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いつかきっとこの恋も思い出になるだろう

作者: かわうそ

 深夜2時半過ぎ。

 突然、涙が沸くように目から溢れた。

 元彼と別れて9ヶ月。その間、他の人に片思いもした。けれど、いざ会うと元彼とは違う人で、いつも比べてしまって毎回会うのは1回きりだった。

 別れて半年が経った頃、元彼からSNSにメッセージが届いた。内容はたわいのない話ばかりだった。それでも彼からメッセージが届くと恋愛をしていた頃のように胸がときめいた。メッセージが届くとわくわくして、読むまでドキドキして、読むともっと嬉しくて。日に日に好きな気持ちが大きくなり、片思いをするようになった。

 しかし、連絡を取り始めて3ヶ月が経った頃、連絡が急に来なくなった。復縁したい気持ちが大きくなってしまって、それが相手に負担をかけてしまったのではないか。もう会話をすることに疲れてしまったのではないか。目に見えない不安が過ぎった。

 私たちは付き合い始めて1ヶ月で遠距離恋愛になった。彼は時が経つに過ぎて会えない寂しさは増し、徐々に会話をすることに疲れているようだった。私は彼にしてあげられることはもう全部していたからそれ以上のことは出来ず、別れを切り出した。

 今、振り返るとまた別れる前と同じ状況になっている。まだ好きな気持ちが残っているのに動けない。

 いつかきっとこの恋も思い出になるだろう。

恋愛は片方の思い、すなわち片思いでは成り立たない。両思いで成り立つ。しかし、両方が好意を持たなければ実らない。

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