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6:ホリエモンの本


小説とか公募の原稿とか、文を書いて公開しているということを周りには言っていない。


だから「休みに何してるの」と聞かれると答えに困る。


嘘をつきたくないから「本を読んでいる」ということにしている。


これなら半分嘘ではないし、今まで読んできた本のストックで何とか当座の会話はしのげるからだ。


しかし前に一度だけ「ホリエモンの本を読んでる」と嘘をついてしまったことがある。


なぜそんな嘘をついたのか覚えていないが、確か宇宙について調べてる時に彼の名前がでてきたとかなんとか、そんな理由だったと思う。


その嘘をついた相手とは、ほぼ毎日顔を合わせるので何かにつけ「ホリエモンの本を読む人(ビジネス的には不正解ではない)」と他人に紹介されることも増え、いよいよ困ってしまった。


なにしろホリエモンの本を読んだことは一度としてないのだ。(興味はあるんだけどね)


仕方なくというか意を決して、時間をとってホリエモンの本を読んでみた。


そしてこの人は、やはりとても合理的な人だと思った。


あれだけニュースになって、一躍時の人となると、あらゆる憶測や噂が飛び交うだろう。


「この人って○○」というレッテルは、そう簡単には剥がせないのだ。


そんな中で、自らの言葉で等身大の自分を発信することは理にかなっていると思う。


自分を正しく発信できるのは、自分しかいないのだから。


この文章も毒にも薬にもならんのだが、せっかく書くなら発信した方がいいなと思ったんだ。


それが仮に誰にも読まれなかったとしてもね。

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