思い描いた空に
ゆっくりと暮れゆく砂浜で
強い陽ざしと交代して心地よい風に変わった
日焼けした後をなぞるように
突然に出かけたから
日焼け止めとか準備ができていなかったこと
日焼けした肩をさすりながら
キミはほほえんで
僕のことをかばってくれる
砂浜をしばらく歩きながら
今までの恋について語った
キミの語る言葉に強さを感じたのは
もしかしたら
恋について自信が持てたのかもしれない
僕より少し先に
足元の波の行方を気にしながら
見上げた君の瞳は
僕にとってはまぶしすぎて
このまま砂浜が続いて
その先まで
恋を運んでほしいと思った
国道を走るクルマのスモールライトは
夕日が水平線に溶け込んで
しばらくたったことを教えてくれた
僕たちの自由で
この空に星を打ち上げて
思ったこと、ひとつひとつを順番に
描いていこう
星が輝くまでは
まだ時間があるから