君に会えたら
眠たいような
まだ起きてたいような
深夜の薄明かり
寝そべったまま
まどろみの中で
君と何を話そうか
考えては上書きを繰り返す
無重力なセリフのダンス
自分でも笑っちゃうような
まったくセンスがない
歯がゆい言葉の羅列
イメージの中ではカンペキなのに
君を前にしたらきっと忘れちゃってる
君に言いたいことは
こんなにも溢れてるんだけど
きっと、それら全部を端折って
ぎゅっとしたらつまりやっぱり
いちいち遠回りな言葉を並べるまでもなく
『好き』って一言で
片付いてしまうんだろうなって気付いた
落ちていく夢の中