表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生ではなく地獄に転職する道を選んだら労働環境が超ホワイトでした  作者: 雪途かす
第二章 天使との合同調査本部

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/24

終:闇の中

 闇の中に、青白い火を灯した蝋燭がある。

 その明かりに照らされた黒い人影が、手元の羅針盤を愛おしそうに撫でる。


「ああ、瑠璃、もうすぐだ……」


 荒い息遣いだけが響くその空間に、ふと、別の誰かの気配が降り立つ。


「……遅かったな」

「申し訳ございません、乱鴉様」


 片膝を衝いてこうべを垂れたその人影、顔は見えず、声もくぐもっていて男か女かわからない。


「どうだ?」

「予定通りです。全ては、乱鴉様の御心のままに」


 恭しく一礼をして、その者はうっそりと微笑んだ。


「今度こそ、乱鴉様が忌々しき赤鬼を滅するための舞台を、ご用意いたしました」

「そうか。お前を手駒として迎え入れて正解だったよ」


 その言葉に、その者は恍惚の表情を浮かべた。


「ああ、ありがたき幸せ。私の全ては、乱鴉様のために……」


 そう述べて、それはふっと姿を消した。


「……鬼も、なかなか使えるものだな」


 乱鴉の呟きだけが、静かに闇に響くのだった。

もしよろしければ、ページ下部のクリック評価や、ブックマーク追加、いいねで応援いただけると励みになります!感想も大歓迎です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