表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に飛ばされたのに最強なんて言葉からは程遠い  作者: ryu
一章 〜別世界へのお引越し〜
3/8

証明のためにすることは?

強盗と思われしき人に殺されやってきたのは異世界元の世界に未練がない揮灑樟 はこの世界で暮らすことにした、しかし敵だと疑われ異世界出身だと信じてもらわなければ死ぬことになる証明するために連れられた場所は?

俺の話が本当だと証明できる場所に今向かっている最中だ

「そういえば君名前は?」

そういえば聞いていなかった

「私ですか?私はですねミネ・ロニーといいます。貴方は?」

「俺は揮灑 樟 (きしやまくすの)よろしく ミネ」


「しかしまぁこの街かなり広いよなぁ」

今いる場所は商店街 服や食べ物 家具などを売っている店がかなりの数ある

「はい、この商店街はこの王国で一番大きい商店街です。

欲しいものはここに来れば全て揃うと言われているんです」

「へー、そうなんだ。で今向かっている場所はどこらへんだ?」

「ここから歩いて30分くらいのところです。」

なんというか微妙な距離だな

近くもなければ遠いというほどでもない

「あのですね、貴方何故本なんかを読んでいたのですか?」

何故いきなり丁寧になったんだ?まぁいいや

「文字わからないから学ぼうと思ったけどあれ図鑑じゃなかったなんてねぇ」

「そうですか、しかし文字を一人で習得するなんてなかなか根性がありますね」

「まぁな、でも読めないと暮らすことができないからなぁ」

せめて数字だけでも読めるようにならないと生活できないし

「こっちに住む気ですか?」

「そうだよ?しかし漢字みたいなものもあるのか?」

なかなかに覚えるのが難しそうだ

「かんじ?よくわかりません」

「まぁとにかく俺の言葉が証明されて、

ゆっくりこの国で暮らせればいいから」

「私は半分ほど貴方の言葉を信じてますよ?」

「残り半分も疑っているのか」

しかし半分信じてくれてるだけありがたい、そこでふと疑問に思ったことがある

「そういえばこの国の名前なんていうの?」

「 この国には正式な名前はないです。」

国の名前がない?それは思いもしなかった

「それじゃあ貿易とか困るだろ?」

「正式な名前がないだけで一応呼ばれる名前はあるんですよ?」

なるほどそれならわかるが、

「なんで名前つけないんだ?」

「それはですね、この国、東の国と呼ばれる国はすぐに王が変わってしまうんです」

王がすぐに変わる?

「どれくらいで変わるんだ?」

「今までで一番長いのは約10年短かったのは3年くらいですね」

かなり早く変わるんだな、しかし

「何故そんなに早く変わる?」

何故最長でも10年しか王を続けない?

「この国の王になる権利は誰にでもあります」

「それはつまり王の家系から継ぐわけじゃないのか?」

普通は王の子供などが次の王になるだろうに

「王になる方法はどれだけ王にふさわしいか示すだけです」

随分簡単に王が決まるんだな、そりゃ10年しかもたないわ

「でもそれじゃ政治とか大変じゃないか?」

「政治は違反などしたものに対する罰則や相手国との戦争の時にしか行われません」

この国は戦争があるのか、それはまた怖いことで

「そしてその戦争のために技を磨くところが目的地です」

今そんな所に向かっているのか、しかし技を鍛える場所でどうやって俺が異世界出身だと証明するんだ?

「なぁ、そんな所に行って何するんだ?」

「技を磨く場所ですよ?やることは大体想像がつくのでは?」

まぁね、大体予想つくよ、つくけどね

「それでどうやって俺が敵じゃないと判断するんだ?」

「わかりません、しかし貴方の力を見れば敵ではなくなるかもしれません」

うん、敵ではなくなるってそういう意味?

戦ってそんな強くなければ放っておけるって意味かよ!

