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「そこのところどうなんですか?イツキ」
「ん?」
「あの時、思いっきり吐血したでしょ?忘れたんですか?」
「あー・・・アレ?ん・・・どう説明したもんかなぁ?」
ポリポリと頬を搔き、イツキはチラッとリンドウを見る。
〖あの時、イツキが放った硝子式があっただろう?〗
「え?あ、はい。ソレがどうかしましたか?」
〖どうやらアレを触媒に、イツキも道化師に呪われたらしい〗
「・・・は?」
「嘘ですよね?」
リンドウの説明に、シュテンとメルヴィンはバッと同時にイツキの方へと振り返り、見た。
「あはは~・・・事実です。道化師に呪われちゃった☆」
きゃぴっ!っと告げるイツキに、シュテンとメルヴィンの雷が落ちた。
「「もっと、早く言え!!アホ――――!!」」
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