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壱 「あれっ、こんな記憶だったかなぁ」


 昭和五十一年の始業式は、そよ風が気持ちいい日になった。

 四条畷(しじょうなわて)の町でも、飯盛山(いいもりやま)の麓にある市立四条畷南中学校。宅地開発で人口増加の進む時代に相応しく巨大な学校である。しかも一学年に八クラスもあって、全校生徒数一〇〇〇人もいるマンモス校になった。

 五年前の開校当時は、市立四条畷中学校から分離設立することになった。しかし一年間、まだ自前の校舎が出来ておらず、教室も間借りするようなところから始まった。生徒数も五〇〇人に満たない、今とはまるで違う様相であったのだ。

 四条畷中学校は、「畷中(なわちゅう)」、四条畷南中学校は、「南中(みなみちゅう)」と親しまれ、市を二分して生徒たちが通い、勉学に励んでいたのだった。

 那珂(なか)夜月(みつき)は、二年生の始業式を迎えていた。南中は毎年クラス替えをするので、登校時には貼り出されたクラス編成表を確認しなればならない。

「二年六組、山本学級」

 夜月は時を戻る前のことを、正確に覚えている。『倭祷神器(わとうじんぎ)』を巡っての戦いが、まかり間違えれば、人類を滅亡へと追いやっていたかもしれないのだ。夢だったのかと思える事件が、あの時は何も知らずに始まろうとしていた。

 でも、今は幸福な世界に変えることができた。あの話を誰に言っても、ここでは違う世界でのことで、しかも未来の話なのだから、意味のないことである。

「あった。二年六組、アタシのクラス」

 総てが違う世界になったのではない。夜月が体験した前の世界から、『倭祷神器』に関わることだけを喪失し、この世界が成り立ったという感じだった。だから、喪失したつじつま合わせで、所々で以前とは違うから、不思議に感じるところもあった。

 記憶通りのことには、夜月は安心できた。人生をやり直すみたいな気分だった。

「エマは?」

 親愛なる友人・藤波(ふじなみ)愛真(えま)の名前を探した。愛真がいなければ、この幸福な世界に来られなかったはずだ。

「・・・・?」

 クラス編成表に名前が見当たらない。もう一度探すが、愛真の名前がなかった。

「ウソ!」

 別のクラスを探した。焦る気持ちを抑えて、他の七クラス総てを探した。

「何で? そうか。もしかすると、エマは転校生だったから、クラス編成表に名前が載ってないのかな?」

 以前の世界の記憶を蘇らせようとするが、夜月が愛真を知ったのは、新編成された教室に入ってからのことだ。この表に、愛真の名前があったのかどうかは、まだ知らないことだった。

 三階の二年六組の教室。

 夜月は黒板に書かれた席順には見向きもせず、愛真が元いた席を見た。

「アンタ、誰?」

 男子生徒がドギマギしている。夜月の凄まじい剣幕に圧倒された。

「僕は、・・・尾関だけど」

 何でこの席に座っているのと、叫びそうになった。そうなのだ。すべてが以前の世界とは同じではない。『倭祷神器』が無くなったことのつじつまを合わせて、世界が少しだけ変化しているのだ。

