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亡国の陣魔剣  作者: 流連
6/8

第6幕 陣魔と楊過 (3)

お待たせしました第6幕です。



 

  その日は、あまり寝ることが出来ず夜が明ける前に目が覚めた。

 

 

  A.M 2︰00

  少し夜風に当たろうと、部屋についていたバルコニーに出ることにした。

  目の前には、大きな湖があり月の光を反射して輝き、湖畔には 繧オ繧ュ繝ゥ� が.......


  え、 (な…なんであんなとこに?)


  でも、瞬きをするとその 者 は消えていた。

きっと 何かの見間違いだろう。

そう思うと、急に眠気が襲ってきたためすぐにベッドに入った。



A.M 8︰30

あれ、、深夜に何か見たような....さっぱり思い出せない…


そう考え事をしている時に限って邪魔は入るものだ。

「キセルーーーー! 起きてるーー?朝食を用意してくれているらしいから、食べに行こ!」

「起きてるよー 着替えたらすぐに行く!」ベッドから跳ね起き、すぐに着替え部屋を出た。



「よーし、って昨日夜ご飯を食べた場所ってどこだっけ、?」

「その通路を右だったと思うよ。」広い通路を歩いていると、セレナーデ様の姿が見えた。

「すみません、セリカさんとひ弱なキセルさん! 今屋敷のメイドたちは忙しいようで、ここからは私が案内致します。」

(サラーっとひ弱って言われたような。。。。。)



セレナーデ様と朝食をとっている時にセリカがひとつ質問をした。

「メイドさんたちはなぜ忙しいのですか?」

セレナーデ様は少しの沈黙の後に

「....私を助けてくれませんか?....」そう呟いた。

「メイドたちは、今厳戒態勢で警備をしてくれています。そこであなたがたを呼び寄せたのです。」

僕達は戸惑ったが 「素人の私たちができることなんて…セレナーデ様の方が武器の扱いが得意なのでは…?」?になった頭で精一杯考えその事を聞いた。

するとセレナーデ様は陣魔と楊過の違いについて話してくれた。

「陣魔と楊過には3つの違いがあります。


1つは、陣魔の武器には、神が宿っていること、


2つめに、武器が持つ魔装というオーラの圧の違い、


最後に、受け取った人の秘めている魔力量の違い、


最初の理由と最後の理由が大きな違いと言えるでしょう。まあ今大切なのは、魔力量の違いと魔装の違いというところにあります。そして........」

どんどん説明するセレナーデ様の話を頭で要約するとこのようなことを言っていた。


セレナーデ様の命を狙う者たちは魔法への抵抗力を持ち、剣術の手練なので圧倒的な力が欲しいとのこと


「それなら余計セレナーデ様が迎え打てばいいのでは?」そんな疑問を問いかけると

「私は、制和派(せいわは)なので、できるだけ争いを避け、魔装の圧だけで相手を追い出したいのです!」

(貴族社会はよく分からないが、地位が危なくなるということだけはわかった)

「えーと、つまり私達が陣魔の武器を持ってセレナーデ様の近くにいればいいってことでしょ! よーし、私たちに任せて!!」

「お、、おいそんなすぐに引き受けるのか? どんな危険があるかわからない、それに僕たちには荷が重すぎる。」

「でも今この力を使わないと、絶対に後悔すると思う」

「それはそうだけど…」


僕も後悔はしたくない。 僕も腹を決めよう


「あーもうわかった! 陣魔の武器を持ってたってればいいんでしょ。 セレナーデ様、その依頼引き受けます!!!」


不定期更新なので、気長に待ってください。

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