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ワールドリンク  作者: さばみそ
第十一章-敵-
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第三話-閑話~お酒四方山話-

ケイト「全部うまくいったら、祝賀会やりたいね♪」

シルヴァ「あら、いいわね。お酒も久しぶりだわ~」

ガルド「うちで会場を貸すぞ。酒も料理も最高の物を用意してやる」

ディール「おいおい、最高の酒ったらよ、うちの火酒だろうが! なぁヴォード!」

ヴォード「もちろんです。今年も良い熟成具合ですぞ♪」

リコリス「まったく、オジサンたちの会話は品が足りませんね。どうせ飲むなら香りも楽しまないと。ねぇ、シルヴァ?」

シルヴァ「ええ♪ リコの光をたっぷり浴びて育った花の蜜を発酵させて作ったお酒。香りも口当たりもまさに神よ♪」

デフロス「泡がたたねば酒ではないわ! 苦味こそ至高!!」

ロード「みんな、わかってないよね。お酒を美味しく作るには水だよ? 僕のお酒が最高に決まっているじゃないか!」

カジャ「ふん、愚かな。完璧に管理された温度と湿度下での醸造、そして最高の水が揃った我らが最強! 貴様たち全員に振る舞ってやる!」

全員「うぇーい♪」


ソーマ「俺も、父さんのコレクションから拝借しちゃおうかな」

アレク「うちのオヤジの酒も旨いんだよな。そろそろ作り方教えてもらいてーなー」

カルム「おい、お前も飲んでんのかよ? てか密造じゃねーかっ!?」

アレク「……お前も飲め。共犯だ」

ケイト「私も飲んでみたいな♪」

カルム&アレク「いや、お前も未成年」

ケイト「体は大人になったし… 飲めるもん。ユノの人格も飲みたいって言ってるもん!」

ガルド「面白そうな話しだな。俺にも飲ませろよ? さもないと全員酒の密造で逮捕なw」

シン「悪い王もいたもんだw いや~しかし早く飲みたいぜ!」

ニア「お酒は初めてだな~楽しみ~」

コルナーク「いや、別に無理して覚えなくてもいいんだずぐぁ~」

ルー「はーい、パパさん邪魔! ちゃんと飲み方、教えてあげるわ。節度を守ってこそ、お酒は美味しく楽しくなるの。そして、それが大人ってものよ」

テンペスト「ジジジシジ ガガガガガ♪」

ニゲル「あああ~爺さんが想像で酔ってるよぉ~ もぉ~僕はいつもおっさんたちに絡まれ酒だから嫌なんだよぉ」

シルヴァ&リコリス「じゃあ今度は私たちと飲みましょ?」


フィデス「まさか、お酒の話しだけでここまでなるとは」

クラル「これは、私たちがしっかりしないといけませんね。ちなみにお酒は?」

フィデス「大好きです」

クラル「私もです」

コル&レガ(俺たちにも飲ませてくれるかな~)


酒が入らずとも、異様な盛り上りを見せる。実際に祝宴となると、どこまでいってしまうのか。それはそれで楽しみなのであった。

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