プロローグ
プロローグ
デュリナ世界暦4255年4月第1週
『――――ア、アー。マイクテストマイクテスト。本日は晴天なり・・・。ヨシ!
オレ、田嶋諒は、デュリナって世界のある国の”ま”王をしている今を輝く十八歳だよ♪身長一七八センチ体重は??㎏。・・・オレは悪い“ま”王じゃないよ?
特技は髪の色を変えること、いつもは髪の色は灰色なんだけど、ちょっとむかついて力を使いたくなっちゃった時は黒になったり、“なんかもうどうでもいいや”って感じでむしゃくしゃした時とか、“もうぶっちゃけてもいいよね☆”って感じにブチキレタ時なんか金色になんかなっちゃったりしてww
まあ結構どうでもいいことだけど・・・・・。
最近はまっていること、玉座の上で威厳たっぷりにブリッジの姿勢でとにかく肘掛を横移動に夢中なんだ☆もちろん今も完璧なるブリッジッぷりを発揮しているところなんだけどね♪(シャカシャカ)
それにしても……建国して4年か……思い返せば色々有ったなぁ……。
未開拓地域に陣取りオレ様の土地宣言で周囲数キロを魔力にまかせて更地に変えて建国を宣言した一年目、ありとあらゆる方法で人集めと産業確立に勤しみ、法整備をしてみた二年目、周辺諸国を次々と併合→整備に忙しかった三年目、更なる法整備、インフラ整備、産業開発に取り組み、国民の更なる支持を獲得するために普請した四年目、そういえば、反乱やモンスターによる騒動を指一本で消し飛ばしたりなんかしちゃったりしたこともあったっけwwww。
そろそろ国も経済と政治の基礎が出来てきて、“いよいよ退屈で地道な国づくりをしていかなきゃならないんだろうな~”と思う今日この頃だ。
だけどさ……
オレにはまだ足りない。
オレには色々足りない。
人の上に立つ者として?
この力を持つものとして?
いや、多分人として
これから大人になる者として
まだ子供のオレが
大人になるために
一人前になるために
でもまだ、オレになにが足りないかわからないんだ
ここに居る、そしてここに座るオレはオレにとって、そして世界にとって正しくて
何も変える必要なんて無いんだ
だけど……オレは心のどこかで変わりたいと思ってる。
切に願っている
慌てたい、戸惑いたい、焦りたい、間違えたい……変わりたい
この気持ち、どうすればいいんだろう?』
初めて書く長編小説(予定)です。
初心者ですがよろしくお願いします!!
感想など有りましたら遠慮なく書いてください