー風のヘッドギアに目の部分が隠れている仮面というか兜を装着していた。

「まぁ見てろ…」

「敵発見」

北西に向かっていた(ロック)鳥から念が入る。

敵はレッドドラゴン1、ホブゴブリン2

よし・・・

「チェンジ」

第一軍と敵を発見した(ロック)鳥に意識を合わせる。

シュン

第一軍がいた所に(ロック)鳥が現れ(ロック)鳥のいた場所には第一軍が出現する。第一軍団の後ろまで別の(ロック)鳥が近づいたので第2軍もチェンジで前線に送り込む。

これは便利だ。イザというときは回収もできるだろう。

「戻ってきた(ロック)鳥は前線に戻れ」

戻ってきた(ロック)鳥に命じる。

がう

ブラッグラゴンαがレッドドラゴンに突っ込む。

この辺は既にフォーマットである。

ホブゴブリンがブラックドラゴンの脇に回り手斧を叩き込む。

かっ

死騎士(デスナイト)がランスを構え骸骨馬でホブゴブリンに向かって突進する。

どごっ

ランスを腹に受けて派手に吹っ飛ぶホブゴブリン。

「うおぉぉぉ」

クワトロが(レイピア)剣でレッドドラゴンに斬りかかるってダメージ与えてないような・・・

ごぅ

レッドドラゴンの喉が大きく膨らみ、口元からチロチロと炎が見える。まずいぞブレスだ。

ごう

レッドドラコンの口から炎のブレスが吐き出される。

「甘い!どんなに威力があろうが当たらなければどうということはない!!」

カッコイイ。頭の方から煙が上がっていなければもっとカッコよかったが・・・

がこん

ジャイアントの鎚矛(メイス)がレッドドラコンの頭に叩き込まれる。

ぐあばぁ

ブラックドラゴンがレッドドラコンの首に喰らいつく。

ぎぃぃいぁ

ゴブリンが颯爽と石斧を振り下ろす。

どしゅぼひゅ

レッドドラゴンが煙とともに消え大きな紅い鱗に長めの牙が残った。

<<ゴブリンのレベルが上がり進化の条件を満たしました>>

すぐにYを選ぶ。

ゴブリンの体が光り輝く。ゴブリンの貧弱だった体に若干の筋肉がつき口の下からは鋭く太い犬歯が伸びてくる。

持っていた石斧は両手持ち棍棒に変わり皮鎧は今まで着ていたものが残る。

<<ゴブリンが進化しホブゴブリンになりました>>

これは以前に敵のゴブリンが進化しているのを見ていたから驚きはない。

がるるる

後続の第二軍にいたブラックドックが追いついたらしく倒れているホブゴブリンに突撃を敢行する。

慌てて助けに入る無傷のホブゴブリン。でも多分・・・

ビシュ

はるか後方から矢が飛んできて棍棒を持っているホブゴブリンの左肘を撃ち抜く。

ほらね…こういうときの緑っぽい金髪のハイエルフのお兄さんの弓技は頼りになる。

しゅんしゅん

たて続けに2発ホブゴブリンの体に矢が刺さる。

がっ

ブラックドックが倒れていたホブゴブリンに噛みつく。

ぼしゅ

ホブゴブリンが煙とともに消える。

さらに返す刀でブラックドックは矢ホブゴブリンに襲いかかる。

がぁ

ボブゴブリンも負けずに棍棒を振り回して反撃。

ぼごっ

棍棒の直撃を受けてブラックドックの右前足があり得ない方向に曲がる。

ハイエルフお兄さんの援護を受けてなかったら危なかったかもしれない。

がぅるるるる

ブラックドックホブゴブリンの喉に噛みつく。

こぼぎっ

ホブゴブリンの喉が喰いちぎられ鮮血が吹き上がる。

<<ブラックドックのレベルが上がり進化の条件を満たしました>>

Yを選ぶ。

ブラックドックの体がぼふんと炎に包まれる。やがてブラックドックの体がモコモコモと筋肉で膨らむ。

鼻口部が短く先は平ら。首は太くて短く全身はまさに筋肉の塊。ボクサーの原種とされるブレンバイザーと呼ばれるタイプの大型犬。

うっすらと全身を炎が包んでいる。

<<ブラックドックが進化してヘルハウンドになりました>>

がるるるる

ヘルハウンドが唸ると口からチロチロと炎が零れた。


今回の新規モンスター


名前 ドワーフ

種族 ドワーフ

分類 亜人間

性別 男 女

性格 ニュートラル-ニュートラル

STR:10 INT:5 DEX:10 VIT:9 AGI:6 LUK :9 

体力15/15魔力5/5

能力:なし

魔法:なし

特殊能力:鉱物発見(低確率で移動中に鉱物を発見する)

装備:(ウォーハンマー)槌・鎖鎧

備考:身長は人間の子供程度(130~150センチ)だが男女とも全身筋肉のごつい体形をしている。また女性でも髭があることで有名。

手先が器用で彼らの作る装備や繊細な装飾品は豪華。

エルフと仲が悪いという説があるがあくまでも噂である。

※性格・能力値はレベル1のときの平均でありレベルによって変動します。


名前 コカトリス

種族 コカトリス

分類 動物

性別 雄 雌

性格 イビル-カオス

STR:5 INT:1 DEX:8 VIT:5 AGI:12 LUK :1 

体力8/8魔力2/2

能力:毒爪(相手に毒を与え時間毎にダメージを与える)

魔法:なし

特殊能力:毒の視線(接触しなくても視線先の相手に毒を付与することが出来る)

装備:なし

備考:鶏の体に蛇の尻尾を持つ合成(キメラ)生物。最近では尻尾が本体だという説がある。

その視線で相手を殺す特殊能力があるという。

※性格・能力値はレベル1のときの平均でありレベルによって変動します。


名前 ワードック

種族 コボルト

分類 亜人間

性別 男 女

性格 ニュートラル-ロウ

STR:4 INT:1 DEX:3 VIT:3 AGI:8 LUK :2 

体力3/3 魔力2/2

能力:暗視(夜間の能力低下の無効)

魔法:なし

特殊能力:なし

装備:円匙(えんぴ)・皮鎧

備考:犬人間。猫人間とならぶ古くから人間とともに生活している亜人間。その鼻の鋭さ、狩猟本能から警備として雇われている。

またその愛らしさから愛玩用として奴隷(ペット)として飼われていることも多い。

人間に慣れない野生のワードックはコボルトと呼ばれ人からは忌避されている。

ワードックもコボルトも穴を掘るのが大好きで鉱山で働いてることがある。

※性格・能力値はレベル1のときの平均でありレベルによって変動します。

ありがとうございました

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