「で、大体の予想はつくんだがここは?」

「ここが目的地の練道場です」


思っていたよりもでかい、せいぜいあっても東京ドームくらいしかないと思っていたけど、

見た感じその10倍はありそうだ、この国の広さどうなっているんだ

「ここが目的地ですよ、でも無許可では使えないので許可を取りに行きましょう」

そう言って近くにあった普通の家らしきものに近づいていく


家に着いたけれど誰もいないようだ、困って考えているとき後ろから

「なんだ?わしに何か用か?」

かなりびっくりした、考え事の本人から話しかけられたらしい

「ミネちゃんじゃないか、今日はどうしたんだ?」

「実はですね・・」

そういうとミネは男の人を連れて少し離れたところで会話をした、しかし少しすると

「もう終わりましたよ、使っていいらしいです」

そういいながらもどってきた

「おい、坊主あんま目立つようなことするなよ?」

この人は理解のある人らしいよかった、見かけは大柄でしっかりしていていかにも格闘技をやってそうな見た目だ

「ああ、わざわざ目立つような理由もないしな」

「そうか、そういや坊主名前は?わしはニード・グライブ気安くニードでいいぞ」

「ああ、わかった ニード俺は揮灑樟だよろしく」

しかし気安くニードと言っているが、できればさんをつけたい、そんなことを思っていると

「じゃあ坊主」

呼び方変えないのか、まぁべつに気にならないしいいか

「とりあえず魔法打て」

「魔法?俺そんなのできないぜ?」

魔法など打ったことはおろか見たこともない、いやさっきそらを飛ぶ魔法をみたから見たには見たが

「魔法を打つのは簡単ですよ?どんなものかイメージすれば打つことができます」

そういってミネの手のひらの上に炎が出てきた、

「なるほどイメージすればできるんだな?」

そういって手のひらに炎のイメージをすると

「うおっ?!」

本当に出たこの世界ではやはり魔法が使えるらしい

しかし荒々しく少し怖いそれを感じとったのかミネが手をかざしてくれた

「後は放つイメージですそうすれば炎が飛んでいくはずです」

なるほどとりあえずイメージすればできるらしい

「こうかな?」

そういって飛ばすイメージで炎を押し出すと飛んでいき炎が地面に触れた瞬間

「ドゴーン!!!」

視界全てが炎に包まれた

しかしギリギリで当たらなかったようでミネやニードに怪我はなさそうでよかった

しかしかなりでかく爆発したようで家二、三件くらいならまとめて吹き飛ぶくらいの範囲で地面がかなり抉れている

「あ、貴方どんなイメージしたらこんな威力になるの?!」

「・・・いやーこれは参ったかなりの威力だ、坊主なかなかやるじゃないか」

魔法の威力が普通とは全然違かったようで周りに人が居なくてよかった

「貴方あんだけの威力の魔法うつことは世界に10人・・いや5人いるかどうかなのよ?!」

「しかしイメージして打ったらそれが本当に出来てしまっただけだからなぁ」

「坊主あんま疲れて無い様じゃな?普通はあんだけの威力の魔法打ったら魔力無くなって気絶するんじゃが」

そうなのか魔力尽きると気絶するのか、気をつけて使わないと

「ああ、全然疲れてないな何発でも打てる気がするぜ」

「貴方魔力どんだけあるんですか」

そう疲れはてた様にミネはこちら見ながら言ってくる

しかしイメージで魔法が使えるというのは便利だ、相手の思考を読み取れる俺は相手の使ってくる魔法がどんなものか読み取れるわけだ

「しかしこれじゃあ敵・・・だよな?」

「いいえ、その心配はありません」

「え?なんで?」

「貴方はここまで来る時に一度も逃げようとしなかった、正体がばれる可能性があるとこに敵なら来ないでしょう」

「え?じゃあ別にここじゃなくてもよかったんだ?」

「はい、そうです。そしてあんだけの威力の魔法を打つ様な人がいた場合有名人ですからね」

「なるほど、しかしミネやニードは知らなかった、

じゃあ俺が異世界出身だと信じてくれるわけ?」

それなら俺はゆっくりとこの国で暮らせる

「まぁ疑う余地がないわけですし、信じますけど、あれだけの魔法はさすがにやりすぎだと思いますよ?」

いや、あれでも一応手加減したんだが?

「そうじゃなあれだけの威力となるとな?」

ん?なに?面倒事が起きそうなんだけど?

この世界でのんびり暮らしたいだけなんだけど?

その思考を読み取ったかの様に自分達の元に向かって来る甲冑姿の方々がくるではないか。

「先程の爆発を放ったのは貴方ですね?」

そういって俺に向かって話しかけてきた

「うん、そうだけど?」

嫌な予感しかしない

「王が貴方を城でお待ちです」

そう来るよね嫌だ行きたくない、面倒事の匂いがするもん

「もちろん貴方の友人達も一緒に」

そういった後兵士と思われる人達は帰っていった

「なんか嫌な予感するんだけど?」

「ええ、そしてその予想私も多分同じですわ」

「わしも含まれているよな」

「そりゃそうだろう、行きたくねぇ」

しかし王が王宮で待っているらしい、これは行かなければならないだろう

俺はいつになったら文字を習得できるのだろうか、そんなことを思いながらミネとニードともに王宮に向かうのだった




今回は早く書くことができました

次回の内容は少し考えているけどあんまり思い浮かばない遅いと思うので気長に待っていてください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