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5話 魂のルフラン

 レストランに着くとそこは一面の空の壁画が描かれた場所で床はチェス盤のチェック、カーテンはヴェルヴェットの赤で店内には『新世紀エヴァンゲリオンのKomm, susser Tod(M-10 Director's Edit version』が流れていた。

 室内は音楽で満たされ空気が協和している。モーツァルトのレクイエムを意識した曲で天国、そして楽園へと繋がっている場所だった。

 外の駐車場では僕の安物の黒い車と麗華の父の白色はくしょくのポルシェが停まっている。

 僕が店内に入った時にかかっていたその曲は他の席に着いた客によって音量が変えられていく。「すいません、音量をもっと上げてください」楽園の髪をした女の子が言った。

「かしこまり」黒いトムフォードのサングラスをかけた店員さんが言った。

 そしてしばらくして筋肉隆々のトムフォードの黒に見えるラベンダー色のスーツを着たさっきの店員の先輩が僕らの元に着た。

「コーラは如何です?」曲は『魂のルフラン』に変わっていた。どうやら噂だとその先輩はイケメンの店員と付き合っているらしい・・・。

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