私、生きる。
私、生きる。
ソレ、何?
だからって何?
私は「ワタシ」を生きたいの。
ざくざくざくざく
だからって「ワタシ」を刺さないで。殺さないで。
あぁ.....
あぁ.....
がたがたガタガタガラガラ
がらがらがっっしゃん。
崩壊。
私、生きる。
ソレ、おいしい?
甘くて苦い、恋みたいな味なのよ。
だから愛して。こんな私も。
知ってるんでしょ
寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。寂しい。
さむしい
私、生きる。
ソレ、苦しい?
いいえ、産めば安しってやつなのよ。
分からないんでしょう
知りたいんでしょう
けれど知りたくも無いんでしょう
まぁ、誰にも分からないけど
いいや、いいえ。
知っていて
知らなくて
そんな波の上にゆらゆらと
そんな幽霊みたいにふらふらと
揺れるナニカが「私」なのだ
....たぶん。
......。
私、生きる。
心の暗黒時代
精神の蛹時代
は
もう、終わり。
あとは
その
大きく小さく
美しく醜い
羽で舞うだけ
.....のはず。
はずだから。
辺りを見渡す。
広い大地。
一面、それぞれ違った花畑。
一面、泥だらけの戦争地帯。
あぁ....
あぁ.....
少しだけ.....
少しだけ.....
少しだけでもキレイになったら
と
思わず、
祈りが漏れた。
はづかしきこと。
私、生きる。