第三話-閑話~お酒四方山話-
ケイト「全部うまくいったら、祝賀会やりたいね♪」
シルヴァ「あら、いいわね。お酒も久しぶりだわ~」
ガルド「うちで会場を貸すぞ。酒も料理も最高の物を用意してやる」
ディール「おいおい、最高の酒ったらよ、うちの火酒だろうが! なぁヴォード!」
ヴォード「もちろんです。今年も良い熟成具合ですぞ♪」
リコリス「まったく、オジサンたちの会話は品が足りませんね。どうせ飲むなら香りも楽しまないと。ねぇ、シルヴァ?」
シルヴァ「ええ♪ リコの光をたっぷり浴びて育った花の蜜を発酵させて作ったお酒。香りも口当たりもまさに神よ♪」
デフロス「泡がたたねば酒ではないわ! 苦味こそ至高!!」
ロード「みんな、わかってないよね。お酒を美味しく作るには水だよ? 僕のお酒が最高に決まっているじゃないか!」
カジャ「ふん、愚かな。完璧に管理された温度と湿度下での醸造、そして最高の水が揃った我らが最強! 貴様たち全員に振る舞ってやる!」
全員「うぇーい♪」
ソーマ「俺も、父さんのコレクションから拝借しちゃおうかな」
アレク「うちのオヤジの酒も旨いんだよな。そろそろ作り方教えてもらいてーなー」
カルム「おい、お前も飲んでんのかよ? てか密造じゃねーかっ!?」
アレク「……お前も飲め。共犯だ」
ケイト「私も飲んでみたいな♪」
カルム&アレク「いや、お前も未成年」
ケイト「体は大人になったし… 飲めるもん。ユノの人格も飲みたいって言ってるもん!」
ガルド「面白そうな話しだな。俺にも飲ませろよ? さもないと全員酒の密造で逮捕なw」
シン「悪い王もいたもんだw いや~しかし早く飲みたいぜ!」
ニア「お酒は初めてだな~楽しみ~」
コルナーク「いや、別に無理して覚えなくてもいいんだずぐぁ~」
ルー「はーい、パパさん邪魔! ちゃんと飲み方、教えてあげるわ。節度を守ってこそ、お酒は美味しく楽しくなるの。そして、それが大人ってものよ」
テンペスト「ジジジシジ ガガガガガ♪」
ニゲル「あああ~爺さんが想像で酔ってるよぉ~ もぉ~僕はいつもおっさんたちに絡まれ酒だから嫌なんだよぉ」
シルヴァ&リコリス「じゃあ今度は私たちと飲みましょ?」
フィデス「まさか、お酒の話しだけでここまでなるとは」
クラル「これは、私たちがしっかりしないといけませんね。ちなみにお酒は?」
フィデス「大好きです」
クラル「私もです」
コル&レガ(俺たちにも飲ませてくれるかな~)
酒が入らずとも、異様な盛り上りを見せる。実際に祝宴となると、どこまでいってしまうのか。それはそれで楽しみなのであった。




