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『冒険の書』  作者: テープコーン
第1部 魔王と魔眼持ちエルフ
86/110

2-53

 


「アクセルが今戦ってるのは、魔獣か?」


“うん。オレといっちゃんと部下が生き残りの住民を保護、護衛しながら町の外に逃がしている途中だね”


「師匠は?」


“ラムくんが道化師を抑えてくれているんだよ、っと”


「ぐぅ・・・でも、それが一番安全か・・・生き残った住民はどのくらいいる?」


“分からない。でも、町の惨状からしても多分・・・そんなに、居ないと思う・・・”



歯切れの悪いアクセルの返答に、シュテンの眉間にしわが寄る。



「分かった。こっちは難民の受け入れ態勢を整えとく。サバナからウチまでの中間地点に、迎えもやる」


“助かるよ!”


「だから、アクセル・・・」


“うん?”


()()()()()()()()。全員で帰ってこい。命令だ」



ギュッと爪が掌に食い込むほど強く両の手を握りしめ、シュテンは調査隊にへと命令を下した。



“あはっ。任せて。詳しい話は帰ってからするよー”



明るく返答し、アクセルの方から通信が切れる。


 

シュテンの八人発言は敢えてです。

因みにリンドウが八人目。

小説だった件を読んでいる方は

理由がわかるかもです・・・。

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