「ゴメン」

 手を振って、夜月は去って行った。

「あぁ、僕、尾関(おぜき)丈人(たけひと)。よろしく」

 慌てて男子生徒は言ったが、気に障ったのか、振り返ってはくれなかった。

「那珂さんは、いつもはあんなのじゃないのに、どうしたのかしら?」

 クラスメイトたちが、普段とは違う夜月を心配している。もっと優しい女の子だと思われていたのだ。言葉遣いも違っている。「アンタ」などと言うことはなかった筈だった。

 しかし尾関には、これが夜月の第一印象になってしまった。ちょっと怖い那珂さん。この世界ではこの後ずっと、二人は関わりを持っていくことになるのである。


 夜月は目を閉じた。現実だった光景が鮮明に蘇ってくる。

「エマ。アタシに同調しろ」

「わかった」

「水の呪術を使う。呪文は大丈夫か」

「解っている。いいえ、いま知った」

「稔宗さんに、二重の結界を張れ。アタシもやる。それで合計四重になる。いいな」

「わかった」

「ヨシ、全部同時にするぞ。忙しいぞ、遅れるな」

「はいっ」

「把世界遂縋神逾的土地」

「把世界遂縋神逾的土地」

 夜月と愛真の呪文が共鳴した。

 すべてが光の中に包まれた。キノコ雲が、二重三重と次々に形成されていく。

 見渡す限り大地が無くなり、水が満ちている。関西の土地から何もかも無くなり、その力を以て、悪魔は無に還っていった。

 長い時間が過ぎる。その時間の長さが、夜月の苦しさを表していたのだった。

 涙が頬を一筋流れた。

「ゴメンネ、稔宗さん。ゴメンネ、エマ。ゴメンネ、アタシ」

 夜月は背筋を伸ばした。もう迷わないことにした。何故なら、未来のアタシはきっと自分を褒めてくれると信じたからだ。

「神器のない幸福な世界に戻して」

 倭祷神器が優しい光で、世界を包み込んだ。

 楠公墓地の楠の巨木が、静かな時を刻んでいる。

 木々の葉が触れ合う音。

 小鳥たちの囀り。

 温かな木漏れ陽。

 その楠の巨木の下で、

 愛真が、柔らかな草の絨毯でうたた寝をしている。

 土と緑の香りが、心地良さそうだ。

 シャン・・・シャン、シャン・・・・


 体育館で、始業式が執り行われた。愛真の姿を探す夜月の眼つきが、異常に吊り上がっている。必死さと苛立ちと絶望とが、深く混じり合って、じっとしてはいられなくなっていた。

「エマーーー」

 殆どの生徒たちは、体育館の中で学級ごとの二列縦隊に並んでいる。夜月だけが、徘徊するようにしていた。

「那珂さん。自分のクラスが分らないのかい?」

 新担任教師の山本が、異様な夜月に注意を与えた。殆ど泣き出しそうな表情をしている。誰もがこんな夜月を初めて見た。

 優しくて親しみやすい。冗談もよく言っていたずら好きで、明るい笑顔を絶やさなかった。しかし少し控え目で、自分の意見を言えずに、周りに流されてしまうところもあった。

「先生。藤波愛真さんは、ドコ?」

「ふじなみえま?」

 山本教諭は、怪訝な表情をした。そんな生徒はいない筈である。しかし、夜月はその生徒を探して徘徊しているのだろうか。

「誰だい? そんな生徒はいないぞ」

「ウソ。エマは転校生で、アタシと一緒のクラスになるんだ」

 うろたえている夜月は、あきらかに尋常ではない。周りにいる生徒たちが、何事かと騒ぎだしていた。

「落ち着け。どうした、君らしくないぞ」

「そんな筈ないの。よく考えてよ。エマは、絶対にここにいるんだから」

 もはや自制がきかなくなっている。男性教諭の山本では、どうにも出来なくなった。

「草壁先生」

 養護教諭を手招きで呼んだ。何人かの女性教諭が手伝って、卒倒し掛けている夜月を保健室に運び込むしかなかった。


 夜月は学校の授業を終えると、いつも早く帰るのを心待ちにしていた。

「ミツキ。今日も一緒に頑張ろうね」

 愛真が夜月に倣って、マスクで顔を隠して下校してくれていた。夜月は嬉しかった。そうでなければ、クラブ活動も出来ない悔しさに気持ちを潰されていた筈だ。先生も助けてくれない。クラブの誰一人として、夜月に同情してくれはしなかった。

 愛真だけが違っていた。毎日愛真だけが楽しそうに、夜月に付き合ってくれた。まるで自分の為にしているように、愛真は夜月と共に、自宅から飯盛山の登山道入口までの道を走ってくれた。

「坂道って、嫌い」

 愛真は荒い息をしながら、よく文句を言っていた。起伏が多い道が辛い様子だった。

「ミツキは先に行っていいよ」

 ゆっくり走っていても、夜月は愛真といるのが楽しくなっていた。

「いいの。エマと一緒に走りたいから」

 自分の為に一生懸命になってくれている愛真が、夜月には初めて現れた大切な親友に思えた。夜月は自分のどこに惹かれて、愛真が接してくれているのか分からなかった。クラスメイトたちは一定の距離を置いているのを感じている。それは夜月自身が親しくしていこうとしないからだと理解していた。

 愛真に特別な付き合い方をしているわけではない。初めて出会った時も、夜月は突き放すように接した。

「何だ、覚えてないの。残念」

 こんな冷たい言葉を掛けたことを、反省していた。

 今は息を切らせて走ってくれている愛真の表情を見ていると、友達を作ることの意味を知らなかったのは、今までの人生が本当は寂しものだったのだなと後悔していた。

「えへへへ」

 愛真が笑っている。

「どうしたの?」

「だって、ミツキが嬉しそうだから」

 辛い表情をしながらも、楽しそうに走っている愛真。それは愛真の本心だと感じた。

 夜月は泣きそうになった。他人の幸せが嬉しいと言えること。初めてそれが理解できた。幼い時から大人の顔色ばかりを見てきて、そんな感情を持つことなど出来なかった。大人と子供では、同等の立場で接することが不可能だ。必ず上下関係になってしまう。

