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プロローグ

「先生!今日は魔法車学校があるので補修の途中なんですけど帰ります。」

ふと静寂に包まれた魔法使いを目指すための学校【機械を捨てた者達】(オマエオナグリテ)の教室でそんな声が響く。


「ああ、さっき休み時間に聞いたよ。だけどお前どうせそのプリント終わってないだろ?明日の朝俺のとこまでやって持って来いよ!」


「はーい もってきまーす」


オナグリで国家指定魔法(ペリシティリウム)を担当している「ヒャクネン・トラリス」に対して少年「セウタ・ゴールドワン」はけだるげに返事をし、そして机に散らばってた物を片付けそそくさと教室を出ようとした。


「おぉい!お前は俺になんの挨拶も無く帰れると思ってるのかぁ!明日絶対に朝俺のところに来いよ!」


「はぁ、すいません。さようならー」


そしてセウタは教室を出た・・・


「うっぜあいつ死なないかな」


「物騒なこと言ってどうしたんだよ?」


教室を出てヒャクネンの悪口を言っていると教室の外でセウタを待っていた親友「スター・ヒューリ」に話しかけられた。


「ああ、あいつ頭おかしいんだよ。ヒャクネン」


「まあ、頭おかしいことで有名だしな。セウタ君またなんかしたの?」


「特にした記憶は無いけど、なんかすぐ切れるんだよなあいつ」


セウタはヒューリと談笑しながら魔法車学校へと向かい途中でヒューリと別れた。

そして魔法車学校での教習を終えて家へとついた。


「ま、飯食って寝るかー!プリントやってないけどなんとかなるだろ」


そうして一夜明けて朝となった・・・


「はぁ・・・今日もオナグリで勉強か・・・」


セウタはオナグリに行きたくなくてため息をつき、朝を憂う。


「そういえばプリントもやってないし怒られるんだろうな・・・ヒャクネン死んでないかな」


独り言を呟いて現実を逃避しながらセウタはオナグリへと向かった。


「着いちゃったよ、オナグリ」


「あ、セウタちゃーん!」


「んだよユメノかよ・・・」


声をかけてきたのはセウタの幼馴染である「アベル・ユメノ」であった。


「ユメノは今日も朝から元気だな・・・」


「セウタちゃんは元気ないね、どうせまたなんかやらかしたんでしょ?ん、あの魔転車なにか入ってない?もし忘れ物で盗まれちゃったら持ち主も困るだろうし職員室に届けてあげようよ!」


「あ、おい!ったくあいつはいつもおせっかいだなぁ」


「きゃああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「どうしたユメノ!」


「こ、これは・・・」


そこには魔転車のかごに首だけとなったヒャクネンが無造作に入っていたのだった・・・




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