表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/118

劉美の降伏、軍の再編

連載開始からもうすぐ2年を前に累計30,242アクセスを越えました。

ありがとうございます。

今しばらくお付き合いのほどをお願いいたします。


「降伏します」

真っ白なチャイナ服に身を包んだバニーガール兎人兎人(ワーラビット)が拳包礼をしたまま頭を下げる。

右のドラゴンバトラーの関翅と左の虎人虎人(ワータイガー)の張緋も白装束を着込んでの拳包礼である。

最初は陶卓を共同で攻めようと持ちかけた訳だが、猿術滅亡は劉美に死に装束をさせて直接出向いて来させる威力があったようだ。

無論、大歓迎だ。

「許可する」

<<劉国の君主劉美が降伏しました。劉国が支配下に入ります>>

おなじみの天の声が鳴り響く。

<<支配都市が六つを越えました政都城にある魔法門(マジックゲート)が白露城とリンクされます>>

<<支配都市が八つを越えました賢業城にある魔法門(マジックゲート)が白露城とリンクされます>>

おお、そんなものもあったね。

早速、劉美には内務大臣(仮)の地位と肩書を与え白露城に詰めてもらう。

まずは長さや重さから貨幣といった単位の統一と刑法の刷新から始めさせる。

内政における人材は劉美の推薦、アルテミスの審査、おれの承認という形をとる。

単純作業は新たに召喚できるようになったスケルトン賢者を大量投入だ。

また白露城以外の領地には死騎士(デスナイト)をトップとするスケルトン自警団を結成し領民から武器を取り上げ道具を渡す。

食べ物ぐらいは自分で作れということだ。

また都市と都市を繋ぐ道路や水路は悪韋が根幹を造りスケルトンに整備させるよう命令を出す。

本来なら領民を狩りだしての過酷な使役なんだろうが、おれにはスケルトンやらトロールといったモンスターを魔力で使役できるからな。

大陸南端の女神リブーラの神殿(にまで進化した)から東の海岸にまで道を伸ばして海岸には港町を作る。

海上にある本拠地白露城へと向かうため海路の拠点にする予定だ。

表向きは港湾都市ジャンから海路で女神リブーラの神殿に巡礼する信者への配慮となっている。

女神リブーラの神殿から西へはアタラカ山の麓に到達してから北へ道沿いに鉱山都市ソロモン。

鉱山都市ソロモンから城塞都市ア・バオア・クー。城塞都市ア・バオア・クーから東へ港湾都市ジャンへと続く道を整備させる。

それらが終わってから政都城まで道を伸ばせばいい。行軍には魔法門(マジックゲート)を使えばいいだけの話だ。


次に軍を独立した3つの方面軍に再編する。

ニーダ半島に防衛のために張り付けていた悪霊公(イビルデューク)紅虎(こうこ)の下に本隊から以下のメンバーを送る。

張緋(虎人)、イヌガミ(狼人)、トラ美(猫人)、サキー・サ・海馬(猿人)、鞍馬(鳥人)。

彼らを北伐軍として反時計回りに大陸北部を進攻させる。

次にキングドラゴンのギドラをトップに関翅、シルバードラゴン、セバス(ドラゴンスチュワード)、ガシャドクロ。

ア・バオア・クゥーに張り付いているスケルトンたちを吸収し彼らを南伐軍とし来るべきマッサチン国侵攻に備えさせる。

ア・バオア・クゥーの守備にはガシャドクロ、人間の魔導士、暗殺者、重盾士、修道僧を配置する。

部隊編成も以下のように変更する。

本陣               

ソウキ(悪夢王)、アルテミス(リッチ)、アルブラド(真祖吸血鬼)

ゴーゴン、ゲシュペンスト、ウッドゴーレム


第一軍

菜緒虎(ウッドエルフ小名主)、ゴールドドラゴン、クップファードラゴン

骸骨龍(スケルトンドラゴン)、タイタン、地龍          


第二軍

クワトロ(騎士)、バーン(死騎士(デスナイト))、オルトロス

牡牛人(ワーカウ)牡牛人(ワーベル)、ハイオーク


第三軍

エマ(ドラゴンメイド)、魔神(デビル)、ジャンヌ(祓魔士)、鬼、エキドナ、一角馬(ユニコーン) 


第四軍

リペッチオ(ハイエルフ)、アルファ(ライトエルフ)、ヘウロパ(デスエルフ)

ロビン(死の狙撃手(デススナイパー))、ケルビム、レッサーデーモン


第五軍

氷鳥(アイスバード)火鳥(ファイヤーバード)、岩《ろっく》鳥×4


これまでのような均した部隊を四方に散らしての各個撃破ではなく一点突破で一気に敵本陣を叩く作戦にシフトさせる。

ダメなら戻せばいい。


さて陶卓国への降伏勧告の使者は誰にするかな。

ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