 夜月は感じた。愛真とは、同等で同格で同類で同一で・・・・・ それが親友だ。運命の出会いをした親友だ。そう実感したのだった。

「アタシ、エマと友達になれて良かったよ」

 自然に夜月の素直な気持ちが声になった。夕焼け空に上弦の月が浮かんでいる。太陽と月のように、例え離れ離れになっても、また会える。今の二人のままで、永遠に共にいられることを願った。


 静かなクラシック曲が聞こえてくる。紅茶の香りが、心を落ち着けてくれた。

「どう、落ち着いた?」

 養護教諭、いわゆる保健室の先生は、優しく背中をさすってくれている。ベッドに眠っていた夜月は泣いていた。愛真といた時の夢を見ていたのだった。

「何かあったの?」

 ゆっくりとした口調で、先生は話し掛けてくれた。それは病んでいる人を、絶望から助ける力を持っていた。

「今、夢を見ていました。大切な親友になってくれたエマとの想い出です。でも、エマがいない」

 夜月が、『倭祷神器』の力で、破壊された世界から戻った場所は、あの『楠公墓地』の社殿である。巫女衣装で神楽舞いの最中であった。手にしていたあの忌まわしい『水の洞』の神楽鈴も、柄が木製に変わっていた。だから神器が無くなって、世界を救ったんだと安堵していた。

 だが、異様を感じたのは、自宅に帰ってからだった。

「お帰り、夜月」

 奥から父親の精悍な声が聞こえた。

 夜月は、あれっと思った。神職の宮司(ぐうじ)の仕事を真面目に営むだけだった那珂(なか)月詠(げつえい)は、もっと控え目な父だった。何も違わないようだけれども、娘の夜月には瞬時に不快なものを感じとっていた。

「ウン、・・・ただいま」

 家に上がった夜月は、そこで目を疑った。

 道場があるではないか。

「おう。今、薙刀術の女の子達が帰ったばかりだ」

 父親がそこで、柔軟運動をしていた。

「これはナニ? どうしたの、その格好?」

 稽古着姿の父は、どういう訳か筋肉質の肉体をしていた。夜月の知っている父親は、もっとひ弱な男だった筈だ。

 アナタは、誰?と、思わず言いそうになった。

「どうだ。久しぶりに試合をしてみるかね」

「試合って?」

 道場の壁には、幾柄もの薙刀が掛かっている。

「部屋で着替えておいで」

 まるで別人になっている父親に戸惑っているが、それよりも道場なんて、家にはなかった筈だ。全くわけが分らなかった。

 首を激しく振りながら、自室に入ると、そこは確かに夜月の部屋だった。机もベッドもクッションも、どれもこれも変わらない夜月のものだったのである。

 ほっとした。もしかしたら戻る世界を間違えてしまったのかと、勘違いしてしまうところだった。

 ベッドに飛び込んで、枕を抱きしめた。

 いったい何が起きているのだろうか。頭が混乱している。ゆっくりと馴染みの自分の部屋を見渡す視線の先に、意外なものを見た。

 濃紺と白の衣装が箪笥の上にある。それは見覚えのないものであった。誰が置いた物なのだろうか。不思議に思いながら、手に取った。

 布地が分厚く、ところどころ擦り切れている。広げてみると、それは先ほど父親が着ていた稽古着と同じものだった。

「アッ!」

 小さく悲鳴を上げると、夜月はめまいを感じた。目の前で記憶が流れて行く。薙刀の試合をしている自分自身がいる。まるでビデオを早送りで見ているように、幾つもの映像がどんどん流れていく。

 正面に礼

 お互いに礼

 一本目始め

 お互いに礼

 正面に礼

「アタシ。やっていたんだ、薙刀」

 幼い頃からの記憶が蘇ったというのか。

「思い出した。いいえ、いま知った」

 この言葉を言って、ハッとした。

「いま知ったって、あの時エマが言った言葉だよね」

 悪魔に対して、水の呪文を使おうとしていた時だ。卑弥呼が憑依している夜月には、呪文を使えるのは当然であった。しかし、卑弥呼の力の一部を与えられたばかりの愛真には、呪文が使えるのかは定かでなかったのだ。

