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ジョージの大冒険  作者: 海山雷魚
6/7

目覚め

長い間、眠っていたような気がする。

ここは、どこだ?

いつもと違う布団の肌触り…。




部屋にはバラの香炉のにおいが漂っている。

俺の部屋じゃない。


横からドタドタと音が鳴り、誰かが部屋から出て行った。


「待って!」

俺が声を出した時には、廊下に出て行ってしまったようだ。急いで追いかける。



「あ、ジョージ。おはよう」


その青年は俺の名を呼ぶ。

「あなたは…」


一瞬戸惑った。夢に出てきた、鎧をまとった男の姿にそっくりだ。

「バミン!」


「よっ!相変わらず今日も元気そうだね。朝食を頼んだから、一緒に行こう」


夢ではなかった。どうやら本当に、石造りの堅牢に守られた都に来ていたようだ。

パジャマを脱ぐために部屋に戻ると伝え、着替えることにした。

「これも…」


黒い鞘に包まれた刀、柄を持って引き抜くと白く光る刀身が姿を見せた。

これはこの、ジョージの旅の証明だ。


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