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足りないもの

暇つぶしに書いてみました

物語の導入?

まぁそんな感じです



この世界には、圧倒的に足りないものがある。


生前、尊敬する我が偉大なる祖父は頻繁にそう漏らしていた。



いったい、その足りないものが何を指しているのか。

まるで俺を試すかの様に、また俺の悩んでいる姿を楽しむかのように、何度も何度も問いかけてきた。

そして祖父は、息を引き取るそのときまで、俺に明確な答えを示すことはしなかった。

だが、祖父との最後の会話となったあのとき、俺がない頭を捻りに捻って出した答えに驚きの表情を浮かべ、そして俺の大好きだった意地悪そうな笑みを満足気に浮かべて祖父は逝った。


別に、祖父に誓った訳ではないが、自分の出した答えを実証するために、俺は問いの答えを一日たりとも欠かさず実践してきた。


そして、その問いの答えを出すためとはいえ、今現在の俺は相当の変わり者扱いを受けることになっているワケで



「おいおい、万年修錬師サマも一端の冒険者気取りですかぁ?」



こうして絡まれる事にも、正直慣れてきたワケで


「おや? 兄上、今日も懲りずに探索ですか? ”加護”が貰えないのですから才能がないことは分かっているのでしょう?」


弟にまで馬鹿にされるのは正直結構きついワケで


「ふむ、今日も行くのかい? 私も一緒に行ってもいいかい?」


それでも理解してくれる人はいるワケで


「お帰りなさい、今日も怪我がなさそうで良かったです」


心配してくれる人もいるワケで



「ハハッ、つまり今日もいつも通りの日常ってワケさ!!」




そう、この世界には--鍛錬・修行--が足りない!!




だが、これは俺の持論だから、真似して失敗しても自己責任で頼むぜ?





読んでくださった方、続きが気になってしまった方


最初に言っておきます


ありがとう、でも不定期更新です

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