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この世界のカードルール

 帰宅途中馬車の中で神様からもらった本を読みながら俺が知っているゲームルールとこの世界のルールのズレを調べていた。


 まずゲームその物について軽く話しておこう。


 俺がプレイしていたカードゲームは『スピリットウォー』、通称SWと裏面で書かれていた事からそう呼ばれる事が多かった。

 他のカードゲームで存在する直接戦うカード達をスピリットと呼ばれ彼らを召喚し、相手のライフと言われる魔石を5つ破壊した方が勝ちとなる。

 他にも勝利条件としてデッキ破棄、つまり相手のデッキを0枚にした方が勝ちと言うルールがあるがおそらくこれは適用されていないだろう。


 そして存在するカードの種類は4枚。

 召喚し直接戦うスピリット。

 使い捨てのマジックカード。

 一度配置すれば破壊されたり手札やデッキに戻されない限り存在し続けるフィールドカード。

 スピリットの装備して強化するアームカード。


 スピリットカードにはレベルが存在しレベルの維持に必要な魔石の数が要求される。

 例えばレベル1では魔石は1、レベル2にするためには魔石を3つスピリットに置かなければならないっと言った感じだ。

 そしてあらゆるカードのコストを支払うには先ほどから言っている魔石と言うアイテムが必要だ。


 魔石はこのカードゲームの特徴であり、勝敗を握る。

 毎ターン自分の番になるたびに魔石は1つ増え、それをカードのコストを支払うたびにトラッシュと言う使用した魔石を置く場所に置かなければならない。

 カード効果などで回収する事も出来るが基本的には自分の番にならない限り再利用する事は出来ない。

 この魔石をここぞという時に使う事ができれば勝率は上がるだろう。

 実際相手の攻撃をマジックで防ごうとした際に魔石が足りなくて防御できなかったなんてよくあるプレイミスだ。


 なので他のカードゲームのようにカードだけで遊ぶ事ができないというデメリットがあるため俺の周りでは遊んでいる人は少なかったが、レベル制度と魔石、そして相手が攻撃したり防御した際に手札からマジックカードなどで妨害したり身を守ったりするのが面白いという人もいた。

