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ワールドリンク  作者: さばみそ
最終章
95/95

第七話-その後-

あれから何年か後…


ソーマ「シルヴァ、そろそろ出るよ?」

シルヴァ「ちょっと待って。マリアちゃんの服が決まらないの」

ソーマ「えー昨日選んだのは?」

シルヴァ「サイズがまた大きくなってたのよ。ほんとに子供の成長は早いわ~」

ソーマ「嬉しい悲鳴だね」

シルヴァ「ほんとにね」


ドーガ「では、レオンを新総隊長に任命する」

レオン「ありがとうございます。謹んでお受け致します!」

ドーガ(今夜、嫁さんと張りきりすぎるなよ)

レオン「なっ!?」

ドーガ「では、続いてアグラスの天下り… じゃなくて教員任命式だな」

一同「わはははは」


ヴォード「よし。今日はこれで終わりだ。各自、体をしっかりやるめておけ」

村人たち「はい! 師匠!」

ディール「おうおう、師匠も板についてきたな」

ヴォード「ありがとうございます。日々修行ですよ。弟子たちの成長速度も目覚ましい。負けていられません」

ディール「明日は俺とも稽古してくれな」

ヴォード「もちろん。では行きましょう」


ニア「じゃあ、いってきますね~」

コルナーク「ニア~お父さん置いてくのか~」

ニア「お父さんは女王代理で国にいなきゃダメなの。しっかりお留守番です。あんまり情けないこと言うと、帰ってこないからね?」

コルナーク「わかったよ。お父さん頑張るから。だから早く帰って来てね~」

ニア「はいはい、まったく世話が妬ける父親ねぇ」

デフロス「どっちが親かわからんな」


カジャ「そういえば、お前が親と交わした契約ってなんだったんだ?」

ルーベロッサ「ああ、そんな難しいことじゃないのよ。カジャと結婚して子供産んで、王位を継承させる。そうしたら、我が一族はモルスメトス王の一族として安泰だって」

カジャ「なんだそりゃ? 確定した未来、契約でもなんでもねーじゃねーか」

ルー「ね。まぁ、いきなり三つ子とは思わなかったけどさ」

カジャ「王位継承問題か… 頭が痛いな」

ルー「頑張ろうね」


ロゼクス「やはりルベール湖の水質低下が著しいですね。水の流れが緩やかになりすぎた」

ロード「海まで繋ぐ川の幅かな? さすがに傾斜を変えるとなると…」

ロゼクス「ですね。そうなると近隣住民への立ち退き依頼ですが…」

ロード「苦手分野すぎる… 海に帰りたい」

ロゼクス「その海が汚れてきているって問題でしょう?」

ロード「わかってます。目指せ高水質!」


リコリス「ほら、ネクタイ曲がってますよ」

ニゲル「うぅ… 苦手…」

リコ「私たちの時もするんですからね?」

ニゲル「うん、わかってる。練習練習…」

リコ「頼もしくなってきましたわね」

ニゲル「まだ実感湧かないけど、子供が誇れる親、目指さないとね」


マグダル「ふう、なんとか間に合いましたね」

チョーマ「魔王の腹の探索、なかなかヤバそうだな」

アスタ王「だが、やはり禁呪の臭いが強い。歴史が動く何かが必ずあるぞ!」

チョーマ「じいさん、調子はどうだ?」

テンペスト「うむ、かなりいいぞ! 若返ったようじゃわい♪」

マグダル「では、参列後、再び挑戦しましょう」

三人「おう!!」


シン「あーんーあー」

フィデス「何をしているんです?」

シン「いや、発声練習をだな」

フィデス「今ここでやる意味は?」

シン「う… 落ち着けんのだよ」

フィデス「その後のことを考えているから、でしょう?」

シン「何故それを!?」

フィデス「皆、知ってますよ。この調子なら、本人も御存知かもしれませんね」

シン「なんでだー!?」

クラル「まったく、こういう事に関しては勢いがなくなるんだから。いつまで待たせるんでしょう。私はいつでもオーケーなのに。ねぇ、姉さん…」


サピエナ「アミー、まだ行く時間じゃないだろ?」

アミー「はい。でも、まずはあの人を空港まで迎えに行くんですよ」

サピエナ「そうか。あいつが帰るのも今日だったな」

アミー「日取り、合わせたみたいですよ。忙しい人ですから」

サピエナ「忙しいからと遠慮してたら、逃がしてしまうぞ?」

アミー「なななな、何言ってるんですか? もう! いってきます!」

サピエナ「やれやれ… 頑張ってこいよ…」


カルム「ただいま」

アミー「おかえりなさい」

カルム「直ぐに行く?」

アミー「ちょっとだけ寄り道いいですか?」

カルム「うん。ちょっとだけ話をしていこう」


コル「いや、俺たち忘れてるし! ボディーガード置いてくなし!」

レガ「いい雰囲気だしほっとけよ。代わりに取材受けようぜ」

コル「しかし、俺たちの人生も激動だよな~」

レガ「盗賊から王様の側近、そして今は外交官補佐剣ボディーガード。笑けてくるわ」

コル&レガ「さぁ、今日もたっぷり飲ませてもらうか!」



全員「結婚おめでとう!!」

ケイト&アレク「みんな、ありがとう!!」

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