「あの瞬間、エマに卑弥呼の記憶が伝えられたんだ。だから、いま知ったと言ったんだ」

 思い出したのではなく、知ったのである。記憶が自分の内側にあったのではなく、外から入って来たということだ。

「それなら、これはいったい誰の記憶なの?」

 夜月の中に流れ込んで来た薙刀の記憶。幼い頃から、父親に教わって来たものだ。その父親自身も、何故あんなに剛健な男になってしまったのだろうか。

「それともアタシの記憶なの?」

 記憶なんて曖昧なものだ。思い出したものが、本物なのか偽物なのか、どうして判断でき得る。偽物を本物だと思ってしまえば、もはやそこには、偽物など無くなってしまうだけだ。

 悩みながらも、夜月なりの考えが、あるところに辿り着く。

「世界から『倭祷神器』が無くなったから、そのつじつまを合わせるために、みんなの記憶が変わってしまったのかな」

 夜月は着替えを終えて、道場に向かった。

 そこは何故か懐かしい匂いがした。防具の付け方も、薙刀の構えも、そしてすべての身のこなしさえも見事でしたかなった。


 ドビュッシーの「月の光」と、美味しいアップルティー。

 保健室のベッドで、那珂夜月は正気を取り戻した。養護教諭が、ずっと心配して介抱してくれていた。

 藤波愛真との再会だけを待ち望んでいた夜月が、この世界には愛真がいないのではないかと絶望してしまった。まさにどん底に突き落とされた心が錯乱してしまったのは、楠公墓地から立て続けに起きた「記憶」の障害のためだった。

 昨日自宅で、夜月なりの答えを出したばかりではないか。『倭祷神器』が無くなった世界を修復するために、少しずつ皆の記憶が変わったのだと。

 それならば、愛真は必ずどこかにいる。楠公墓地にいたのは間違いないのだから、いつか必ず会いに来てくれるはずだ。今はそう信じるだけだった。

「草壁先生。先生は小さい頃のことを覚えていますか」

 夜月は穏やかに話し掛けた。しかし、その目つきは鋭い。相手の瞳の奥を覗き込む眼差しは、真実を見抜こうとするものである。更なる確実な答えを望む夜月の精神状態を現わしている。

「先生の小さい頃? そうねぇ。小学生の時は、よく忘れものをして怒られていたわね」

 草壁は、失敗談を話して聞かせた。そういう人でも、先生にでさえなれることを教えて、安心させたいからだ。何があっても、人生を絶望するには当たらないことを、夜月に伝えたかった。

「先生、もっともっと小さい頃の、一番小さい頃の記憶は、ナニ?」

 草壁は、夜月が何を訊きたいのかがわからない。しかし、今は正直に答えるだけだった。

「たまに考えるのよね、そう言うのって。赤ちゃんの時の記憶は残っていないのかなぁって。でもね。幼稚園の時に、鉄棒から落ちたことまでくらいかな」

 草壁が笑いながら話した。それにつられて、夜月も笑った。

「あれっ、こんな記憶だったかなぁってことは? こんなことしてたかなぁって?」

 夜月は薙刀の記憶に迫っている。自分だけがこんなことになっているのだろうか。

「感違いってことかな」

「そうじゃなくって、、、、、、」

 夜月は口を閉ざしてしまった。

 答えなんか初めから期待していない。何を語っても、勘違いや気のせいで片付けられてしまうのが落ちだった。

「先生。アタシ、もう大丈夫です。教室に戻ります」

 夜月はわざと元気な声で言った。草壁には、そんな夜月の心境なんか手に取るように分かっていたのだ。

「今日はこのまま帰りなさい。先生が送って行ってあげるわ」

「あの、大丈夫ですから、アタシは」

 夜月が動揺している。

 草壁は優しく笑ってみせた。この子は大人に気を使って生きている。そんな気がしたのだ。

「それは親に心配を掛けたくないからかな。でもね、大人は子供を守らなくてはいけないものなのよ。あなたはもっともっと甘えればいいの」

「違う、そうじゃなくて」と、夜月は言おうとしてやめた。言えば、あの親が本当に自分の親なのか自分には分らない。そう言わなくてはならなくなると思ったからだ。

 教師に送られて帰ったことで、夜月の両親は驚愕した。病気か、怪我か、それともいじめかと。

 草壁のとった処置は、夜月を自室に休ませ、両親だけと十分に話し合うことだった。夜月は、思春期の不安定な時期にいること。そして、自分自身の変化への戸惑いや、大人からの自立心と依存心の対立、友人関係の複雑化などを説明した。その中で最も深刻なのは、自分自身を信じていないようだと診断したことだった。

 何が夜月をそんなにさせたのか、那珂夫婦には分る筈もなかった。



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