表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『冒険の書』  作者: テープコーン
第1部 魔王と魔眼持ちエルフ
34/110

第2章 道化師襲来

 


アルヘイム領 ガラス細工の街『オーガ』


アルヘイム邸 アルヘイム騎士団 医務室



コツコツと軍靴の音を響かせる一人分の足音が部屋の前で止まる。

シュテンの言いつけで、グントラムとイツキの様子を見ていたこの騎士団の回復術師の一人であり、彼の従姉でもあるエリザはスッと扉に向かって手を横に振った。



ガチャリと扉はひとりでに開く。



「うお?!」


「あら、シューちゃん?どうしたの?」


「びっくりした・・・エリザ、イツキと師匠は?」


「大丈夫よ。二人とも今はただ、眠っているだけだから。それよりもシューちゃんとメルヴィン様は大丈夫?結構酷い怪我だったと兄様に聞いたのだけれど・・・」


「俺は平気。メルは・・・怪我っていうよりは魔力切れに苦しんでるよ。まぁ無理もないんだけどさ。アイツ、いくらエルフの魔力量が多いからって、無茶しすぎ」


「それも兄様から聞いたわ。シューちゃんと二人掛かりでも倒せなかった相手だったんですってね?」


「そうそう。俺や師匠が戦ってる間ずっと後ろから上級攻撃魔法で援護してたんだ。信じられるか?」


「メルヴィン様は相変わらずみたいね?私じゃとても無理だわ」


「だろう?そのくせ魔力切れの症状を表に出さねーし、こっちが気づけば自分に使うのは勿体ないとか意味不明な事言って、頑なにMPポーション使わねーんだから最早()()()だよ。アイツ。っていうか、エリザもメルと比べちゃダメ。お前は鬼人、アイツはエルフ。もとより魔力量が違うんだからさ」


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