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31:バックアップについて


万が一のために、原稿のバックアップを取っておく、

物書きにとって常識であると思うが


数文字単位の細かい推敲をしているうちに、

あ、やっぱり前の前のバージョンが一番良かったなぁとか


夜中にトチ狂って書いて消したものが

その時でしか再現性のない魔性の力を持った文章で

翌朝衝動的に読みたくなったりする


そんなときになろうのバックアップがものすごく役に立つ


何度このバックアップ機能によって

幾多の原稿が、記憶の深海から引き上げられたことか


きっと設計者は神だ、足を向けて寝られない


仮に自分で組んだら(たとえば差分だけ格納するとして)

果たしていくらの投資になるのか想像しただけでゾッとする


最近わかったことなのだが 400字規定の原稿を書くのに

だいたい平均して2500文字、つまり五倍ぐらいの量を書いていて

それを減らすことに 私は圧倒的な時間を割いている


しかし言葉とは表に見えているものが全てであるので

その後ろに犠牲になった何倍もの言葉は原稿料には換算されないのだ


この領域に経済を持ち出してはならないと つくづく思う

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