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『冒険の書』  作者: テープコーン
第1部 魔王と魔眼持ちエルフ
58/110

2-25

 


彼の纏う雰囲気が変わり、急速に魔力が上昇していく。



「フレア・・・」



シュテンは左手を自身の正面に突き出すと同時に呪文を唱え、掌から炎が放たれた。


威力の制限も何もされていない、炎が連続で射出され、メルヴィンを襲う。



「マジか?これ、絶対フレアの威力じゃねーんだけど?」


「アルは昔から『力任せ』が多かったからね。タガが外れたら当然そうなるでしょ。その為の結界だし」


「いや、まぁ確かにそうなんですけど・・・コレはそれにしてもですよ?」


「しょうがないじゃない。今のアルは『プッツン』状態だよ?」



メルヴィンはイツキと会話をしながら軽々と避けていき、合間にシュテンの様子を伺った。

目が据わり、通常よりも大きめの角がシュテンの額右側に生えてるのを見て、メルヴィンはイツキの言ったことに納得する。



「成程、道理で・・・アレは『鑑定』を使わなくても分かる。本気モードの上に、暴走(ばくはつ)しやがった。やっぱり、そうとう堪えていたか・・・っていうか多分、昨日の僕の件も引き金ですよねぇ・・・うん、すまん。アル」


「そうだよ。メルさん反省しなね?」


「否、お前も人の事言えないからな?!っていうか、見てないで手伝え!!」


「え~?やーだよ。メルさんだけで十分だって!」



イツキと会話しながらも、これが先程のゲストルームで起こっていたかもしれないと思うと、メルヴィンは大きなため息を吐いた。


 

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