 俺もそんな相手のターン中に妨害したりするのが新鮮であったし、相手のターン中何もできない、完全に運次第という状態が嫌でこのカードゲームをし始めた節がある。


 さて、元のカードゲームのやり方に関してはこの程度でいいだろう。

 他のもカードコストと軽減、シンボルなど細かい部分はあるがこれはこの世界のルールに合わせた時に話す方が分かりやすいと思う。

 早速この世界用に変更されたルールを読むと、意外と面倒臭そうだ。


 まず初めにデッキに関しては100枚までとする。

 元のカードゲームではデッキに関しては無制限であり、最低40枚という設定だ。

 と言っても本当に好きなカードを山済みにして、切り札となるカードを引けなくなっては元も子もないのでほとんどのプレイヤーは40枚でデッキを組んでいた。

 俺はたまに45枚デッキとか組んでたけど。

 これに関しては特に問題はないな。


 問題は次の項目。

 魔石は俺自身の魔力量に比例し、俺の魔力が上がらないと魔石も増えない。

 しかしスピリットの効果、及びマジックやフィールドの効果で増やす事は可能。

 ただしデッキをリセットした場合効果によって増えた魔石はリセットされ、自身の魔力量に比例した魔石しか残らない。

 これは大きなデメリットだ。

 魔石を増やすデッキで魔石を増やしまくって他の高コストで強力なカードを使おうとしてもデッキその物を変えるような事をしてしまえば無駄になってしまう。

 だが魔石をリセットなしで使用すると無双チート発動できそうなので納得の調整とも言える。

 でもやっぱり魔石はそのままにしてほしかったな……

 魔石が増えるのが毎ターンではないのであれば努力して魔石を増やすしかない。

 こればっかりは努力か。


 1ターンは毎日深夜0時からスタートする物とする。

 その際にカードをデッキから一枚ドローする。そして各リフレッシュステップなども同様に深夜0時に行う。

 これに関してはなんかのソシャゲみたい。

 つまり毎日使用した魔石の回復やスピリット達の攻撃後の回復も深夜0時に行われるという事だ。

 これに関しては大きなデメリットメリットはない方か。

 でも自分のターンが終了した際にスピリット達を回復させる効果を持っているカードが死にそうだな。

 この変どう調整したものか。


 スピリットの疲労に関しては……これは実際に体験してみないと分からないか。

 スピリットの疲労状態は相手に攻撃中、あるいは自身をブロックしている間、そして相手によって行動がとれない場合を指す。

 そして相手への攻撃は自身の指示によって変更する。

 本来のゲームでは相手に攻撃した場合疲労状態と言われるカードを横にした状態になるのだが、その場合自身のリフレッシュステップにならなければ回復、つまり再び攻撃したりブロックしたりする状態にはならない。

 しかしこの書き方だと俺が指示を出して攻撃した場合、あるいは俺を守っている場合のみ疲労となる。

 こればっかりは実際に指示を出している状態を確認しなければ何とも言えないな……


 次はアームカードについてか。

 アームカードに関して装備できるのはスピリットのみであり、自身に装備する事は出来ない。

 なるほど、これに関しては納得。

 アームカードを俺に装備して俺が攻撃したりする事は出来ないか。

 まぁ元々装備条件が存在しているし、いきなり武器を持っても扱える自信はない。

 ここは素直にスピリット達の物として割り切ろう。


 デッキが0枚になった時について。

 デッキが0枚になった場合もっている手札、手元、トラッシュにあるカード全てをリセットして再びデッキからカードを4枚引いた状態からスタートする。

 ただしデッキをリセットしていない場合は魔石はそのままとする。

 この辺が悩みどころだな……最初から魔石が増えやすいデッキを使えばそのまま多くの魔石を利用して戦う事ができる。

 でもそればっかりに気を取られていると手札がなくなったり強いカードを入れにくくなるかもしれない。

 この辺も経験しながらってのが無難か。

 流石に今すぐデッキを決める事は出来ない。もう少しゆっくり考えよう。


 ライフについて。

 最初のライフは5つとなります。そのスピリットの効果やマジックによってライフは増えますが最後の1つを失った場合死亡となります。

 効果によって増えたライフはデッキを交換しても減りません。

 これは……かなり重要な情報だな。

 ライフで受けた場合魔石が1つ増えるのだがすべて失った場合死に直結するのであれば簡単にライフで受ける事ができない。

 ライフを回復するとすれば基本的にスピリットの効果かマジックの効果で増やすしかない。

 この辺りもデッキ構築で考える点か。


 デッキを入れ替える場合。

 デッキを入れ替える場合次のターン、深夜0時にならないと変える事は出来ない。

 その後デッキからカードを4枚引き、魔石は自身の魔力量に比例した個数で再びスタートする。

 これもまぁ妥当か。

 あと魔石の話が念押し過ぎてもう分かったって。


 デッキに関して。

 デッキに関しては最大40個までのデッキを作る事が可能である。

 ……40個も作るかな?

 これに関しては……その内って事で。


 カードについて。

 カードに関して収録されているのはあなたが知っている弾までです。なおその間に出た構築済みデッキのカードも収録されています。

 それまでの全てのカードを収録されていますが、コラボカードに関しては含まれていません。

 え~。コラボカードの中でも結構強いやつあったんだけどな。

 まぁ構築済みデッキのカードが使えるだけマシか。


 とりあえずこれでこの世界でカードの力を使う条件は分かった。

 というかそもそも今の俺の魔石の数っていくつなんだ?

 そう思うと頭の中に自然と今の状況が分かる。

 デッキも何もセットされていないプレイシートのような物に魔石が4つだけ置かれている。

 ライフの部分には書かれてたように5からスタートしている。

 なるほど、スタートだけはゲーム通り守ってくれてるって訳ね。


 となるとデッキ構築から考えないとダメだな……

 とりあえず今は色々確認したい事があるからコストの低い効果のあるカードを中心に組んで……その後からしっかりとしたデッキを組もう。

 魔石を1つ増やすために魔力量もどれだけ上げなければならないのかも分からないし、そもそも魔力量を上げる方法も分からない。

 この辺りも聞きながらだな。


「若様。到着いたしました」


 おっと家に到着したか。

 それじゃ色々両親に聞いてみようかね。

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