【結びに変えて十一言 どうも、小鳥遊ジョージです】
腹が減って眠い。ν11のベンチで横になっていたら、いつのまにか寝入ったらしい。
まぶたを叩く朝日で目覚めると埼玉の朝の公園内だった。もう来ないで、と言われたような気がするが夢だろう。
そのまま切符を買って社に向かう。今日の朝食はアンパンとカレーパンと高いおにぎりにしよう。コーヒーはもちろんブラックだ。
それから10日余りは大変だった。休んでいた分の仕事を終わらせたと同時に月末進行が襲ってきた。ハツラツ栄養マムシドリンクとプロテイン入りカロリーチャージでなんとか乗り切る。
仕事が一段落したので早朝のジョギングを始めた。体力作りは大切だ。外国語はもう少しあとで始めよう。
最近偶然、あやめとあった。剣道部の埼玉県新人大会に出るので張り切ってるらしい。頑張れ。
毎週日曜に一緒に走りながら、雑談をする。
ななは元の居場所に帰れて、ついでに世界も救えたらしい。よかったよかった。
ムサシの敵も取れたということだ。日本に劣らず外国の警察もなかなか優秀だ。
ν11は燃料をななの伝手で手に入れて向こうで活躍しているようだ。乗り心地がいい車だった。
向こうといえば最近、伊達眼鏡が流行っているらしい。
いつものように、そんなたわいもない会話をしてから別れる。
そういえば、高花なずなはアニメ二期では復活するらしい。1期ファンに賛否両論を引き起こしたが俺は満足だ。
その他は分らないし、知らない。興味ない。
走り終えて着替えにアパートに戻るとトラックが止まっていた。壊れたスマートフォンが返って来たのだろうか。
黒縁眼鏡をかけた胸の大きい地味そうな服装の女が立っている。こちらの姿を見ると会釈をした。
「与野と申します。こちらに越してきました。これからよろしくお願いします」
俺は挨拶した。
「どうも、小鳥遊ジョージです」
<完>
(この作品はフィクションであり、実在する人物や地名、団体などとは一切関係ありません)
最終話です。エピローグというのでしょうか。拙文にお付き合いいただきありがとうございました。




