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「先生、先生」


「どうしました」


「一年ため込んだお小遣いで、新規事業とか起こせないかな」


「それだけあればできるでしょうね」


ということで、公爵領内で新規事業を起こすことになった。


とはいえ、じゃあなにをしようかというと何も浮かばない。


あ、そうだ。


「家電とか作ってみますか」


「かでん?」


「先生、先生、こんな魔道具作れませんか」


冷蔵庫に冷凍庫、レンジにオーブントースター、カセットコンロや掃除機、自動掃除機などを絵を描いて説明を細かく書いて先生に渡す。


なお家電の原理とか一切知らない一般的女子高生だった私なので魔道具への応用は全部先生に丸投げだ。


「………やはりお嬢様は天才だ」


「え」


「すぐに魔道具を開発して、魔道具の産業を新規事業として起こしましょう。待っていてください」


















それから数日で、先生は新規事業を私の名前で起こした。


公爵家はめっちゃ潤った。


市民の生活は便利になった。


公爵領内もめちゃくちゃ好景気になった。


先生ってやっぱりすごいや。


















ちょっと!


うちのお嬢様が天才すぎるんですけど!


一千年を生きた魔術師であるこの私、ウルクスを感動させる魔道具を考えつくなんて!


天才すぎない?


うちのお嬢様マジ天使ー!!!


…キャラが一瞬壊れましたね。


ま、まあ、お嬢様がそれだけすごいということで。

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