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ジョージの大冒険  作者: 海山雷魚
3/7

邂逅

ジョージが見た力、それは敵か味方か。

「大丈夫か!?」

謎の攻撃が放たれた方向から声がした。俺は腕から血を流しながらも咄嗟に逃げようとし

た。森を抜け、町の石壁が見えた辺りで、目の前に突然人が現れた。


 その人は俺の目の前に瞬間移動してきたかのような速さだった。驚き、後ろに倒れてし

まった。もう逃げ道はない!

「まって。今薬を出すから。」

安心した。優しそうな青年の声だった。しかし、腕の痛みは消えない。


「おっと、これをつける前に…」

彼は、布で優しく俺の血をふき取った。それからよくわからない液状の薬を傷口に垂らし

た。

「こ、これは一体!」

俺の傷口が塞がり、治っていく。


意識がはっきりしたとき、目の前には黒い鎧をまとった人がいた。

「いきなり来たけど、大丈夫だった?」

「はい、ありがとうございます!」


「軽装備でこんなところに来ちゃだめだ。まあ最近は動物でさえ狂暴になってるからしょ

 うがないのかもしれない。」

「????????」

「町に戻るよ」



「へえ、ジョージって呼ばれてるのか。」

「はあ。この町、あなたの先ほどの行動、何もかも疑問だらけですよ。」

「約束は忘れてないですよね。」

「うん。行くよ!」



「う~~~~んおいし~~~い!」

「はは!腹が減っては戦はできないよね!」

「じゃ、先に質問させてもらうよ。君はどこから?」

「モグモグ、ゴクッ。んー思い出せない。」

「少しずつでいい。何とか思い出せない?」

「俺は‥‥‥‥」

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