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「え?何?何の話???」
ヒトリ、置いてけぼりを喰らうシュテンが二人の会話に割って入る。
「何でもありませんよ。それより此処ですね。二人とも、始めますよ?」
「「はぁ~い」」
シュテンの問いに、何でもないと首を横に振り、メルヴィンは話を変えた。
「・・・二人とも、もう少しヤル気を出して貰えません?」
ユル~イ返事を返す、自身の上司と部下に、メルヴィンは大きな溜息を吐くのだった。
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「つーかーれーたー」
〖お疲れ。イツキ〗
「このくらいで音を上げてどうするんですか・・・イツキ、貴女僕よりも魔力量多いでしょうが・・・」
「魔力を使ったから疲れたんじゃないです。精神的に疲れたの!」
リンドウに乗り、ぐったりと彼の背中で寝転ぶイツキにメルヴィンが呆れたように声を掛けると、彼女からは精神的に疲れたのだと反論が来る。




