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始発電車

まだ眠る街を 一筋の光が突き抜ける

その光の中に 私はいる

窓から見える 暗闇の街 私の故郷ふるさと

ぽつりぽつりと 見える小さな光は 星のようで

まるで宇宙を 走っているみたい


まだ夜明け前 一人で座って揺られている

その心の中に 思い浮かぶ

これまでのこと ここで過ごした 懐かしい日々たち

どれもどれも 今となっては大切な 私の思い出 

まるで宝石の ように輝いている


あの時は この日が来るなんて 思えなかった

辛くてきつくて 早く終われ!と思ってた

現在が この日が来るように と祈っていた

楽しく嬉しく 過ごせるのだと信じてた


あの時は 「今のことを ふり返りたくない」と言った

振りかえっても 自分がつらく なるだけで

現在は 「過去のことを 忘れてしまいたくない」と思う

そのおかげで 今の私が いるんだから


もしもあの時の私が 今の私に会ったら 何て言うのかな?

もしもあの時の私に 今の私が会ったら 何て言おうかな?


きっとあの時の私は 「あなたが羨ましい」と言うだろう

きっとあの時の私に 「あなたが羨ましい」と言うだろう


もう過去に戻ることは できないけれど

今を大切に生きることは できる

今を大切に生きれば きっと

未来の私は 今の私に感謝するだろう


そう今は 新しい道を 進む時なんだ


闇の向こうから 光が登ってきた

その光に向かって 私は走る

どんな辛くても 悲しくても 泣いたとしても

きっとそれが大切だと思える未来がくるから

それが大切だと思える未来がくるように

私は 頑張ろう 

さあ 光に 飛び込んで

上京する時に乗った、空港行きの始発電車でぼやーっと考えて、飛行機の中で書きました。

あの時の私は若かったなあ……(遠い目

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