酷く明るい夕闇の白昼夢
夕方の外は酷く明るくて
いつも開いている店が閉まっていた
だから、オレは酷く明るい夜だと思った
夕方だと思っていたが夜中だったんだ
そして酷く明るい夜だったんだ
だが、人通りの多い事に気がつく
夜なのにこんなにも人通りが多いのはきっと、酷く明るいせいに違いない
あの、酷く明るい太陽だ
あの、酷く明るい太陽だ
夜中にオレは精神科へ行った
夜中に精神科は開いていた
深夜の精神科で深夜のSession
酷く明るい光の差し込む部屋で深夜のSession
オレは銀行のATMへ行った
酷く色の滲んだATMのモニタ
何時からこの色にしたのか
Psychedelicな色の滲み
まるで、アンディ・ウォーホールの落書きみたいだ
まるで、アンディ・ウォーホールの落書きみたいだ
白昼の照りつけるような酷く明るい光の夜中
時計を見る
アナログの時計だ
針は五時を指している
時計が狂っているのかと思ったが街中の時計も皆、五時を指している
酷く明るい夜中は早天で
酷く明るい早天で
酷く明るい早天で
早天の精神科で早天のSession
酷く明るい光の差し込む部屋で早天のSession
白昼の照りつけるような酷く明るい光の早天
足をふらつかせながらオレはおぼろげな記憶を辿る
あの、昏い朝にナイフで自分の腕を突いていたのは何時の日の朝だったのか
何時の日の朝だったのか
何時の日の朝だったのか
吐き気のする目覚めは何時の日だったのか
吐き気のする目覚め
まるで、アンディ・ウォーホールの落書きみたいだ
まるで、アンディ・ウォーホールの落書きみたいだ
あぁ・・・・・・
それは、今日の白昼の出来事だった
それは、今日の白昼の出来事だった
今は夜中でも早天でもなく夕方だ
酷く明るい夕方だ
あらゆる物をPsychedelicに照らす酷く明るい夕闇だ
まるで、アンディ・ウォーホールの落書きみたいに
まるで、アンディ・ウォーホールの落書きみたいに
昏い朝に朦朧と心地よく自殺を企図して
白昼に吐き気と共に目覚め
酷く明るい夕闇に足を取られて
日々の連鎖を脳髄に叩きつけられる
記憶の無い日々の連鎖
記憶の無い日々の連鎖
記憶が無いが日々の連鎖
記憶が無いが日々の連鎖
白昼の照りつけるような酷く明るい光の夕闇